表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの丘を越えて  作者: 平木明日香
もしもし?
3/3

第3話



 「ヒュー。可愛いねぇ姉ちゃん。俺たちと遊ばない?」



 …なんだ?


 朝からナンパか?


 電車を降りてホームの階段を降りる。


 改札口で定期券をかざし、コンビニでパンでも買おうかと思っていた。


 エスカレーターを使って北口の通路を出た先だった。


 噴水の前で男組3人に絡まれている女の子がいた。



 …って、んん?


 あれうちの制服じゃないか!?


 誰だあの子…


 見たことないけど



 「話しかけないでもらえます?」


 「そんなこと言わずにさぁ、暇してるんでしょ?」



 暇してる?って、服装見てから言えよ。


 これから学校に行くやつに言うセリフじゃない。


 めんどくさいだろうなぁ、あんなのに絡まれたら。


 大学生かな?


 見た感じ。



 「これから学校なんですけど」


 「ずっとここにいたじゃん。何待ち?」


 「話す必要はありません」



 ま、俺には関係ないか。


 なんかあっても近くに交番あるしな。


 ではでは。



 「あ!大介!」



 へ?


 俺を呼んだ?


 …いやいや、そんなまさか


 呼ぶったって、知り合いは近くにいないし…



 ガシッ



 なぜか、左手を掴まれている。


 掴まれてるというかくっついてる!?


 びっくりしすぎて二度見してしまった。


 ナンパされてたはずの女の子が、超至近距離に迫ってきてたから。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ