第250話 『ペテンの妖術使い』
『畜生道』という言葉を、一度は聞いたことがあるのではないだろうか。
仏教における六道の1つ、悪さをした人間が動物や虫に生まれ変わるという地獄のことだ。
俺は個人的に『犬畜生』とか、動物を蔑んで云う言い方は好きじゃないが、こうした罪人の慣れの果てを指しているのだとしたら意味は違ってくると思う。
そういえばこちらでは、殺人や強盗・強姦をした者はゴブリンやオークに生まれ変わる。星が違うとはいえ、やはり似た観念があるのだろうか。
ゾルフがヴァリアスの力で、小さなトカゲに変身させられていた。
翁が『創造主らしい』と言ったのはこの事だったのか。
普段の態度でつい忘れがちだが、奴は地獄の獄卒ではなく一応創造主だ。
生物を別のものに変えるのは十八番だろう。
しかし――
「なんてこった!」
思わず片手でポケットを押さえた。
おかげでバランスを崩しそうになったが、なんとか持ちこたえた。
今まで何も入ってないと思っていたから、服がどんなに乱れようと気にしていなかった。
小さいと言っても、尻尾を入れなくても頭から尻までざっと15cm以上はある。こんな風に丸まっていていては、バサバサ煽られていつポロっと落ちてもおかしくなかったのだ。
「おいっ! よりによってなんで俺の服に忍ばせてるんだよっ。落としたらどうする気だっ」
「無事だったろ。それにお前が用があるんだから、お前が連れてるのが当たり前だ」
しれっとした返事が来る。
んなろぉ~、余計な神経使うじゃねえかよ。
って、いうか、黙って入れるな。
とにかくどうしよう。『収納』には生きてるモノは入れられない。無理に入れたら魂が剥がれてしまうからだ。
せめてポケットがファスナー付きだったら良かったのに。今度キリコに付けてもらおう。
とりあえず今は、そうだ、ここなら――。
俺はトカゲゾルフを転移させて、セーターの下に着ているトレーナーの胸ポケットに入れた。
上着のポケットより小さくて頭や尻尾が完全にはみ出しているが、これなら上からセーターとチュニックで押さえているからまず落ちる心配はない。
ただ胸元に、さっきまで殺し合ってた相手を入れてるのって……なんか複雑な気分だ。
しかもトカゲ相手に話聞けるのか、これっ?!
ぶおっと、横殴りの熱風が俺の頬を撫でつけた。
こんなこと考えてる場合じゃないぜ。今はあのドームの中に入るのが先だ。
俺は上下からの炎を避けながら、石壁に更に接近して旋回した。
内側のあちこちにほぼ等間隔で、村人が踏ん張っているのを感じる。防御壁を絶やさない為だ。
だがそうやってても、疲れからか、または個人差か。部分によっては壁の厚さや耐久性にムラが出ている。
こうしたエネルギーに対抗しつづけるのは魔力以外に相当な体力、そして神経を消耗する。
ドームの形は綺麗な半球というより、家具に布を被せたようにボコボコと高低差がある。
内部の建物などの高さによって壁の高さが違うせいなのだろうが、もしかすると力がまわらなくなっているのかもしれない。
何人が対応に当たっているのかわからないが、全員を休ませながら順次交代出来るほど、さすがに『土』使いはいないのじゃないだろうか。
どこかに穴が空くのは、思った以上に早そうだ。
その前に皆を避難させないと。
しかしどこから中に入ったものか。
建物ギリギリに壁があるとなると、余計に余裕がなくて厄介だ。
スカイバットもあるので広めの道とか庭とか、ある程度空間が欲しい。
となるとやはり大通りだな。
ドームは役場をほぼ中心に作られているようだ。
辺り一面業火に包まれているが、それでも道ぐらいはわかる。
ドームの中に続くこの大通りは、確か役場の前からしばらく直進だったはず。
この道沿いの空中に出れば、建物や人にぶつかる危険もないんじゃないか。
だが、以前メトカロ・ダンジョンで、転移の練習をした時に感じた恐怖が思い出されてきた。
外からダンジョンに入る際、その空間の違いが座標の歪みを作る。
それのおかげで出現先の位置がズレたりするのだ。
今も外からの侵入を拒む沢山の気が、俺の探知を押し返してくる。
台風の暴風に向かって傘を広げる感じだ。
どうにかその場でホバリングしながら波動の動きを探る。
たとえばリズムが右右左上下右右左……とか、もっと複雑な場合が多いが大体パターンがあるものだ。
けれどここの波動は、何十人もの気が入り混じった集合体。
部分的にも、ムラが有り過ぎてかなりのランダムだ。
こんな短時間で読み取るのはかなり難しいし、そういう経験も足りなかった。
流されてブレてしまうとウィザードリィの石の中にテレポートじゃないが、家や壁の中にめり込む可能性は十分にある。
そう考えると流石に怖い。
と、おもむろに湧いた恐怖感から、ふとメイの怯えた顔を思い出した。
そうだ。どこにも逃げられず、じりじりと蒸し焼きの恐怖に晒されている彼女達の方がずっと怖いはずだ。
気合い出せっ、俺!
お前はアンブレイカブルじゃないが、アンデッドだろ!
なんたって向こう900年は、無理やりにでも生かされるはずなのだから。
痛いのはイヤだが、彼女達の恐怖に比べれば屁でもないはずだ。
つべこべ言ってないで強引に突っ込め、俺。
どれだけどの方向にブレるかわからないなら、ど真ん中を狙うしかねえ。
気合い入れてけ。出た瞬間、やらないよりマシのオーラで全力防御だ。
ドームから離れると、マグマの川となった中央通りの上を滑空する。
そこからまた180度回転して向き直ると、勢いをつけてドームに向かった。
転移する直前、一気に羽を畳んだ。
ガリガリガリリィィィーーッ!
羽の先(骨)が民家の2階の壁を引っ掻いた。
危ねえっ! そのままバランスを崩して背中から落ちそうになったところを、咄嗟に壁を蹴り猫のように体を反転。なんとか無事に足から着地できた。
ふう、思ったより右上に2メートルは流されてた。もうちょっとで壁のオブジェになるとこだった。
「おっ、お前っ!?」
斜め前の民家の陰から獣人が飛び出して来た。
「なんだぁ、戻って来やがったのかあっ!」
その声に左手の納屋や、右手の十字路のところからも男たちが5,6人こちらにとんできた。
中は分厚い壁越しとはいえ、外側からのバチパチゴウゴウする唸りと、壁自身が熱差で弾ける音が響いていて結構煩い。
けれど近くにいた者たちには気づかれてしまった。
「おい、こら、てめえ、これはどういうこったっ!」
「よくもおいらの村を焼きやがってっ」
「今すぐに消しやがれっ!」
口々に罵倒を浴びせて来る。完全に俺を犯人扱いだ。
「俺じゃないって!」
轟音に負けないように俺も大声を張り上げる。
「俺も嵌められたんだよっ! これは精霊、もといノッカーの怒りだ!」
ノッカーと聞いて、男達がその場で足を止めた。
「お前ら、ノッカーをあの鉱山に閉じ込めただろ。その罰だ」
ちょっと戸惑った様子の男たちのうち1人が言い返してきた。
「閉じ込めたってなんだよ。おれ達は別にノッカーに妙な真似してねえぜ。
ここにノッカーが来てくれて、鉱物の在処を教えてくれてるだけだ。
だからお礼に供え物だってちゃんとしてる。
恨まれるようなことは何にもしてねえぞ」
ああそうだ、そうだと、他の男たちもまた勢いを戻して賛同する。
「してたじゃないかよっ! ノッカーの自由を奪って、鉄どころか銀やミスリルを探させたんだろ。おまけに魂を隠して操った。
だから精霊が怒って呪いをかけたんだよっ!」
「ミスリルぅ?」
「たましいぃ……?」
「精霊の、……のろいぃ?」
男達がオドオドキョトキョトと、お互いの顔を見合った。
本当に鉱夫たちは何も知らないのか。
だがそのうち1人の獣人だけが、俺と目が合うと視線を外した。
こいつ、知ってやがるな。それにこの顔に見覚えがある。
「おい、あんた、確か今朝、役場の廊下で寝てた監視してた人だよな。
そうか、あんた村長とグルなんだろ」
俺は獣人に指を突きつけた。
「みんな騙されるなぁ! こいつはペテン師だぞっ!」
俺の声に被せるように獣人が大声を上げた。
「しかも妖術使いだ。そもそもこいつが来てから村がおかしくなったじゃないか。
こいつがこの鉱山の銀を狙ってやってやがるんだっ」
「ふざけんなっ! 俺がいくらなんでもこんな村ごと包むような炎作れると思うのかっ?
もう人間技じゃないだろうがっ!」
それにまた他の男達の顔に当惑の表情が浮かんだ。
だが、ああ言えばこう言う。俺のほうも突かれる要素が一杯だった。
「お前じゃなくても、もう1人いただろ、あのアクール人が。
アクール人は魔族並みだって話だ。あいつの仕業じゃねえのか!?」
その言葉に全員がパッと納得顔に頷いた。
くぅ~~っ、ここで違うと言っても誤解を解ける気がしない。何しろ本当にやりそうだからなあ、あいつ。
けれど敢えて言ってやる。
「言っとくがあいつは、こんなねちっこいやり方はしないぞ。
やるならドンっと一発、一瞬で全部灰にしてる」
「そんなことこっちは知ったこっちゃねえ!」と獣人。
……ですよねぇ~。
「もしそうだとしても、お前がやらしてるんじゃないのか」
「おい、だったらこいつを人質にすれば、止められるんじゃねえか」
男達の殺気が上がって来るのがわかった。
「話聞けって。ホントにこんな事してる暇じゃないんだ。
それにもう人には止められない。
この炎はもう本人の手を離れて暴走してしまってるんだ。もう全て焼き尽くすまで止まらないんだよぉ!」
かけた本人がいなくなった後も呪いが残ることはあるのだろう。恨みという負のエネルギーは凄まじい。
地球よりも、気による現象にまみれたこの世界なら珍しい話じゃないだろう。
現に男達の顔が別の意味で強ばり始めた。
「第一、俺達が来る前から異変があっただろ。みんな、嵐が1週間じゃなくて1カ月も続いていたのを思い出さないのかっ!?
銀が欲しいだけなら、こんな手の込んだことはしないっ!」
この言葉に全員が怯んだ。
さすがに共犯の獣人も、この記憶の混乱は何かおかしいと思うところがあったようだが――。
「出まかせだっ! それこそお前らの手口なんだろう。ミスリルを狙うならそれぐらいやりそうだあ!」
「いまミスリルが出ること認め――」
俺が言い終わらないうちに、目の前にテニスボールくらいの鉄球が出現した。
ギリ、俺の右頬のフードを掠める。
続いて足元に違和感、すぐにその場から飛び退る。
太い石の杭がズンズンと2本、3本と地面から打ち上がった。
他の奴らもいきおい加勢し始めた。
くそ、こうなったら直接役場に転移して――
だが役場は昨夜よりも堅く、防御シールドが作動していた。
ちっくしょうっ!
「こんなことしてる場合じゃないって! 本当に手遅れになるぞ」
俺はすぐ手前に飛んで来た岩を、ガボッと瞬時に空中で粉々にした。
足元や背後から来る気配に振り返らず、石杭を砕き、鉄球を弾き落とした。
妙に全感覚が鋭敏になり、視界が鋭く、まわりの動きが急にスピードを落としたように見えた。だから次々と放たれた攻撃に着実に対処することが出来た。
自分でも驚くぐらい、力が飛躍していたのだ。
けれどこれはほんの数秒の事だった。
すぐに世界は元に戻った。
「こいつ、やっぱり只者じゃないぞっ」
男達に緊張が走る。余計に警戒させてしまった。
それにしてもゾルフも強かったが、こいつらも結構強いぞ。おそらく能力的にDランク前後はありそうだ。
一人一人ならまだしも、一度に相手にしてたらいつまで持つか……。
すると役場の裏側の方から怒鳴るような声が上がった。
「おいっ、南の壁どこ行った! 持ち場を離れるなぁ!」
皆慌てて壁の方を振り返った。
そうだ、彼らは『土』使い。
今は壁を作り続けなければ炎の侵入を許してしまうのだ。
「いや、だって……」
みな、俺と壁の方を交互に振り返った。
「逃げ道はこれから見つけて来る。それまで時間稼ぎしててくれ!」
俺はそのまま役場の方に後退りしながら言った。
「誓っていうが、犯人は俺じゃない。精霊の怒りだ。でなけりゃこんな酷いことにはならない」
「おおいっ! 壁が崩れ始めてるぞぉ! 誰かぁ いないのかあーっ」
再び上がった声に、迷っていた男達が壁に向かって駆けだした。
獣人もチイッと舌打ちすると、また向かいの民家の横に消えていった。
ひとまずこれでよし。とにかく役場だ。
振り返ると騒ぎが聞こえたのか、役場の窓扉が少しだけ開いていて、プッサンがおそるおそるこちらを見ていた。
「プッサン!」
俺が向かって走りだすと、ビクンと驚いた彼は慌てて戸を閉めてしまった。
ガリン!
咄嗟にこじ開けようと、隙間に差し込むつもりで出現させた岩が鎧戸に弾かれる。
余計に脅かしてしまった。
「待て、頼む、聞いてくれ。助けに来たんだよ」
俺は窓扉に向かってまくし立てた。
「俺はゴディスさんを殺してない。
本当だ。やったのはゾルフだ。
君は知らなかったかもしれないが、この鉱山にはノッカーがいたんだよ。
それを村長達が悪用したんだ。
だからノッカーの親である精霊が怒って、この村に呪いをかけたんだ。
1カ月もの時間をかけて、人に分からせるために――」
あ、俺もちょっとパニくってる。
いくらなんでもつい昨日来た知らない奴が、長年一緒にいる上司を犯人扱いしたらどう聞こえる。しかも偏った情報で俺は最重要容疑者。
下手するとこれ、危ない奴に聞こえないか。
「信じてくれ、プッサン。
さっき誓っただろう。絶対悪いようにはしないって。
まずはみんなを助けたいんだよ」
ああ、もうこんな時にどこぞで聞いたようなセリフしか出て来ない。
信じてくれなんて、我ながらますます怪しいと思えてくる。
どうやったら明快に説得出来るんだ?
こんな時、ヴァリアスの奴だったらどうするか?
……絶対力任せにドアを破壊して侵入してるな。
怯えさせるのは忍びないが、しょうがない。
俺は玄関側に回ってドアの鍵だけを壊そうとした。
……ぷ、はあっ! ダメだ。金具に一点集中どころか、ドアの隙間に針ほどの触手さえ入らない。
力が入らないというより、さっき出来た超人力が出て来ない。
またいつもの平均Dランクに戻ってしまった。
うぬぬぬぬ……、この緊急時に俺の能力、ムラが有り過ぎる。
奴が云った『強くなれ』という言葉が妙に頭に沁みてくる。いざという時に出来なくちゃ何にもならないからな。
しかし今は出来る能力で何とかしなくては。
う~~ん、ちょっとアレだが、やむを得ない。上手く引っ掛かってくれるだろうか。
俺は慌ただしくスカイバットを外して収納すると、代わりにある文書を取り出した。
そうしてまたさっきの窓扉をノックした。
「プッサン、聞いてるかい。
すぐには信じられないのはよく分かる。俺だって君の立場だったらきっとそうだ。
だけどこのままじゃ本当にヤバいんだよ。
頼む、力を貸してくれ」
すると、おどおどした声が返ってきた。
「すいません、ソーヤさん。
……信じたいけど、ダメなんです。村長命令で。
今、村長がいないし、僕がみんなを守らないといけないし……」
プッサン、今大事なことポロッと喋っちゃってるぞ。
あのオッサンが不在なら、尚更いまのうちじゃないか。
「わかった。じゃあ1つ、君に約束した証明をしたい。
ほら、罪に問われたら、証人になると約束しただろ。
ここに今回の事をギルドに報告する内容を書いたんだ。これを送信して欲しい。
君のことも書いてあるよ。
送信できなくても、これを持っていれば君の無実の役に立つかもしれない」
ちょっと間があって、ほんの少しだけ、本当に5ミリにも満たない隙間が開いた。
「……じゃあ用紙だけ下さい」
鉄格子越しだし、これくらいなら防御シールドの隙間にはならないようだ。
また梃を挿し入れてこじ開けようものなら、きっと逆に閉まってしまい、今度こそ二度と開かないだろう。
「ありがとう。ほら、ちゃんとギルド宛てになっているだろう」
紙を横にして頭の部分だけをそっと挿しこんだ。
用紙の一番文頭には、『ジャール・ギルド 依頼課主任ニコルス氏 宛て』となっている。
実はこれは、俺がこの村にまず到着した事を伝えるために送った、あのファクシミリー文書だ。
すでに送ったものなんてわからないだろうし、全部読まれてはバレてしまうが、この一行だけなら誤魔化せる。
そっと紙を摘まむ感触が伝わった。
空間が繋がった! 転移ぃ!
ゴツッガツンッと、背中をしたたか窓枠に打ち付け、ついでにプッサンの顔に頭突きする形で中に入っていた。
アッブねぇ~。空間はプッサンと窓の間でしか繋がっていなかった。もうちょっとでプッサンとキメラ化するところだった。
「ダッ、だ、だ、だまぁしたんですねぇ!」
プッサンが鼻を押さえながら涙目になって言った。
「すいません! ゴメンなさい。これしか手がなくて……。
でも助けにきたのは本当で、いま手当を――あっ」
プッサンの顔に手をかざそうとして気がついた。
1階の待合スペースとカウンター、更に階段にも、女たちが大勢いた。
それがみんな一斉に恐怖と怯えの目を俺に向けていた。
もちろんプッサンとのやり取りは彼女たちに丸聞こえだったろう。
これは――完全に『狼と七匹の子ヤギ』の狼状態。
しかも転移は特殊系魔法。魔法陣などの道具を使わずに跳ぶのは、Sクラスの者でも稀にしか持たない能力だ。
ましてやここは片田舎。そんな村人にこのような特殊能力は、魔法ではなく妖術に見えるのだ。
俺はペテン師で強盗の危ない妖術使いとして、みんなに目撃されてしまった。
「皆さんっ 大丈夫です! 俺は強盗なんかじゃありません!
助けに来たんですからっ」
しかし鼻を押さえたプッサンの手に滴る血、強引に入って来た俺。説得力がないどころか、更にまわりの空気に警戒の色を強めてしまった。
ああもうっ、しょうがねえ~~っ!
結局俺も奴と同じ事やっちまってる。
ここまでお読みいただき有難うございます。
ううむ、またもや二週間越え……(-_-;)
しかも最近の寒暖差の乱高下のせいか、またもや不調に悩まされております。
……それとも節分の豆を食べる時、サバ読んだ年の数で食べちゃったせいか……?!?
我ながら驚いたことに、自然にいつものサバ読んだ年齢で数えてた(((◎Д◎;)))
ヤバい……ボケたか?! ……脳トレしよう……。
本当は251話で、この『消えた村』編は終わらすつもりだったのですが、また延びてしまいました(;´Д`A ```
あと2話でなんとか。
次回はせめて今月中を目指します。
話がズレますが、『狼と七匹の子ヤギ』で、狼がまず声を良くするためにチョーク(元は石灰)を食べるくだりがいつも不可解。
チョークで声が良くなったという点でなく、チョークは店で買って、足を白くするための小麦粉は店主を脅してもらったというところ。
両方とも金払って買えやっ! と思ってしまう。それともチョークでお金が無くなったのだろうか。
てか、そのお金どうしたんだ? 襲った人間からせしめた?
どのみち子狐が手袋買いに来たんじゃないんだから、狼相手にチョークを売った店主、肝っ玉強いなあと思いました。




