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緋色は行く。地獄の〈修学旅行〉へと__
んー。やっぱり不吉なんだよなぁ……。
さっきから悪寒が止まらないし、黒猫はやたら前を通ってくるし、植物はやたら枯れてるし……
おわ、やっと学校に着いた。
私は、「白江高等学校」と書かれたプレートの貼ってある校門を通る。
生活委員の真面目眼鏡こと……誰だっけ。
まぁ、やたらと大きい声で挨拶してくる。
うー。これだから男子は嫌だ。
私はガタガタと震える肩を庇いつつ、校庭へと行く。
おー、皆集まってら。
あ。真面目眼鏡もこっち来てる。
そーだなー。京都かー。
京都かー。
京都なー。
うん、何か言おうとしたけど、特に何もなかったわ。
お、バスが来てる。
んじゃ、乗り込みますかー。
「うぉ、すげえ! な、岡本さん。」
隣で男子がうるさい。
「なーなー岡本さんー。」
うっせぇこちとらコミュ障なんだよぉ!
……ちょっと悲しそうにすんなよ……
謝罪の代わりに、「うん。」とメモにかき、男子に渡す。
あ、急に喜んだ。
文字にするとぱあああああああってなってる。
うん、何かごめんって。
……
バスが急に止まる。




