3話 進化⁉︎
どぞ!
《進化しますか?》
《進化しますか?》
《進化しますか?》
《進化しますか?》
《進化しますか?》
《進化しますか?》
《進化しますか?》……………
あーもう。るっせー!!!今は停止!
………やっと止まった、さて今はマップにある洞窟へと向かっているのだが、奴隷の子がヤバイなぁ…体力的に痩せ細ってるし…ここらって食いモンあったけ?
そこらへんに生えてるきのこなどは食用になっていますが魔素が大量に付着してるため取り除かないと食べれない
へーこのキノコ食えるのか…集めまくろ、俺は回収しながら死体を引きずり、奴隷の子を抱っこしてあげた、やっぱり怖がられてる、皮膚が欲しいよ
進化してけば手に入るかも…
かもかよ!
まぁかもなら希望はあるからがんばろ。チェリーで終わりたくないしな…
程なくして洞窟を見つけた、とりあえず入ってみた、そこには、強敵とか魔物は一切いなかった、よかったぁ
さてまずは
《進化しますか?》
《進化しますか??????????》
わーたよ!まず進化だな
えーと…進化先は…
スケルトンアーチャー
スケルトンメイジ
スケルトンウォリアー
スケルトンライダー
スケルトンナイト大剣
スケルトンナイト片手剣
スケルトンキラー
特例
オーバーロード
特例ってなんだ?
オーバーロード
司令使いの上位的存在、死体を操れたりできる
進化できるがフル活動がなくなる
魅力的だがフル活動がなくなるのは嫌だ、却下だな
次、さてどうしようかなぁ…
弓は嫌いだし、ライダー興味ないし、魔法使えるのは嬉しいけど物攻下がって嫌だし…ナイトはいいけど片手剣に盾か…キラーは攻撃高いけどHPがなぁ…
スケルトンキラー+スケルトンナイト片手剣+スケルトンメイジ
これがフル活動により合成できます。
…………待て待て待て、どんだけチートやねんフル活動!
おいおいこれ変な方向に走ってくやつじゃないだろうな…魔王とか魔王とか魔王とか、絶対にやらねぇからな!……はぁまぁいいや、よし、フル活動頼む
スケルトンキラー+スケルトンナイト片手剣+スケルトンメイジを合体させました………
スケルトン変異種ソウルイーター/死神になりました。では進化します
は?なんかすごいことになったけど…おおお〜……俺を光で包まれたかと思って見てみると…
「何も変わってねぇ〜じゃねーかよ!布からローブに変わっただけ!」
「は、はぅ」
「あ?あーすまんすまん驚ろかしちゃったな」
「ほ、骨が喋った!」…バタン
あらら〜倒れちゃったよ
《進化しました、盗賊の討伐かつ盗賊のものを盗んだのでスキル【盗む】を手に入れました》
「おーまじでか!」…てあれ?声出てる……あーだから喋ったなのか、悪いことしちゃったなぁとまぁステータス
スケルトン変異種/ソウルイーター(死神) LV1
HP25820
MP105200
物攻15200
物防22800
魔攻86520
魔防115300
スキル?
フル活動 盗む
スキル
体術 剣術 鎌術 双剣術 身体強化 魔導士
なんか、ヤバイことになってるけど…大丈夫なんだろうか…
それにスキル?ってなんだよ、スキル?にするならスキルに入れとけよ!…そういえば、【盗む】手に入ったから盗賊どもから取れるかなスキル?
死亡して30分程度なら可能
とのことなので、盗賊の死体に手を触れスキル?【盗む】を発動
選択できるようなのでお頭とか呼ばれてたザッコの奴隷契約と気配察知をもらっといた。後はアッホの投擲と夜目をとっといた、今は1人に2つまでしか取れないらしい…しかしやっぱり実態が欲しいなぁ…体…
『 私ことフル活動の手によれば実態を体を手に入れるのは簡単です。』
おっまじでか、どうすればいいのかな?
『 ゴーレムなどは体を作るのに物質構成など使っています、それと状態維持というスキルあと人間が必要になりますね』
(そうか…物質構成はゴーレムからで状態維持は何から取れるんだ?)
『状態維持はスライムなど液状のものや稀にゴーレムに扮した偽ゴーレムの魔物が持っています』
(そっか、ありがとぉフル活動さん!)
『どういたしまして』
……………あれ?なんかフル活動さんの声が前までは機械音だったはずが可愛らしい女の人の声になってるし、返事が返ってきた……はぁ!!!
「ふぅあぁ⁉︎どゆこと⁉︎」
『どうも初めまして、主さまが進化しまして、フル活動もレベルが上がり主さまの意志からどんな子がタイプか調べ上げて人格を作り上げました。フル活動です』
「あ、はい、そうなんですね〜」
…まじかぁ…まぁ前より聴きやすくなったし、らくっちゃらくか
(えーと…これは俺は声を出さなくても聞こえてるんだよね?)
『そうですね大丈夫ですよ主人様、これからもよろしくお願いします主人様』
(あ、ああ宜しく…えーと…………)
『どうしました主人様?』
(いや、フル活動って女の子の声なのにそんな名前嫌だなぁって思って…フル、フル活動フルフルフルルルフルルルルフルカツドウフウカツドウ….フウカ、よし。お前の名前はフウカだ…でいいかな?)
『ありがとうございます、主人様!』
主人様かぁ…そういえば俺って魔物だから名前なかったなぁ…
『そういえばそうですね〜主人様名前ありませんもんね…』
(あっ、おう聞こえてたのね)
『ハイ!主人様が考えてることは私は主人様の脳であり心なのでわかります』
(そうなんだ…)
さてと俺の名前は後回しでいいからこの子をどうするかなぁ…
おっと目覚めそうだな、ちょっと離れないと…ドカーン!!!
「いってぇ!何でだよチクショー、軽く地面けっただけだろ!」
『主人様が進化して私が合成したから一気に強くなっちゃって制御しきれてないんですね』
(なるほどね)
とと、びっくりさせちゃったかな?
「ス、スケフトン、え?あれ?さっきまで布だったのに何で⁉︎」
「あー、そのいいか?」
ビク!!!
「あーすまない、俺は魔物だもんな…そりゃ怖がられて当然か」
「ス、スケフトンは何で私を襲ってこないの?」
「あー何でだろ?普通の魔物と違うみたいだな俺が」
「へ、へー…」
「お前?帰るとこあるのか?」
「へ?あ、あります!」
「そうか、今は多分俺が君の主人になってると思う、それを解除するから近づいていかな?」
「う、うん」
俺はゆっくりと近づいた、奴隷の子の近くまでにたどり着いて盗賊から盗んだ奴隷契約を使って、首輪と印的なのを消した。
「よし成功だ、あとはお前を家まで送ればいいな」
「え?送っててくれるの?」
「お?おう、ちょうどいい機会だしこの森の外にでも旅に出てみようかなぁと思ってな」
「ほぇ〜、その頑張ってください!」
「お?おう、ありがとな」
俺は自然に少女の頭に手を持って行ってしまった、一瞬ビク!!!とした少女だったが大丈夫!といった感じで頭を俺の骨の手に擦り付けてきた、俺はそれに応えるように撫でてやった。
そのあとは森でとったキノコの魔素を俺に取り込み抜いて茹でたキノコだけだけど食べさせて、俺は少女を家の近くまで送り人体を手に入れるためスキルを探しに旅に出る、予定だ!
ちなみに人間の身体が必要とフル活動のフウカが言っていたので進化して手に入れた魔導士の空間魔法の収納を使い盗賊の死体を入れといた。
待ってろ人間の体!絶対に手に入れてやる!