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第266話 間の話『ダンジョン『パレプセト』(ヤブルー狩り)』

 話は再び当時のパレプセトでの猫探しに戻る。


 俺たちは本道を外れてブッシュの中を歩いた。

 道を外れると、急に小動物の気配を多く感じるようになる。

 おそらく人道は人間の気配が濃く残っているので、寄り付かないのだろう。だから逆に道から離れると、動物たちのテリトリーになるようだ。


 緑色のアライグマもどきには、探知で視ていなければ急にブッシュから飛び出してきて驚かされるところだったし、敵意をむき出しにして跳んでくる一角兎には、転移一発で撒くことが出来た。


 7色のレインボートーンの体を持つイグアナもどきが、蔦の絡まる枝で日向ぼっこをしていた。

 その七色の衣は人間にとって価値があるが、実はパイソン並みの毒を持ち、敵に襲われると皮下の分泌線から噴出するらしい。

 

 そんな物珍しい動物たちとは遭遇するのに、何故か肝心の蔓山猫はなかなか見当たらないのだ。

「あんたが近くにいるせいで、猫が怖がって寄って来ないんじゃないのか?」

 ついそんな疑いが本気で浮かんで来る。


「なんでだよ。オレは殺気なんかこれっぱかりも出してねえぞ。

 どこに怖がる要素があるっていうんだ」

 その自覚の微塵もないところが一番恐ろしいんだよ。


 ったく、神界には鏡の存在ってものがないのか、それとも忖度まみれの魔法の鏡なのか……。


「大体よく考えてみろ。

 このだだっ広いダンジョン内に、目撃例はたったの10匹なんだろ?

 例えば広い大海で、いくら最新式のソナーを持っていても都合よく好みの魚を見つけるのは難しいもんじゃないのか?」

 奴がわざとらしく両手を広げた。


「それにこのダンジョンは解放(オープン)型だ。

 麓の方は人間共が勝手に管理するために境界を閉じているが、この森の奥は元々の山裾の森と繋がっている。

 そっちに行っちまってる場合だってあるんだぞ」


 どうやらここは空間が閉じていないらしい。初級ダンジョンにはありがちなのだそうだ。

 何というか、イメージとしてはまわりを岩山で囲まれた空間などではなく、空気濃度の違う場所という感じか。

 だから魔素の違いにも平気な動物や虫などが、自由に周りから出入り出来るのだ。


 しかしそれじゃもう範囲が広すぎる。もう猫はどこまで行ってしまったのか。 

「なら尚更、誰かさんのせいで出現スポットに猫が寄り付かなくなっちまったのか……」


「なんだ、なんでも人のせいにするのは良くないぞ」

 そう、ワザとらしく顔を顰めながら、実際の元凶がしゃあしゃあと言った。

 だが俺が露骨にそっぽを向いていると、今度は駆け引きをしてきた。


「……しょうがねえなあ。

 じゃあちょっと課題をやるなら、褒美に引き合わせてやることもなくはないぞ」

「なんだよ、課題って……」

 またこいつは碌な事を考えてないだろう。


「言っとくが俺は、このダンジョンを探索しに来た訳じゃないからな。

 だから命がけのバトルなんか絶対にやらねえぞ」

 俺はビシッと指を突きつけて言ってやった。


 楽しむために来たのに、何が悲しくて神経をすり減らさなくてはいけないのか。

 のんびり紅葉狩りの散策に来て、バンジージャンプをやらされるようなものだ。


「ああ、もちろん、そんな命がけ()()()()なんかやらなくてもいいぞ」

 奴が手をヒラヒラさせた。

「それにこれは、気をつければ女子供でも出来ることだ」


「なんだよ、それ……」

 こいつの基準はおかしい、危ない、不安しかない。

「せっかく現地に来たんだから、ぜひ見せたいモノがあるんだよ」

 サメがニーッと牙を見せた。



     ******



 それは樹々の陰にしっそりと密集して生えていた。

 ほうれん草みたいな葉を放射状に伸ばし、その中心からリンドウ似の紫の花を生やしている。花が咲いていないものや、丸い緑色の実を付けているものもあった。


 ヴァリアスが見せたいと言ったのは、ご当地猫ならぬ、原産地での生ヤブルー(マンドレイク)だった。

 そんなもの、どこぞの八百屋で売られているので十分だと思うが、教育クソ熱心なこの鬼教官は、どうしても自然のありのままを一度は見せたいらしい。


 また奴が言うには、ヤブルーはそこそこ売れるというのだ。

 そう言われると、貧乏性の俺はちょっとだけ背中を押された。


「抜くのは花が咲いてるのにしろ。それが一番根幹に栄養をつけてるヤツだ。逆に実をつけてるのは、栄養分を実に取られて痩せてるからな」

 それからハッキリと開いた花を3つ付けたものを奴が指した。


「これなんかいいぞ」

 しかしいざ本番となると、地球の伝承でもお馴染みの、あの抜く際に悲鳴を上げるという現象を思い出した。

「なんか気持ち悪いなあ……」


「お前始め仕事は、薬草採取にしたいとか言ってたじゃないか」

 俺が思っていた薬草採取となんか違う……。


 ともかく直接触りたくないので一応手袋をつけた。

 念のため地面だけじゃなく、頭のまわりにも遮音をかける。

 俺の遮音は空気の振動を止めてしまうが、少しの間なら息は大丈夫だ。


 覚悟を決めて葉と茎をしっかりと掴むと、一気に引っ張った。

 芋の根のように引っかかる手ごたえ、それ以外に手に妙な振動を感じ始めた。


 引っこ抜いた朱色の根っこは4つに枝分かれしていて、それがブルブルと小刻みに震えていた。

 それだけでも気持ち悪いのに裏返すと案の定、そこには顔があった。 

 いや、顔のような穴と皺と言えばいいのだろうか。


 葉に近い根茎の頭の方に、凹と深いくぼみが上に2つ下に1つ、逆三角に並び、その3つの穴が大きく振動している。

 また2つの穴の上に深い皺のような溝があり、振動と共に更に酷く寄せた眉根みたいだった。

 それらがまるで苦悶している人の顔を思わせるのだ。


 もうボーリングの穴なんかより、かなり人の顔に近い。シミュラクラ現象というより、不気味の谷と言ったほうがいいだろう。

『ムンクの叫び』がもっと悲痛な顔になったといえばいいのだろうか。

 ううっ、あらためてなんでこれが食用なんだろうか。


 しばらくして振動が徐々に小さくなり、やがてヤブルーは動かなくなった。

『(もう遮音を解いても大丈夫だぞ)』

 遮音をしている俺に、奴がテレパシーで言ってきた。


「……もうこれで無害なんだな?」

 俺は恐る恐る遮音を解いた。

「ああ、もう叫ばないぞ」

 地面にそれを置いてあらためて観察してみた。


 本体の長さは一番長いところで約40㎝くらいか。分かれた根にはそれぞれびっしりと、長いヒゲ根が沢山生えている。これのせいで抜くときに余計に引っかかったんだな。

 この絶叫顔さえなければ、ただの四つ又の赤い高麗人参にも思える。


「それはオスだな。こっちがメスだぞ」

 奴が別の花を指さして言った。

「えっ、雄雌があるのか?」


「お前んとこにも雄花と雌花に分かれてる植物はあるだろ? コイツらはな、雄しべと雌しべの発育時期をずらすんだ。同じ株から受粉しないようにな。

 その時に根の形も、こうしてオスメスに分かれるんだ」

 

 そう言って奴がそのヤブルーを無造作に引っこ抜いた。

 声は聞こえないが、ブルブル震えながらこちらを恨むように、歪んだ顔が無言の悲鳴を上げている。

 わざとこっちに向けてくるんじゃねぇよ。

 ただ、並べなくても違いはわかった。


「これがメスだ。さっきのとは違うだろ?」

 2本目は4つに分かれた根が、捻じれて互いに巻き付くようになっていた。

 体つきや顔じゃなくて、根っこの形なんだな。


「どっちが良いとかあるのか?」

「良いというより味が違うな。オスは辛味が強くて、メスは甘味がある。

 料理によって使い分けするくらいかな」


「じゃあ実が出来てしまったヤブルーは、どっちになるんだ? おカマとか?」

「雌しべ雄しべのどっちのDNAが強いかで決まるから、オスもメスもどっちもありだ。

 なんだよ、オカマって?」

 奴が呆れた顔をして言った。

 冗談だっつーのに、分かれよそれぐらい。


「ただな、実が完全に熟したヤブルーは、夜に自ら地面から抜け出して歩く性質がある。

 根っこが細くなってくるから、土とのすき間が出来て抜けやすいしな」

「なに、こいつ歩くのか!?」

 なんか気持ち悪さが増した。


「別に気味悪いことじゃないぞ。元々()が種なんだから、それを自ら新しい土地に運びに行くんだ。

 なかなか能動的(アクティブ)な奴だろ?」

「そういうの能動的って言うのか? 

 植物のくせに動物みたくふるまうタイプだから、こう震えたり叫んだりするのか」


「コイツらは声帯なんかないんだ。だから穴を振動させて音を出すんだよ。

 叫び声で脅かして、抜くのを躊躇させようとするんだ」

 動かなくなったメスの顔をこちらに向けると、穴の部分を指で突っついた。


「つまり抜かれたくないってことか?」

「種(実)が完全に出来上がるまではな。

 途中で本体が死んじまったら種に栄養がいかないだろ。そのための自衛手段だ。

 だから相手が嫌がるような音を出す為に、体全体でこの穴を振動させる。

 で、その時に低周波が出る」

「低周波?」


「声を聞いた奴が具合が悪くなる原因だ。

 個人差はあるが、頭痛や気分が悪くなる者、血圧が上がったりする者もいる。

 普段から血圧の高い奴が、それで脳溢血や心筋梗塞を引き起こして、最悪死に至る場合もある。

 それが悲鳴を聞くと死ぬと言われる由来だ」


「それ、かなり危険じゃないかよ。ヘタしたら耳塞いだくらいじゃ防げないじゃないか」

「だから抜いたらすぐに、土とかで穴を塞ぐんだ。音は聞こえても振動が変わるから、低周波の被害は受けなくなる」


 こちらでは低周波とかの化学的概念はないようだが、音魔法による分析と経験から、なんとなく音を変化させると害が無くなるという事を知られているそうだ。


 試しに声だけ聞いてみるか? と奴が、もう1本をおもむろに引き抜いた。

『――ィイ゛ヤ゛ア゛゛ァ゛ァァァァァァ  ヤ˝ア˝ァ˝ァァァ ァヴァババババァァァ――』


 何ともいえない濁声⦅だみごえ》で長く尾を引く悲鳴を上げ始めた。

 低周波の方は奴がシャットアウトしてるので影響はないようだが、この声だけで気分悪くなりそうだ。


 ちなみに『ヤブルー』という名称は、この悲鳴が訛って言われるようになったともされている。

 オスのヤブルーは15秒ほどわめき続けてやっと大人しくなった。


「地面に叩きつけてもいいぞ。とにかく振動を変えればいいんだからな」

 普通の蘊蓄(うんちく)らしいが、恐ろしい事をサラッと暴力男が言う。

 そんな植物といえども、悲鳴をあげているムンク顔に、そんなリンチみたいな真似はしたくない。

 もうヤダ、こんな異世界。


「……さっき歩くって言ってたよな。その時も叫び声をあげるのか?」

 勝手に抜け出て来て叫んでいたら、ただの迷惑野郎である。


「いや、さっきも言った通り、叫ぶのは防衛手段だからな。

 それに叫ぶのも歩くのも、それなりにエネルギーを使うんだ。一生に出来るのはどちらか一方だけだ」

「ん、そういや地球じゃ、人間の血で栄養を得るとかで、よくギロチン台の下に生えるって聞いたことあるけど、こっちじゃそんなことないのか?」


 辺りは普通の草木の地面でキノコや木苺が生えているところに、この驚愕顔が一緒に埋まっているのだ。

 まさかここら辺で殺人事件があったりしてないだろうな。


「そんなのたまたま、そこに生えてたのを見て勝手に出来た噂だろ。

 元々、コイツは繁殖力は高いんだ。こんな森の中じゃなくても、土と水さえあれば何処にだって生える。

 街中にだって荷物から落ちた種が、空き家の裏庭で繁殖してたこともあるくらいだ。

 あまり距離は歩けないが、夜、窓際を歩く姿が目撃されたっていう事例もあるしな」


 わぁ~、それはちょっとホラーだな。

 夜中に歩く人参もどきって、字面じゃギャグだけど、実際はこれが歩いてるんだからなあ。

 地球のは動かなくて良かった。


 自分のまわりまで遮音しなくても、ヤブルーだけを遮音すればよかった。またコツというほどの事でもないが、抜いたらすぐに手から離した方がいい。

 万一、手から低周波振動が伝わってこないとも限らないからだ。


 それに一気に引っこ抜かないと、悲鳴を上げる時間が長くなるようだ。

 気味悪がって中途半端に出すと、より抵抗して長く叫び続けるのだ。

 

 ただなんとなく慣れてきたのと、少しは金になるというので、それから続々と抜く作業を続けた。気付けば20本近く引っこ抜いていた。


「こんなとこかな」

 見れば残っているヤブルーは、すでに実を付けているか、蕾または咲いていないのしか残っていない。


 抜かれてすでに動かなくなったヤブルーは、オス15本、メス9本になった。

 並んでおかれているその姿は、抜いた野菜というよりも、無残な死を遂げた死体置き場のようだった。

 顔側を下にしておけば良かった。


「もうこれくらいでいいだろう? いい加減時間なくなっちゃうから――」

 俺がヤブルーを収納しながらそう言った途端、こちらに恐る恐るやって来る四つ足を感知した。


 斜め右のこんもりと茂ったブッシュの中から、警戒しながら尻尾と触手を動かしている雉猫。

 左側の樹々の陰から毛足の長いグレーのビッグなペルシャ猫が、キラキラした瞳でこちらを窺っていた。

 

 だが俺がフライの入った袋を軽く振ると、後ろから丸々太った三毛猫がぼてんぼてんと腹を揺らしながら走って来た。


 おおっ、デカいニャンコたち! カモンだ、カモン!


 しかしポーで見慣れてはいたが、あらためて他の山猫を見ると大きさを実感する。

 やはり大きな猫どころか、完全に虎並だ。それにポーよりもひと回りは大きい。

 なんだろ、野生の方が大型になるのか?


 だがそれも、そっと探った探知の触手で理由が分かった。

(蔓山猫は特に探知に敏感なので、本当にそっとやらなければ警戒される)


 全員、オスなのだ。お尻側から視ると、フワフワの立派なニャン玉があった。

 ポーは女の子だから、全体的にコロッとはしているが骨格は小さい方なのだ。


 ペルシャ風の猫もある程度、毛で太って見えるのかもしれないが、それでも顔は俺より大きいだろう。そしてアイライナーでくっきりしたエメラルドグリーンの瞳はクリクリしている。


 この3匹の中で鼻ぺちゃじゃないのは雉猫か。

 短毛で足が長めなところもあって、なかなかシュッとした見た目だ。

 だがそのソックスを履いたような足先と、なぜかニャン玉だけが白いところがなんとも可愛い。


 まず一番早く近寄って来た三毛猫が、俺から3メートルほど離れた草むらで足を止めた。

 真ん丸な顔に短毛の癖に埋もれて細くなった目は、俺の右手にぶら下がった袋を一心に凝視している。


 ――お前、見たところ十分太ってるじゃないか。食いしん坊だなあ。

 と、思ったのはあくまで建前で、俺は動物は太っている方が好みだ。

 だって触りがいがあるじゃないか。(あくまで個人的好みです)

 俺は喜んでフライを1つ取り出すと、その三毛の前にポンと投げてやった。


 するとすぐには(かぶ)りつきはしなかったが、スンスンと匂いを嗅いだあと、おもむろに口に咥えた。

 

 始めはゆっくりと、そのうち喉の奥から妙な声を出すと、口を慌ただしく動かして飲みこんだ。

『ぁごぉぉおおぉぉんんん~~~』

 細かった両目を精一杯見開くと、のしのしとドラえもんのような真ん丸な足でこちらに歩み寄って来た。


 その仲間の声に警戒を解いたのか、餌をあらためて認識したのか、勧誘されたように他の2匹も近づいて来る。


 おお、いいぞぉ。

 俺は今度は2メートルくらいのところに、それぞれフライを投げてやった。

 ビッグファ(おデブ)ット三毛は、すぐに2つ目に食らいついた。他の2匹も恐る恐る匂いを嗅ぐと、すぐにパクつき始めた。

 みんな思い思いに喉を鳴らしている。


「そうか、そうか、美味いかぁ? もっとあるぞ。

 こっちおいで」

 俺は袋からまたフライを取り出すと、左右に振ってみせた。

 3匹が同時に顔を左右に振る。


 ぅう~ん、可愛いなあ! 

 ピレネー犬みたいなモフモフで大きな犬も良いが、猫科は大きくても猫なんだよなぁ。

 それに虎よりも目がパッチリしてて大きいし。まるで子トラか子ライオンが童顔のまま、大人になったような姿。

 これなら虎カフェとかもあってもいいんじゃないか、と思えてくるほどだ。

 

 とにかく俺はテンションが一気に上がって、気分が高揚していた。

 だからいつの間にか、ヴァリアスの奴が姿を消していたことに気がつかなかったのだ。

 ここまでお読み頂き有難うございます。

 言い訳ですが、最近ちょっと腰痛と足の筋を痛めて横になりづらく、寝不足気味のせいか体力気力が削げてました。

 それで創作ではなく、気軽な活動報告の方を書いたりしておりました。


 またエッセイ『夏だ! お盆だ! 金縛りだっ!』も久々に更新しました。

 『第六話 金縛りの解き方?』です。

https://ncode.syosetu.com/n5582ik/6/

 宜しければこちらも宜しくお願いいたします。

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