プロローグ すべての始まり
ひっ!もうやめてよ、、、、今日は何も持ってきてないよぅ、、、
ほんとかぁ!?ジャンプしてみろよ。
おいお前たちここでなにしてるんだ!また石川を虐めてるわけじゃぁないよな?
やべ!先公が来るぞ逃げろ!ちっ今日は見逃してやる
俺は石川水樹17歳高校生だ。俺は数日前近くの高校からわけあって転校してきたのだが、、、、転校初日から毎日山田圭一朗とその一味に放課後呼び出されてパシリにされている。
親には事情を説明したものの高校に行きなさい!の一点張り。今日も部屋の籠もっていたら親に家を追い出され結局学校に行く羽目になった。
俺ははぁまた今日も虐められるのかぁそんなことを考えながら歩いていると立ち眩みがしたあとに眼の前が真っ暗になった。
「こいつは誰じゃ!?側近!」
分かりません、、、召喚した勇者は三人だけのはず、、、
そんな会話がかすかに聞こえ俺が目が覚めるとそこは見たことのないぐらい豪華な部屋だった。
ここはどこ!?君たちは誰!?俺が戸惑っていると王様が困ったような顔で説明を始めた。
実は、、、貴殿の眼の前に立っている三人の勇者は貴殿がいた現世から召喚したんだがなにかの手違いで貴殿も召喚されてしまったらしい、、、、
じ、、じゃあ俺は勇者ではないということですか?俺が困ったように質問を投げかけた。
そうじゃ。王様が問いに申し訳なさそうに答えた。
俺はさらに王様に戻る方法もないのですね?と聞いた。
、、、、、今のところ貴殿が戻る方法はない。と王様が問いに答えた。
おれは心のなかであの虐めからもこれでおさらばだ!と舞い踊った。
とりあえず俺は冷静さを装い勇者一行に挨拶をし名前を名乗った。俺は石川水樹なぜか召喚されたただの人間です。よろしく。俺がそう言うと三人は順番に自己紹介を始めた。俺は白川海星君と同じく現代から召喚された雷の剣士だ。よろしく。
私は水月唯菜現代から召喚された水の勇者一応ヒーラーよ。よろしく。
俺は額田健介だ現代から召喚されたタンカーだよろしく。
三人の自己紹介が終わったところで俺は王様からはとりあえず街にでも身を隠せばいいだろうといわれ俺に10クイスドル渡して王城から俺を追い出した。