表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ここは

作者: 古都ノ葉

おうちに帰ろう

おうちに帰ろう


痛みも苦しみも不安も恐怖も

かわってあげることはできないけれど


おうちに帰ろう

おうちに帰ろう


柔らかいベッドも食べ物もお気に入りのクッションも

暖かい夜と静かな朝も

きっとあなたを待っているから


いつもの場所でお昼寝して


いつもの場所で空を見上げよう


お日様が沈んでいくよ

夕焼けは茜色というんだよ

綺麗だね。

あぁ綺麗だね


もうすぐ闇に包まれるけれど

きっと光は満ちてくる


あなたに会えて幸せだったと

少しでも伝えられたらいいのだけれど


寂しさは人のエゴ

自由を奪って押し付けているだけ

あなたの気持ちはわからない


だけど一緒に居ようもう少し


だからおうちに帰ろう家族みんなと







最後の一日が終わるまで



挿絵(By みてみん)



ここはは猫の名前です(写真は子猫時)

拾った時から腎臓が弱かったですが、先日水腎症、尿管結石の閉塞になりました。

大学病院を紹介してもらい、手術しました。現在は無事抜糸を終えて、近所の病院に点滴に通っています。


完治は無理ですけれど、少しでも長く一緒に居たいと祈りを込めて。


読んでいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 悲しみと愛を感じました。 私は犬を飼っていますが、離別のことを想うと、いっそう今の有難さが身に沁みます。 どうか少しでも良い時間が過ごせますように。
[良い点] 優しくて暖かい、そんなおうちに帰りたいなとしんみり思えて…… 泣きたくなるような、深い愛情を感じました。
[一言] 昔一緒に暮らしていた、黒猫の雪君を思い出しました。 優しい子でした。 思い出させてくれて、ありがとうございます。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ