第二話 冒険の始まり
から追い出されたのが夕方近くだったので俺はとりあえず宿を取ってから買い物をすることにした。
宿を探すため街を歩いていると俺の噂で街は溢れていた。
「うわ、、、、あそこのいるの勇者でもないのに呼び出された出来損ないだ、、、、」
「早くこの街からいなくなってほしいね、、、、」街の人からの冷たい視線が俺に向けられていた。
俺は視線に耐えれなくなりとりあえずまず服を買うことにした。
視線に先には服屋らしき看板が立っていた。店に入ると「おっ街で有名な召喚者じゃないですかぁらっしゃいという」高い声とともに店の奥から店主らしき20代近くの男性が出てきた。
その男性は俺の顔を見るなりあんた今のままだと怪しまれるぞといいおすすめの防具を指さし説明を始めた。
その男性によるとこの防具は相手の攻撃のダメージを半減にして顔も変えれるらしい。防具的にもそこまでゴツくはなく普通の服と薄さは変わらない。この装備の値段はいくらですか?俺はこの防具の値段を男性に尋ねた。
男性は「うーんそうだなぁ本当は2クイス金貨なんだが今回は常連になってくれるんならあんちゃんの将来にかけて無料にしてやろう。」
と俺に言った。俺はそ、そんな悪いですよ!と男性に言ったが男性は「おれの好意を無駄にする気か?」と少し強めに言ってきたので負けて無料でもらうことにした。俺は店を出る前に思い出したように男に2つ問いを投げかけた。
「この世界のお金は1クイスドル何円なんですか?あなたの名前は?」
その問いの答えはすぐにかえってきた。
この世界では1クイスドルは銀貨50枚金貨は1枚銀貨300枚の価値があると男性は教えてくれた。
名前はハイシーンっていうからよろしくな!と俺に言った。
お前の名前は?と聞かれたので俺は石川水樹ですと名乗った。
ははは!石川水樹か!顔と声覚えたからいつでも来いよ!とハイシーンは言い俺を見送った。
俺は早速顔を少し小顔に変えた。これで怪しさはなくなったわけだが宿を探さないと。空を見たらもうすっかり日が沈んでしまっていた。
俺は街路を歩いていると宿屋クイという看板があった。俺はその宿に入って料金を聞いた。宿屋の店主は俺にへいいらっしゃい一泊ですか?と聞いた。俺は頷くと静かに店主は一泊銀貨10枚ですと言った。
俺は銀貨10枚を渡して部屋に入った。その日は疲れていたのか早く寝ることができた。