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第3話 「…え?」
とにかく10話程度はこのまま突っ走ります!(ヲィ
…カリ…カリカリ…
(…ん?…この音は何だ?)
耳元で何かをかじる様な音がする
ゆっくり目を開けて音の元を探ろうと首を捻ると
ネズミが鳴き声をあげながら逃げ出した
(…俺…かじられてた??っ?)
ネズミにかじられていたとしたら病気が移ったかも知れない
慌てて耳を触ってみると…か、欠けてるかもっ??
ソファーから転げ落ちると薄明かりを頼りに鏡を探した
奥のドアを開けるとどうやら寝室だったみたいで壁にはくすんだ姿見が掛かっている
(暗くて良く見えないな…)
かじられた?耳の状態を見ようと顔を近付けるが余計に暗くなって見えない
パニックになってワタワタと動いている内に窓の外から眩しい光が差し込んできた
どうやら朝を迎えたようだ
(。。。。。。え???)
鏡に写った姿は…
土気色をしたゾンビだった。