第82話『字(あざな)と渾名(あだな)』
村に戻ってきたのは、閉門前の5時頃だった。またもやマラソンで帰ってきた。
パルクールのような木登りと枝渡りを、小休止を入れながらひたすらやった。
時々、ターヴィに手本を見せてもらったりした。
枝の間を連続してすり抜けたり、段違い平行棒の車輪の要領で、掴んだ枝の上に素早く立ち、別の枝に飛び移ったりと、猿飛サスケを彷彿させる技の連続だ。
樹を真っ直ぐではなく、らせん状に素早く登るのは、敵からの攻撃を避けたり、目くらましの意味もあるらしい。
まさしく猿飛の術である。考えることは基本同じなのかもしれない。
見た目が少年なので、着物を着せれば、白土三平『サスケ』の主人公、少年忍者みたいだ。
「そのまま索敵も続けろよ」
ドSな悪魔が下でほざいている。
出来るかーっ! 動くので精一杯だよ。
時々、遠くの方に動物の気配がしたが、近くには寄って来なかった。ヴァリアスの奴がはらってるのかもしれない。
太陽が青い山に差し掛かった頃、ヘトヘトになった俺は、さすがに疲れたターヴィと一緒に座り込んだ。
「今日はこのくらいにしとくか」
やっと悪魔のお許しが出た。
「じゃあこれ飲め。体力が回復する」
2本の小瓶を出してきた。
飲む前に解析すると、ただのミント水なのだが
「わあ、疲れが吹っ飛びました。こんな高価なポーションをおいらなんかにも使って頂いて、有難うございます」
ターヴィが頭を下げる。
「別にそんな高価なもんじゃないぞ。なあ蒼也」
「そうだな、自前だし」
もちろんミント水はダミーで、奴が直接体力を回復させているのだ。
ターヴィは救出された時、治療したのもポーションを使ったと思っているからだ。
「鳥はリトゥが預かれるか?」
「あっ、はいっ。以前似たような鳥をテイムしていたので、大丈夫です」
「よし、じゃあ走るぞ」
奴が来た時と同じく、鳥を持ったターヴィを抱えた。
悪魔はあくまで悪魔だった。
★★★
「おうっ、例の鱗な、112万エルで落札されたぞ」
ターヴィと別れて役場に戻ると、開口一番、アイザック村長が言ってきた。
「はいっ ?! 112万? ギーレンの時より高いんですけど」
確かヴァリアスの奴が出した、新鮮な鱗でさえ1枚90エルだったよな。
「他所での値段はわからんが、競りで値がどんどん吊り上がっちまったからな。
本当はもっと上がりそうな勢いだったんだが、途中で争ってたギルド本部のお偉方が興奮し過ぎたのか、急に具合が悪くなっちまってな。
それで棄権せざる得なくなっちまって、それで男爵が見事、競り落としたって訳さ」
村長は相変わらず、首に手を当ててゴキゴキ左右に動かしながら
「医者を呼ぼうとしてたら、競売が終わった途端に具合が良くなってな。
奴さん、凄く悔しがってたもんさ。もう宥めるのが大変だったぞ」
――怪しいなあ、それ。
そんな都合よく具合が悪くなって、また治るなんて、何かの力が作用したとか思えない。
ギルドのお偉方なら、かなり強力な護符で守りを固めていただろうけど、それでも打ち破れるんじゃないのか?
使徒の力なら。
とんだサポートだな。
「あと、レッドアイマンティスの方だが、これは部位バラバラに落札されてな。
ええと、こっちの書類に明細が書いてある」
ポルクルが差し出してきた紙を、そのまま俺のほうに渡してきた。
この時間になると、もうオバチャン達はいなかったが、なんとなくいつものテーブルに座る。
「そういえば男爵達は?」
「ああ、鱗を競り落とした途端に、急いで帰っていったよ。なんでも今、黒い森の魔素が奥に引っ込んでるらしいんだ。
荒れた後の揺り返しかもしれんが、今のうちなら、森の側を通っても魔物が出てこないそうじゃ」
「じゃあ今は、比較的安全なんですね」
「そうなんだが、そういう事は早く言って欲しかったよな。帰り際に聞いたばかりだから、調査が明日になっちまう。
1日出遅れちまったよ」
村長が言うとはなしにぼやく。
「何か不味いんですか?」
「ああ、取り越し苦労だとは思うが、念のためにな」
村長はポルクルが持ってきたオーツ麦茶を、グイっと飲んだ。
「黒い森の魔物が奥に引っ込むって事になると、まわりの森や山から別の動物や魔物が、稀に移動してくる事があるんじゃよ。
今まで森の魔物の気配が恐くて、入って来れなかった別の動物とかがな。
数匹ならいいが、種類によってはその土地の生態系を変えちまう事もあるから、明日、調査隊をたてることにしたんじゃ」
ふーん、人間がわざわざ持ち込まなくても、自然災害(?)でそうなっちゃうのか。
競売の手数料10%を差し引いて、代金を現金で頂く。
こういう競り落とした物の代金は、基本その場で現金で支払うそうだ。
大事なコレクションの1枚を売ったお金とはいえ、臨時収入だし、2人にはお世話になってるから、ここはギルドに半分寄付しようかな。
俺がトレーのコインを全部取らずに、残ったコインをトレーごと渡そうとしたら、奴に日本語で止められた。
『蒼也、自分で稼いだ分は、お前が貰っとけ。そういうのは、もっとランクが上がってからにしろ』
『そりゃ確かにシルバープレートでもない者が、寄付なんて生意気かもしれないけどさ。
なんかここ、言っちゃなんだけど、貧乏なギルドなんだろ?
だったら寄付って大事なんじゃないのか?』
それにとっても世話になってるし。
『お前みたいな低ランクに、同情で多額の寄付金貰う方が、恥ずかしい事もあるんだよ』
そうなのか。
よくわからないけど、そういうプライドみたいなのがあるのかも知れない。
色んな意味で早くランク上げないといけないなあ。
あとでポルクルから聞いたら、奴がちゃんと寄付金を渡していたらしい。
うーん、こっそり恰好つけやがってぇ~。
今日もよく運動したのでシャワーを浴びたい。
村長に断って、また2階のシャワーを借りに行く。
ヴァリアスは1階で、そのまま村長と待ってた。
手早くシャワーを浴び、着替えて廊下に出ると、さっき通った時には開いてなかった、客室のドアが少しだけ開いていた。
なんとなく覗くと、そこには開いた窓を背にしたネーモーが立っていた。
「男爵が忘れ物をされましてね、取りに戻ったのです」
そう言うとチェストの引き出しから、タオル地の端切れを出した。
俺が売ったタオルだ。
何故か断裁されて、切り口や表面がほぐされている。
「調べるために1枚分解したのです。
テリー織りに比べたら、麻布のような安さですからね」
解析ばかりに頼らず、直に織り方を探ろうとしたらしい。
「本当に調べたんですね。男爵のその勉強熱心なとこ、敬服しますよ」
俺は本心から言った。
「うちの町でも繊維商品は扱ってますからね、織り方を習得できるかもしれないので」
「だけど、これって確か機械織りなんですけど……」
タオルって手で織れるのかな。
「そういえばテリー織りをご存知ありませんでしたよね。あれは転生者が昔伝えた織り方なのです。
確か、あなたの星から来た者ですよ」
後でネットで調べてみたら『テリー織り』ってあったよ。
テリークロスとも呼ばれていて、パイル織りの一種らしく、昔は機織りで作っていたようだ。
「この織り方が伝わっている、南の国にはその転生者や、その子孫が多くいるのですよ。
魔法に頼らない、高度な機械文明を築き上げていましてね。そういう技術者を多く抱え込んでいるからなのです」
転生者が多い国か、それはちょっと興味あるな。
長い指でタオルの切り口を撫でながら、ふと顔を上げると
「そういえばソーヤさんは、なぜヴァリハリアス様に、『ヴァリアス』という字もとい、略名があるか知ってますか?」
「それはこちらの一般人名では長いからだとか……いえ、知りません」
なんか他に理由があるのか?
「フフッ、それはですね、昔ある転生者がいたのです。
地球―――あなたと同じ星から来た方でね。
この星とは同盟を組んでますから、地球からの転生者の割合は結構多いのですよ」
「その人が何か関係してるんですか?」
「彼がね、初めてヴァリハリアス様を見た時、生前の母国語でこう言ったんです。
『カリハリアス!』ってね」
ネーモーは何故か可笑しいらしく、右手で口元を隠すとクスクス笑った。
「カリハリアス……あっ!」
言語スキルのおかげで突然理解できた。
カリハリアス καρχαρίας ――― ギリシャ語で『サメ』のことだ。
俺はサメ男と言ったが、ズバリ言っちゃったギリシャ人がいたのか。
でもそれはしょうがないよなぁ。地球人の感覚だもん。
「――要らんこと言うなっ !! ヘタな隠蔽しやがってっ!」
突然、当のサメ男がドアを突き破る勢いで入ってきた。
「まわりに誰もはいないはずなのに、どうも蒼也が独り言ってるし、おかしいと思ったんだ。
たまに言ってる独り言とは違ってたからな」
俺ってそんなに独り言、言ってるのか?
「これは失礼しました。
フフッ、この間、酷い言葉を言われた事へのちょっとしたお返しですよ。
ソーヤさんが、ご存知なかったようなので」
ネーモーは奴の凄みも感じないかのように、受け流すように穏やかに言った。
「でも、ワタシの隠蔽が先輩の目をくぐったのですね。
まだまだ捨てたモノじゃないですね、我が水の隠蔽も」
水の隠蔽というのは、水を使うというのではなく、水中に没したモノが、水の屈折で見えなくなるように感じるので、そう呼ばれているのだそうだ。
普通の隠蔽のようにただ感じさせないのではなく、探る探知の触手をあたかも自然に屈折させて、存在を感じさせなくしまう事から由来している。
「今は力を抑えてるからだっ。全開でいればこれくらい見抜いてたわっ!」
負けず嫌いのサメが吠える。
「フフ、わかってますよ。ワタシのほうは、これが最大限の隠蔽です。今までは、ここまで使う必要がなかったですからね。最後くらい使って見たかったんです」
「ったく、舐めたマネしやがって。
死んで魂だけになったら、絶対に見つけ出して締め上げてやるからな!」
「おお、怖いっ。でもワタシの事、忘れないでいてくれるのですね」
何故かネーモーは、どこか嬉しそうに顔をほころばせた。
「では、そろそろ帰ります。あまり時間がかかると、フーが心配しますから」
手にした端切れが空中に消えた。
「名前つながりで言うと、ワタシのこの名前も、地球の方から引用したんですよ。今までいろんなところのを使いましたが、今のワタシにはピッタリでしょう?」
ではこれにて失礼しますと
ぷわりっ と水が霧散するように、『誰でもない』男は消えて行った。
「あのヤロウ、さっさと魂だけにしとけば良かったか」
ネーモーが消えた辺りを、忌々しそうに見ながらヴァリアスが言った。
「まあまあ、彼も悪口で言ったつもりじゃなさそうじゃないか」
「当たり前だ。悪意が少しでもあったら、口をすり潰してやる」
相変わらず、本当にやりそうで怖い。
「でも、ヴァリアスって略名使ってるじゃん? それってやっぱり気にしてるからだろ?」
俺がそう言うと奴は、余計 忌々しそうな顔をした。
名前というのは、ただの記号ではなく、その魂と密接に結びつく呪文のようなものだ。
だから、貴族などは成人するまで、幼名として仮の名で育てられる。
幼い頃は死神の鎌にかかりやすいから、本当の名前を知られて、連れていかれないようにするためだ。
地域によって、悪い呪術師に本名を知られると、操られて奴隷にされると信じられていて――実際は名前だけでは効かないのだが――普段、本名は使わず、洗礼名で生活するという国もあるらしい。
それだけ名前というのは、大事なものらしいのだ。
ましてや神が付け賜いし名では―――。
「本当に偶然なのは勿論わかってる。
何しろ、ギリシャ語が出来たより、オレが名付けられたほうが、ずっと先だからな。
だから字――略名を作ってくれたのだ」
「それって勝手に自分で作っちゃダメなのか?」
「略名はただの呼び名とは違う。名前には力があるからな。
お前達だって、呪文を唱えるときに、聖人や神の名を何度も口にするだろ?」
そう言われると、念仏とかって、お釈迦様とかの名前だらけだよな。別の宗教もお祈りするとき、神様の名前を言うし。
「ただ……思いっきり笑われたがな、主に」
苦虫を潰したような顔をして奴が呟いた。
お父さんっ! それはさすがに悪いですよ、こいつでも。
「だが、その代わり陰では絶対にヒトを笑わんからな、あの方は。
たくさんの面を持ちながら、1枚のコインにさえある、裏表がないのが我が主だ」
ヴァリアスが少し自信を取り戻したように、胸を張って言った。
神様が、こんな無頼者に尊敬されてるのって、凄いことだとは思っていたが。
どこか似てるんだよな、この2柱は。
やっぱり生みの親と子の関係だからなのだろうか。
でもそうすると、
『 ヴァリアス≒神様 ≒俺 = ヴァリアス≒俺 』っていう、嫌な方程式ができちゃうぞ。
それは成立させたくないなあ。
「何またブツブツ言ってるんだ」
あ、少し口に漏れてたか。
「とにかくせっかく頂いから、略名をおもに使ってるだけだ」
だったらどっち使ってもいいじゃん。
素直じゃねぇなあ。
「でもさ、名前隠しても、姿見たら思いついちゃうんだけど……」
「あ゛っ !?」
「いやいや、まあ、でもサメって結構悪くないじゃん?
マンティコアよりはシャープでカッコ良いし。
それに、日本でもサメは神様の使いで昔話に出てくるし、ハワイじゃお酒好きの神様なんだぞ」
「ア゛ア゛ッ!」
「いや……悪かった。
とりあえず村長が、食事行くのに待ってるから下いこうか……」
俺はさっき脱いだシャツや下着を、あらためて洗濯袋に入れる。
これは宿のではなく、ポルクルに頼もう。
なんだかあの宿に頼むと、雑に扱われそうで怖いからだ。
実際は親父のウィッキーじゃなくて、女将さんがちゃんと管理していたみたいだが。
「そういやさ、俺も名前で嫌な思い、したことはあるんだよね」
俺は洗濯袋を抱えたまま廊下に出ようとして、ふと思い出した。
「別にオレは嫌だとは思っていないぞ」
「ああ、わかってるよ。
俺の場合はね、学生の頃、あだ名に『トム・ソーヤ』ってのがあったんだよ。
アニメ番組で『トム・ソーヤーの冒険』ってのがあって、その主人公の少年の名前から来てるんだ。
名前がトウノ・ソウヤで似てるだろ?」
「それがどうかしたのか?」
「主人公のトムは明るい少年なんだけど、両親がいないんだよ。
そこも似てるって言われて―――」
目の前のヴァリアスの悪魔感が、急に増してきたので俺は口をつぐんだ。
「どこのヤツだ ?! お前にそんな事言ったのは!」
俺の目を射抜くように覗き込んでくる。
奴の顔の陰が凶悪さを増してきた。
「やめろよ、記憶を覗くなっ。
かなり昔の事だし、相手だってもう忘れてるよ」
俺は目の前を遮るように両手を振った。本当に何かしそうで怖い。
他にも『みなし子』とか『家なき子』とか言われたのは黙っていよう。
「フン、知ってるよ。大体はお前の守護霊から聞いてるからな。それにアイツがやられっぱなしの訳ないだろう。
ちゃんと天罰が下るように手配してるぞ」
えっ、ナニ?
俺の地球の守護霊様もそんな物騒な奴なの?
お返しは必ずするっていう、半沢直樹みたいな人だったのか?!
「だけど色々類似点があるってことだな、オレ達は。
似たもの同士って事だ」
妙に納得顔で言う奴に、俺はキッパリ、素で言った。
「いや、全然」
「素直じゃねぇなっ! お前は」
「イタイ、イタイ、イタイッ!」
奴にヘッドロックされながら階段を下りる羽目になった。
最近、なんとか人間並みに、力を落とす事ができるようになった途端、この野郎は手を出すようになってきた。
1階で待っていた、村長とポルクルが何事かと立ち上がる。
「何でもない。さっさと飲みに行くぞ、ジジイ」
人の頭をヘッドロックしながら、何でもない訳ないだろっ。
「すいません、ポルクルさん、これ洗濯をお願いしていいですか?」
俺は変な横向き体勢で、戸惑っているポルクルに袋を渡した。
「おいっ、みっともないから、早く外せよっ」
「カーカッカッカッ!」
ホントにこんな奴と血が繋がってるなんて、今だに戸惑っている俺だが
ただ、代わりに怒ってくれた事は、少し嬉しかった。
だが、やはり神と人、管理する者とされる者。
意識と立場の違いには、どうしても深い溝がある。
それに俺の余所者としての認識不足が加わって、災いは知らないうちに大きくなっていたのだ。
ここまで読んで頂き有難うございます!
思わせぶりに引っぱってしまった『事態』は次回に、明らかにしますです。
**ちなみに『アクール人』のアクールも
ロシア語『アクーラ』(サメの意)からもじってます。
作者がサメ好きなもので。
**日本でも有名なのは伊勢市の『7本鮫』とかあるようですが
サメが神様の使いの話は 昔、『日本昔ばなし』で
名前を忘れましたが、政府にたてついた罪で、無人島に流刑として流された某は、
何人かの仲間としばらく暮らしていました。
あるとき恩赦の令が下り、本国に戻る向かいの船がやってきます。
喜んだのも束の間、某だけ乗せてもらえないのです。
他に人がいたからこそ、まだやっていけたのに、
まさしく無人島で某は1人残されてしまいます。
そんな事は耐えられない某。
ある日、嵐の海に向かって、海の神様に、
自分を本国に連れてってくれと叫び通します。
するとしばらくして、荒れた波間から姿を現したのは、大きな1匹の鮫。
腰の辺りくらいの深さで、じーっと某を見ている。もちろん喋りません。
意を決して鮫に近づき、その背に乗ると、鮫は某を乗せて
嵐の海の中、本国の陸に向かって泳ぎ出すのです。
よく思い切ったよ某。私だったら疑っちゃって乗れないかも
もし神様の使いじゃなかったら、喰われちゃうかもしれないのに。
しかも、記憶が違ってなければ、一晩中、
サメの背びれに、しがみつかなくちゃいけなかったんです。
それでなくても鮫肌に跨るって、傷だらけですよ。
そんな事考えてられる精神状態じゃないんだろうけど
なんで神様は、イルカとか海亀を寄越さなかったのかなぁ
と思ったりしました。
でも考えたら、潜れないし、荒れまくってる波の中、
人を落とさないように、泳がなくちゃいけないサメが
一番大変かも。もう体力勝負だから、サメ寄越したのかな?
そういえば、何十年も前に、船から落ちた子供が、水面を漂うマンボウに乗って
捜しに来た船に助けられたっていう、本のコラムを読んだ事があります。
…………マンボウ……微妙かも。




