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おわりに

 ここまで、自分の今までの実体験や感じてきたことを元に、有益(ため)になるのかならないのか、よく分からないことを書き連ねてきました。

 人によっては「何言ってんだコイツ」「コイツの言ってることは間違ってる」「打ち切りになっても、もっと上手い効率的な方法で仕事はできる」などなど、ご意見は様々かと思います。


 ですがデビューを目指す方、あるいはデビューしたけど挫折した方、別にデビューとか興味ないけどマッタリ小説を書いている方。

 多くの方々に、少しでも『何か』を感じ取って頂けたのなら幸いです。


 正直言って、別にラノベ作家やプロの小説家になれなくても、それはそれでも良いと思っています。

 たとえ人気が出なくても、デビューできなくても、新人賞に落選し続けても――『何かに真剣に取り組んだ経験』というのは、その人にとって、貴方の人生にとって、大きな財産となるからです。


 自分は今回たまたま、28歳で再デビューできました。

 ですが20代のうちに復帰できない可能性も高かったです。

 仮に今回出版しても、また打ち切られる可能性はあると、先程も言いました。


 それでも、私は小説を書き続けます。どんな結果になろうともです。

 30代で再々デビューを目指したり、40代で再々々デビューする変なオッサンになるかもしれません。


 それでもきっと、小説を書くと思います。

 小説を書くのが得意とか、『他に何もない』とかじゃなく、今でも続けている(・・・・・)からです。



 小学校の放課後、夕暮れの帰り道で親友に語った、馬鹿馬鹿しい空想話。


 クラスメイト達が原稿を回し読みして、先生が「凄いね」と言ってくれた、冬休み開けの中学校の教室。


 高校時代に、100人くらいしかいない小説サイトで、皆が待ち望んでくれた最終回を投稿するため、震えながらガラケーのボタンを押した、蒸し暑い夏の夜。



 私は大人になった今も、あの日の続きをしているだけなんです。



 これから先、オッサンやお爺さんになっても変わりません。

 文章を書き続けられる限りは、何かしらの形で物語を披露して、発表し続けると思います。

 そしてなるべく多くの友達(ファン)と一緒に盛り上がって、笑い合って、楽しんでいくのが、私の人生の目標です。


 それが、再デビューした男の『これから』です。


 皆様は、どんな『これから』を過ごすのでしょうか。




***




 以上が、10代で打ち切りとなった後に20代で再デビューが決定した男の、伝えたいことの全てです。


 もし何か質問等ありましたら、感想ページの一言欄やTwitterまでお願いします。お答えできるものには、返信しようと思います。



 それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 感動しました。柔らかな語り口が素敵でした。 [一言] 不死鳥のように蘇る姿が良かった。何回でも読み返したいと思います。
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