中学三年生②-2
第九話の2です。本編の物語としてはもう九話目、投稿数で言えば合わせて十三話も投稿したんですね。我ながらよくここまで続けれたな、と。読んでくださっている人がいるって思うとはりきっちゃいますね。特にここ最近は。
そんなこんなで中学三年生の生活も残り少なくなりました。(私じゃないですよ。)そんな彼らの物語を楽しく読んでいただけたならば嬉しい限りです。では、今回もよろしくお願いします。
「時の流れは妙におかしなもので、血よりも濃いものを作ることがあるね。」
学校の屋上。空が夕暮れから段々と暗くなる中、グラウンドでは準備委員会の人達が急いでキャンプファイヤーの準備を行っていた。本来、今の時間はクラスの展示、露店、部の出し物の片付けを行っなっている時間帯なのだが、
「たまにはさぼってもいいんじゃない?」
という真美の言葉を聞き、あらかた片付けの目処が着いた所で私は屋上に上がった。
「誰の歌だよ。」
隣に座っていた佐藤が訪ねてくる。
「B'zの歌だよ。RUNって曲。僕のお気に入りの曲なんだ。」
「B'zか、あんまり知らない。」
佐藤はあまり邦楽を聴かないのだろうか。それとも、結構古い曲なので私と同じ歳の子達は知らないのだろうか。シングル曲では無かったし。
「でも」
暗くなり始め、もう少しでキャンプファイヤーに火が付きそうな時に佐藤は言った。
「悪くねぇ曲だな。まるでお前らの事じゃねぇか。」
屋上の真ん中で亜里沙さんと話している二人を見て喋った。
「お前と亜里沙さんもな。」
「そうかもな。」
珍しく佐藤は同意した。
「Let's run, run foy your life・・・か。」
中学生最後の文化祭。それまでに様々な事があった。それこそ、血よりも濃いものを作るきっかけになったのかもしれない。同世代の人よりも長い年月を過ごし、経験していたからこそこのように出来たのかも知れない。特別なこの時期を二回味わう事が出来たからこのようになったのかも知れない。一回目は今みたく上手く行かなかった。大きな回り道をしながらもがき続けた。その経験が有ってもなお、私は回り道をしながら歩いてきた。
「面白いな、何事も解らない事ばかりだ。」
「解らないから、面倒くさい事ばかりだけどな。」
溜め息をつきながら、でもほほ笑みの顔で佐藤は答えた。佐藤が笑う顔を、私は亜里沙さんと二人っきりの時以外では初めて見たのかもしれない。
そのように思っていると屋上の扉から小倉が現れた。それを見るや否や、佐藤はまたいつものように仏頂面に戻った。素晴らしいまでのツンデレ具合である。
「良!っと、佐藤もいたか。ちょっと大変なんだよ!速く屋上か」
扉の前で言い終える前に小倉の体は後ろからの衝撃で吹き飛ばされた。何事か、と皆が見守る中、小倉の体が地面に倒れると後ろから人影が見えた。
「お兄ちゃん!」
「加奈!?」
加奈が私のもとに駆け寄った。小倉を踏むのを厭わないまま。小倉が嬉しそうにしているのはおそらく私の見間違いなのだろう。
「ちょっと待って、今は在校生しかいれないはずだけど。」
「あの人だって在校生じゃないでしょ!」
亜里沙さんを指指し、加奈が答える。よくよく考えると亜里沙さんは高校生だ。
「加奈ちゃん、良くん困ってるよ。」
亜里沙さんとの会話を一時中断し、増田さんが歩み寄る。増田さんが来た事に、顔を不機嫌にし、小さく、だが増田さんに聞こえるように、
「この泥棒猫が、」
と呟いた。
「え!えええ!?」
「解ってるんですからね!増田さんがお兄ちゃんにしている事を!その体で何をしているか!普段は大人しくしているくせに・・・・・・」
あの台詞を現実で使う人がいるのを初めて見た。それも実の妹が。増田さんが狼狽し始め、その間も加奈が言及している。
「ま~ま~、加奈ちゃんもまっちゃんも落ち着いて、ね?」
「ま~真美さんは貧乳だからどうしようもないですもんね。」
「誰が貧乳だ!!!!私は普通だ!!!!!」
落ち着かせようと来たはずの真美が、加奈の言葉一つで逆の立場になった。そしていつものように三人での言い争いが始まる。この光景を何度見た事か。思わず、額に手を当てて溜め息をついた。その様子を見た佐藤が、
「相変わらずだな。他のやつが見たら羨ましがる状況だ。」
呆れながら言う。
「匠もそのほうがいいんだ?」
私が言うよりも速く、いつの間にか近くに来ていた亜里沙さんが答えた。
「い、いや・・・別に、俺は・・・」
「そうだよね。私は真美ちゃんや増田ちゃんやその子と違って美人じゃないもんね。私の他に美人な人が匠の声かけてたら匠はそっちに行っちゃうよね?・・・」
笑顔で言うのだが、その笑顔が怖い。女性の笑顔で問い詰める様子はどうしてこんなにも怖いのだろうか?佐藤はあたふたし、必死に誤解を説いている。佐藤の説明を言葉では信じていないように反論するが、顔は嬉しそうにしている亜里沙さん。今の佐藤ならそれくらい読み取れるだろう。私は小倉の元に歩み寄り、
「面倒くさい状況だから準備室に行こうよ。」
と言った。
「全ての元凶はお前だけどな。」
溜め息をつきながら立ち上がり、小倉は言った。間違いでは無い。
「ホント、羨ましいぜ。一番佐藤が幸せそうだけどな。あんな中二病野郎が美人の先輩とつ付き合えるのに俺はよ~・・・・・・」
肩を落としながら、小倉は歩いた。私も小倉について行き、階段を降りながら、
「いつか現れるさ・・・・・・多分。」
私が言うと嫌味にしか聞こえないのだろうけど、私だって常にこのような立場では無かった。それでもいつか、誰かと相思相愛になれる時が来る・・・・・・多分。
「お前、来週の水曜日、午後から開いてるか?学校か?」
部屋で勉強をしていた所、携帯電話に師匠から電話が入った。
「普通に学校なんですけど・・・・・・何かあるんですか?」
当たり前だが、休日でも無い平日の午後は学校にいる時間帯である。
「いやな、前に一回俺の付き添いでレコーディング見学した事あったろ?その時のプロデューサーがさ、お前に一曲叩いてもらいたいって言ってるんだけどどうする?」
師匠の話が本当なら私に仕事の依頼がある、と言う事だ。私の今の仕事は学業だ。しかし、これはまたとないチャンスだ。これを機会に、私は今以上に学ぶ事が出来るのかも知れない。そう思うと私は、
「やります。やらせていただきます。」
直ぐに返事をした。
「そうか、それじゃあ明日伝えておくから。んでその後曲の楽譜を渡すからな。ちょっと練習しておけ。大丈夫だ。そんな難しい事やらねぇよ、多分。」
「そうですか。ありがとうございます。でも何で僕に依頼が入ったんですかね?師匠何か言いました?」
私はそう言うと、師匠は少しう~んと考えた後、
「ま~、誰か若いのでいいのいないか、って言われた時にお前の名前を言ったくらいかな~。んで、実際のお前をあの時見て、まだ若い事に驚いたんだろう。んで試してみたくなったと。そんな所じゃね?」
それから、二言程話をし、私は電話を置いた。
そして、初めてのレコーディングの仕事の日になった。
「あれ、良帰るの?」
午前中の授業が終わった所で帰る支度をしていると、真美が話しかけてきた。
「あれ?言わなかったっけ?」
「真美さん、良くんは今日お仕事なんですよ。初めてレコーディングに関わるって言ってたじゃないですか。」
私が今日何かあったのか、と不思議そうな顔をしている真美に、呆れたように増田さんが言う。
「・・・・・・あれ本当だったんだ・・・・・・良に先越された!!!!!」
私の言葉を冗談だと思っていたのだろう。真美が非常に悔しそうにしていた。元々真美はプロの演奏者を目指していたのだ。バンドで、という事と同時に元々の目標の方もしたかったのだろう。
「全部師匠の力だよ。何の業界でも信頼が一番大事だからね。だから僕も重圧が大きいよ。」
私一人の力だと今の段階で仕事の話が来るはずもない。いかに師匠がこの業界で大きい人かと言う事が解る。
「あ~あのエロ親父良がドラム録ってた時凄かったもんね。普段と違ってオーラバリバリ出てたもん。」
「そういう事。じゃ、時間無いからこれで。」
私は真美と増田さんに挨拶をし、教室を後にした。
「おはようございます。」
約束の15分前にスタジオに入り、私はその場にいる全ての人に向け挨拶した。そして、中には入り、仕事の準備をした。仕事の手順は前に一度、師匠の仕事を見ていたために一通り頭に入っていた。約束の時間の15分前にスタジオ入りしたのは、私が新人なので、今日来る他のエンジニアを待たせる結果になってしまってはいけないと思い余裕を持って来たのだが、予想以上に早く着いてしまった。
「お、気合入ってるね~。ま、そりゃそうか。」
スタッフの一人が私に話しかけた。
「はい。新人ですから。これくらい当たり前です!」
「元気がいいな!まだ中学生だって?それで薫さんの信頼を受けるなんて相当だよね。皆噂してたんだよ?薫さんが初めて弟子をとったって!」
改めて、師匠の持つ力は凄いことを思い知らされる。そして、その信頼を地に落とす結果にならないようにしなければならない。
「それじゃあ、頑張ろうよ!力抜いてね!」
「今の所、もうちょい前ノリで頼む」
「解りました。」
やはり、プロの音響さんが求める事は細かく、そして予想以上に多くの事を求められる。
ただ、叩くなら楽譜を一回見るだけですぐ出来る。しかし、それだけではいけない。ただ叩くだけなら誰でも出来る。そして、ただ上手く叩けるなら全てのスタジオミュージシャンは叩ける。そこから何が求められ、使いたいと思わせれる人物になるのか?それらを身に付けなければ仕事は来ないだろう。
「オッケーです。」
スタジオから出ると、ディレクターに呼ばれたので、ディレクターの元に向かう。
「おつかれ、いや、予想以上だったよ。いくら薫くんの弟子とは言え私は君の演奏を聴いた事が無かったからね。いや、その歳でこれだけのレベルを持つなんて素晴らしいな。」
「ありがとうございます。」
ディレクターの賛辞の言葉を素直に受け入れる。私は一応、求められた要求に答えられたのかも知れない。
「そこでだ。」
真剣な表情のまま、ディレクターは話を続けた。
「君が私の求めるレベルで終わらせたなら君はここで今日の仕事は終わりだ。だが、君は私の思う以上に答えてくれた。そこで、もう一曲あるのだが、叩いていってくれないか?」
そう言うと、ディレクターは私に右手を差し出しだ。
「喜んでやらせて頂きます。」
私はその手を両手で取った。
「お前もこれではれてプロのミュージシャンだ。」
師匠は店員の出された料理に手を付けるのを一旦止め、私に言った。私は師匠と師匠の奥さんの三人で料理屋に来ている。初めて給料を貰った時、私は直ぐ様に師匠に何かしなければならないと思った。それで私は、師匠と師匠の奥さんを家族で本当に特別な時にだけ使う料理屋に招いた。
「プロですか?」
「金を貰ったんだ。お前がドラムを叩き、商品が出来て流通ラインに乗る。そして誰かがそのCDを手にする。金が巡り回ってるんだ。お前がドラムを叩いた事で金が動く。立派な商売で、プロフェッショナルだよ。」
師匠の言う事は仕事上での意味でプロと言っている。自分の行う事でお金を貰える。それはもうプロだということだ、と。ここ日本においてプロとは技術が優れて、芸術面で成功している人、様々な仕事上での成功者、有名人を指している事が多い。
「お前の評価は凄く高かった。今回の曲は女子高生バンドのアニメの曲だそうだ。この曲が売れる事になるとお前は次からも呼ばれるだろう。新人だから単価も安いしな。んで、もしかしたら同じようなアニメやゲームの時に呼ばれるかも知れない。そうして仕事をこなしていき、信頼を勝ち得る事で次々と仕事が入るんだ。」
こういう事を一つずつ積み上げて師匠は今の立場になったのだろう。師匠は料理に手を付けるのを止めたまま、
「だが、お前の目指す世界はそこじゃないだろ?取り敢えず経験と知識を増やして、それを活かして行けばいい。」
私に話をし続けた。隣で奥さんが冷めると勿体無いから、と呟いているがそれを無視して喋っていた。私の事を思い、師匠の経験からアドバイスしてくれている。料理に手を付けないでだ。師匠の思いやりに、私は感謝しても仕切れなかった。
「良くん、本当に今日はご馳走様。こんな美味しいお店、お高いんでしょう?」
「いえ、金額以上のモノを僕は師匠と奥さんに貰いましたから、せめてこれくらいさせて下さい。」
「嬉しいわ。若くてイケメンな子からお食事に連れていかれるのわ。」
店を出ると直ぐに、奥さんから感謝の言葉を頂いた。
「ま~、ありがとうな。こういうのも悪くないな。」
「あなた、もしかして感激のあまり泣いてる?」
「うるせー。」
師匠が照れながら奥さんに言った。師匠は物凄く情に熱い所もある。そんな師匠だからこそ、私は着いて来れたし、これからも着いて行きたい。単に、今の私がいるのは師匠のおかげだ。もちろん、他の人のおかげもある。
私は人との繋がりが自分を強く、たくましく成長させてくれる事を身に染みて実感した。
<Side Another>
「君はベースなんだね。重くないの?」
「だってカッコいいじゃん!四本しかないし!」
それが私と良の初めての会話だった。今からもう何年前になるんだろう。十年以上前かな?私がベースを習いに行ってた音楽教室で会った同じくらいの子。音楽教室で初めて出来た同い年の子。
良がドラムを習っていると知ると、私は良と一緒に練習をする事が多くなった。家で一人で弾いててもつまらなくは無いんだけど、人と一緒に演奏するのは一人よりも全然楽しい。
そのうち、課題の曲から私がしたい曲、良がやりたい曲、曲じゃなくても適当にセッション。凄く楽しかった。私は良と一緒にベースを弾いている時が何より楽しくてしょうがなかった。学校の友達と話したり、買い物に出掛けるのももちろん楽しいけど比較にはならなかった。
それから月日が流れるうちに、私は良を意識し始めた。良は学校で友達が格好良いって言う男の子と比べても大差ないくらい格好良いし、周りの男の子達と違って落ち着いていて、大人っぽかった。そんな良に少しずつ、友達って感覚から好きな人って感覚になっていった。でも言い出せない。言ったらこれまでの関係が崩れるって思うちゃうと動けなかった。
良の通っている小学校は物凄く頭の良い小学校だ。そして中学もそのまま上に上がっちゃう。今は良と一緒にいれるけど、もし、もしかしたら会えない時間が増えて、そのうち会えなくなっちゃうって思ったら凄く嫌だった。
「同じ中学校に通えば良いんじゃない?」
友達に相談した時にそう答えが返ってきた。そうだ、そんな簡単な事で一緒にいれるんだ。でも今から勉強して入るのは物凄く厳しい。多分音楽教室も、良と会う事も我慢しなきゃいけない。でもそれを乗り越えたら毎日良と会えるんだ、って思ったら寂しかったけど頑張れた。
試験が終わって、合格発表があり、私が合格した時は泣いて喜んだ。お母さんもお父さんも喜んでくれた。
次の日、久しぶりにスタジオに行った時、外に良がいた。私は嬉しくなって近寄って驚かしたりした。それで、何でここにいるの?って聞いたらバンド練習だって良は答えた。同じ歳の子達同士らしい。多分、その子達は良の凄さを解っていない。そして、良の実力を発揮させることが出来ない、そう思ったらそいつらに良の凄さを見せてやる!って気持ちになった。良の手を取り、私はスタジオに向かった。中に入ったら、私が良の手を取っている事に怒っている子がいた。その子は凄く可愛いし、反応から良の事が好きなんだって一発で解った。でも良と一緒にいるのは私が一番長い、他の子に負けるはずが無いって自分に言い聞かせた。
まさかその子と親友と言えるほど仲良くなるなんてその時は思わなかった。
「真美さん、良くんって他に好きな子がいるから私達に振り向いてくれないのかな?」
中学に入学して、最初は余所余所しかったまっちゃんと私も、あまりに良が反応してくれないから二人で話をした所、意気投合をして仲良くなった。まっちゃんが不安になる気持ちは解るけど、他の子を好きになるなんて事有り得ない。だって、まっちゃんは凄く可愛いし、それに・・・・・・大きい。私と比べ物にならないくらいに。一度触らせてもらった時にその感触に私は夢中になってしまった。もう少しで危ない線を互いに超えそうになっちゃいそうだったけど、踏み止まった。同姓の私でさえこうなっちゃうのだ。異性ならどうなるかなんて考えなくても解る。
「真美さんも増田さんも、私には結局負けちゃうんで違う男の人でも見つけたほうがいいですよ?」
ある意味一番やっかいなのは妹の加奈ちゃんだ。この子は良より、全てにおいて完璧だ。私も小学生に胸の大きさを負けるとは思わなかった。そして何より美人過ぎる。アイドル?女優?そんなもの霞んじゃう。私もまっちゃんも一番気をつけてるのは加奈ちゃんだ。だって、未だに部屋が一緒なのは加奈ちゃんが駄々をこねたせいだって言うし、良への事となると凄く怖くなる。 あの日、私とまっちゃんがキスをした時は恐ろしかった。そして、加奈ちゃんのキスは私達の誰より激しかった。そのうち、行為が始まっちゃうのかもって思うくらいに。
良が私とまっちゃんの事を異性としてちゃんと捉えてくれて、そして好きなんだって事を知った時は嬉しい反面、一人の女性も選べないのかよ、って思った。でも、私は良以外考えられない。ならば一番になるしかない!それであんな事言ったけど、まっちゃんの方が行動に関して一枚も二枚も上手だった。
「それくらいしないと真美さんに勝てないもん。私が勝ってる部分って胸の大きさしかないし、」
その大きさがだいぶ強いと思うんだけど。
「スタイルも顔も性格も真美さんの勝ちだもん。何でこんなにスタイル良いの?」
そう言ってまっちゃんはよく私の体を触る。それもいやらしい手つきで。最近のまっちゃんはSっぽい。まっちゃんの行動力は加奈ちゃんも最も危惧しているらしい。
でも、まっちゃんならって思う。まっちゃん以外に考えられないから。
そうこうしているうちに中学生活も終わりに向かっている。バンドも目指すべき道を決めたし、恋も頑張らなければならない。これまで以上に険しくなるけど、頑張って行こうと思う。
「真美さん、帰りにドーナツ食べに行こう!私がお金払うからいっぱい食べていっぱいおおきくなってね!」
「太れってこと?」
今回も読んでいただきありがとうございました。
一応前回からの続き、真美の話しって形で書きました。百合好きな私の中では真美はネコ、増田さんはタチだと思っています。どうみてもキモイです、本当にありがとうございました。
まあ、そんな感じで書いちゃいましたけど、どうしたらもっと面白く書けるかなって考えています。彼らはインディーズでやってからメジャーに行くのか?それとも、インディーズを経てそれなりの結果を得たら自分たちでレーベルを立ち上げて活動していくのか?
そんなこんなでそこら辺ももう一度勉強して考えていきたいと思います。でもそれは中学生の間じゃ書けないって言う・・・・・・まだまだ続くかも知れません。
それでは、今回も読んでいただき誠にありがとうございました!