第8話 レベル9999になりました
勇者ラヴィ。泳ぎに泳ぎに苦戦した。
命を掛けて、魔界王シャークに追いかけまわされて、死に物狂いで泳いで泳いで。
スキルすら習得しません。
てかレベル上がってる。
そもそもこっちでレベリングすればよかった。
どうやらこの世界では苦手分野を伸ばすとレベルが上がるようだ。
1年か、泳ぎには苦戦した。
泳いでいると幸せを感じない。
あと、ちなみに、泳いでいる間。女神フレイヤはモンスター狩りを続けている。
金貨がざっと100枚になった気がするよ。
あと、人魚姫は泳ぎの指導ではなくて、魚ばかり食べている。
水を増やし続けているんだが、キースがそれを利用したり。
人魚姫マミンが魔力に変えたり。
エルフのキースは農作業に夢中になって。
城の中の食物倉庫をエレメンタル作物で埋め尽くした。
4種類の自然系作物をエレメンタル作物と呼んだ。
ちなみにかなり激うまだったりする。
これ地上の市場にもっていけば儲けられる自信があります。
あと、レア鉱山が消滅したので、ダンジョンの鉱山と言う鉱山を彫りつくしているドワーフのララド。
彼女の足はとんでもなく速く、手も早く。
高速掘りを続けている。
それが1年だ。
ぽっちゃり系の勇者になっていたが、泳ぎの訓練のおかげで、細マッチョと化した勇者。
泳ぎならシャークと遊ぶほど。
もう長ったらしい名前では呼ばず。
シャークはラヴィを餌ではなく相棒と認識。
今では一緒に泳いでいる【追いかけられている】だろう。
いや、まだ餌だと思ってるふしはあるが。
水の中での呼吸は人魚姫マミンが魔法をかけてくれて、永続的に水の中で呼吸が出来るとの事。
1年がかかってしまったが、次なるダンジョン攻略へと。
向かう事になった。
ちなみに。
レベル9999でカンストしました。
レベル12000の彼女達がなぜそこを乗り越える事が出来たのか。
謎で仕方ないけど。
今のラヴィはSSSSSランク級の勇者だと言う事。
あの村人達にアッと言わせられるが、やっと同格になった程度。
カンストをどう乗り越えるか試行錯誤中。
「泳ぎなら任せろ」
「もはや勇者様は勇者職業を捨ててしまわれた?」
「いや、勇者であり、泳ぎのたっちゃんよ」
「達人を略さないでください」
「いやーここまで来るのに1年かかったよ」
「普通泳ぐ事に1年もかけませんが」
「気にすんな!」
「逞しくなっちゃって」
「女神フレイヤさんこそがんばりましたな、金貨100枚って」
「やる事ないから取り合えずモンスターを狩りつくしました、どうせ沸くけどね、あとキースが魔法の種を植えちゃうから、沸きが遅くて暇で暇で、ラヴィ様はガチャを回さないし」
「ガチャはな、連打でするもんなんさ」
勇者ラヴィ。
ガチャの極意を学び中。
「さてと」
勇者ラヴィと女神フレイヤ。
ちなみに他の3名はそれぞれの仕事についている。
「いきますか」
2人は次の階層へと扉を開いた。
瞬間海に包まれた。
★
勇者帰還。
「ぜぇぜぇーあれはなんだ?」
勇者は2階層にて化け物達を見た気がした。
「でかすぎだろ」
最下層だけでもモンスターの大きさは城くらいある。
だが桁が違っていた。
海の中のモンスターはもはや惑星レベル。
ここは地獄なのか?
「えーと、どうやら私達が1年間やりすぎてしまったようですわね」
「つまり、てめーらが狩りつくしたせいで、ダンジョンレベルが上がっちまったんだろうがよ」
「はい、すみません、あの巨大モンスターはレベル99999です」
「あのー俺の苦労はどこにいったあああああ」
「大丈夫です。私達がいます」
「お前等レベル12000だろうがよ」
「いあーお褒め頂きありがとう」
「誉めてねー絶望してんだよ、レベル99999て魔王より何倍つえーんだよ、もはや神を超えてるだろうが」
「ゴッド様はレベル999999です」
「ゴッドやばかった」
「じゃあ、あの海の惑星か、巨大な貝だったな、ホタテかあれは」
「ホタテですね」
「しゃれにならんわ」
「鑑定したらホタテでした」
「名前もホタテかい!?」
「いえ、モンスターと言うかはただのホタテです」
「まじかよ」
「じゃあモンスターじゃないと?」
「はい、モンスターはその上にいます」
「って、モンスターと出会ってなかったのかい」
「モンスターだときっとレベル100000を超えるのでは? 楽しみですね」
「絶望だわ、もう俺籠るは、このダンジョンは攻略不可能です」
「ふと思ったんですけど」
「何を思ったんだよフレイヤ」
「ガチャで転送またはテレポート系のを当てればここから出られるのでは?」
「なるほどな、その手が」
「このダンジョンの危険度はもはや地獄を超えてると思うんですよね、あなたの幸運度あがりまくりでは?」
「あーやってみるかガチャ」
「その通りですわね」
その日、玉座にて女神フレイヤを隣に置いて。
100連ガチャを回しました。