ここは
おうちに帰ろう
おうちに帰ろう
痛みも苦しみも不安も恐怖も
かわってあげることはできないけれど
おうちに帰ろう
おうちに帰ろう
柔らかいベッドも食べ物もお気に入りのクッションも
暖かい夜と静かな朝も
きっとあなたを待っているから
いつもの場所でお昼寝して
いつもの場所で空を見上げよう
お日様が沈んでいくよ
夕焼けは茜色というんだよ
綺麗だね。
あぁ綺麗だね
もうすぐ闇に包まれるけれど
きっと光は満ちてくる
あなたに会えて幸せだったと
少しでも伝えられたらいいのだけれど
寂しさは人のエゴ
自由を奪って押し付けているだけ
あなたの気持ちはわからない
だけど一緒に居ようもう少し
だからおうちに帰ろう家族みんなと
最後の一日が終わるまで
ここはは猫の名前です(写真は子猫時)
拾った時から腎臓が弱かったですが、先日水腎症、尿管結石の閉塞になりました。
大学病院を紹介してもらい、手術しました。現在は無事抜糸を終えて、近所の病院に点滴に通っています。
完治は無理ですけれど、少しでも長く一緒に居たいと祈りを込めて。
読んでいただきありがとうございました。