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ゾンビーノ!  作者: とれさん
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第78話 (幕間)「道中の出来事」


カズヤとヒル、ガイは王都への道を急ぐ

馬車旅だと王都へは約3日程掛かる

その間にヒルとガイはカズヤに事の次第を説明した


「そんな大事になっていたんですね、何かすいません…」


カズヤは申し訳なさそうに二人に詫びた


「此方も申し訳ない。まさかケノン王がそこまで興味を持つとは予想だにしなかったのだ」


「ならお互い様と言う事で謝り合うのはやめましょう、何かくすぐったいですしね」


3人は馬車の中で笑いあった


「ガイ隊長、魔物です‼」


先頭を走る護衛が馬車迄後退すると窓から魔物の襲来を伝えた


「うむ、では前衛二人で討伐を…」


「あ、ガイさん。ここは俺に任せて下さい、チャチャッと片付けちゃいますんで。」


カズヤはまるで近所に買い物に行くレベルの物言いで軽く言い放った


(折角なのでカズヤ君の実力を拝見させて貰おうか)


「うむ、それでは頼んだ」


ガイの返事を聞くとカズヤは馬車のドアを開け御者席へと移動する


「前衛の皆さーん、危険なので馬車の裏まで下がって下さーい」


カズヤは前衛の護衛を引かせて魔物の襲撃に備える


魔物は右斜め前方からかなりの速度で接近してくる


「カズヤ君、あれはタイホースだ!」


前方から迫り来る魔物の姿は馬とさして変わらない

道産子を一回り大きくした体躯に上下に大小2本の角がその鼻筋から伸びている

それが凡そ十数頭、護衛達とガイの顔色が青くなる


「カズヤ君!あの数のタイホースは危険だ、私達も加わろう!」


「いえ、大丈夫です、ご安心を」


ガイ達警備部の面々は半信半疑でカズヤを見つめる


5頭以下ならそれほど脅威にはならないが十頭を越えるタイホースだと連携されると厄介だ

しかもあの角は正面からの魔術攻撃を弾き返す

後ろ足から繰り出される蹴りは人1人位なら余裕で蹴り殺せる程の脚力を有する


そんなガイ達の気持ちを意に介さない様な飄々とした態度でカズヤは右手を高く掲げた


すると右手の上に円盤状の気の塊が薄く、広く拡がった


「気○斬っ‼」


その円盤状の塊はカズヤの手を離れると更に大きく拡がってタイホースの群れを襲う


丁度足の付け根辺りを切断されたタイホース達は斬られた事にも気付かずその勢いのまま胴体を地面に激突させた


「で、トドメッ‼」


今度は小さい円盤状の気の塊を無数に出現させタイホースに投げつけた


タイホース達は無数の刃に滅多切りにされ即座に絶命した


(ま、まさかこれほどとは…)


ガイをはじめ警備部の護衛班とヒルさん、御者の面々はカズヤの底知れぬ攻撃力に呆れ果てるしかなかった

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