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第201話 『家を借りる その2(招かれざる客)』

すいません、まだ家が決められませんでした……(-_-;)

この間までシリアスモードだったせいか、今度はまたハッチャケちゃって、

相変わらず登場人物たちが勝手に動いて、予定通りに進まないのです。

いや、作者の私がまとめなくちゃいけんのですがね。

ううむ……力不足です(汗)


 村の中央広場に来ると、何やら役場のテラス前に7,8人の女たちが、かたまって喋っていた。それを畑や仕事場に向かう男たちが、訝しげに見ながら通り過ぎていく。

 女達の足元には、服やシーツなどが入った籠が何個も置いてある。

 おそらく洗濯女たちだ。

 普通はまさしく井戸端会議の名の通り、広場中央の井戸まわりでしゃべくっているハズなのだが、何してるんだろ。

 ん……?


「ソーヤ、お早うございますっ」

 パッと洗濯女たちの壁が割れたと思ったら、見慣れた顔が手を振ってきた。


「キリコ? お早う。何しに来たんだい?」

「ツレないですね、ソーヤ。久しぶりなのに」

 そう言いながらサラッとした髪を手で軽く梳くように流して、テラスの階段から立ち上がる。

 そのさりげない仕草に、まわりに群れていた女達から、思わずといった黄色いため息がでる。

 なんだ、この気取り野郎は。

 さっきのフランの奴といい、俺のこの朝の良い気分をぶち壊しにきたのか。


「オレが呼んだんだ」

 当たり前のように奴が言った。

「そうですよ、ソーヤ。私、副長の命令で来たんです。遊びに来た訳じゃありませんからね」

 どうやらヴァリアスの奴に呼ばれて、開門と同時にこの役場前に来て待っていたそうだ。

 そうしたらこの金髪モデル顔の新参者に、女達が喰いついてきたというわけだ。

 もういっそのこと、吟遊詩人にでもデビューすればいいのに。


「ソーヤ、昨日は大変だったみたいですね。もう元気になりましたか?」

 ニコニコしながら、金のアヒルを抱えた男のように、ゾロゾロと洗濯女たちを引き連れてくる。

「ちょっと、この男前、あんた達の知り合いなのかい?」

「やだね、こんなイイ男、こんな田舎町に来てくれるなんてさ」

 嫌なのか、良いのか、どっちなんだ?

「ホントに王立劇団の役者さんじゃないの?」

「今日は朝から目の保養させてもらったわ~」

 俺たちごと囲んで喧しくなってきた。


「うるせぇな、邪魔だからどけよ。通れねぇじゃないかっ」

 奴の低音に一瞬、女達は戸惑うようにゆっくりと道を開けたが、キリコがみんなに軽く頭を下げながら微笑むと、また後ろで小さな嬌声が漏れた。

「キリコ、お前、今度から待機中は気配を薄くしてろ」

「はっ? はい、かしこまりした」

 それはあんたもな。特に銀行前とかでは。


「おう、来たな。なんだ、錬金術師の兄ちゃんも一緒か」

 役場に入ると奥のいつものテーブルに、村長がタブロイド紙を広げながら座っていた。

「今日はポルクルがちと忙しくてな。儂が家を案内するがいいかな?」

「え、そりゃもちろん有難いですけど、なんだか悪いですね。村長にガイドしてもらうなんて」

「ちゃんと案内出来るならジジイでも、チビ髭でもなんでもいいぞ。どうせジジイはいつも暇こいてるんだろ?」

 また失礼な事を平気で言う。


「この――」

「アッハハハッ! 旦那にゃ敵わんな。

 その通り、儂はどちらかというと事務仕事は性に合わん。

 事務をポルクルに押し付け取ったら、儂の仕事が見回りくらいしかなくなっちまったんだよ」

 快活に笑って受け流してくれてるが、いつも奴の物言いにはヒヤヒヤさせられる。


 その事務方を押し付けられたポルクルが、奥からトレーにお茶と一緒に、重そうなジョッキを載せてくる。

 いつもすいません……。

「そういやジジイ、この村はまだ村民の募集をしてるのか?」

「そりゃあ犯罪者じゃなければ、こちらはいつでも大歓迎だが。

 なんだい、もしかして旦那がなってくれるのかい?」

 冗談半分、残り半分は期待を込めたような顔をして、村長がやや身を乗り出す。


「いや、オレは何処にも入らん」

 またふんぞり返って椅子を軋ませた。

「なんだよ、もったいつけやがって。俺はもうここの村民なんだから、あんたも入ればいいじゃないか」

 大体、俺のガーディアンなんだから、一緒になるのは当然なんじゃないのか? 今のところ根無し草の無宿人なんだし。


「オレはそういう枠に縛られるのは嫌いだ。ギルドは身分証のためにしょうがないから入っているだけだ」

「そんな事言ったって、あんたの傭兵登録の、あの『アヴァ―ロン』だって――」

「まあまあ、いいんだよ、兄ちゃん。そんなのみんな分かってるから」

 村長が前に手を出した。


 つい口にしてしまったが、あの登録先の『アヴァ―ロン』は、今やすでに亡い国家なのだ。本当ならどこか現存のギルドに再登録しなければいけないのだが。

 さすがにみんな知ってたのか。でもちょっと考えたらそりゃそうか。 

 その上で、そのまま知らぬふりしてたんだ。誰も怖くて、言えなかったのかもしれないが。


「フン」

 軽く鼻を鳴らして奴がまた足を組んだ。俺の隣でキリコが、キレイに足を斜めに揃えている。

「そういや、ハンターギルドの登録もこの国のじゃなかったんだよな」

 手品師がカードを出すように、空中からピッとハンターギルドのプレートを出した。


 ギルド機関にもよるが、ハンターや傭兵ギルドなどの上位ランクは、国を跨ってもその身分を保証される、いわゆる国際ライセンスのようなモノになるそうだ。

 だから他国で発行されたプレートだけで、SSの奴はすんなり関所を通れるわけだ。


 そのプレートの表面を見ながら呟くように言う。

「これもオレの意思で作った訳じゃねぇしな。とはいえ、もう返上するのも面倒そうだし」

 返上って、登録を消すってことか? 

 あんた級じゃ、そりゃ無理だろう。

「登録先だけでも変更するか。ジジイ、ココのギルドに転居手続きできるか?」

「「「エエエェッ!!?」」」

 俺と村長、ポルクルまでもが、お茶をこぼしそうになった。


「こっ、ココって言うと……」

「ココはここに決まってるだろ」

 そうかかとで床を鳴らした。


「ったく、話が逸れちまったじゃねえかよ。おい、キリコ」

 度肝を抜かれている俺たちをよそに、続いて部下に顎をしゃくった。

「ハイッ」

 急に振られてキリコが背筋と足を真っ直ぐにする。


「お前、ここの村民になれ」

「はいっ、かしこまりましたっ! そういう訳でこれからは宜しくお願いいたします」

 イケメンが金色の頭を村長に下げた。

 村長とポルクルは開いた口が塞がらない。

 それは俺もだ。

 なんでそうなる? もう奴の思考についていけない。


 手続きは後回しにして、さっさと家を決めろという、奴の我儘であたふたと俺たちは役場を出ることになった。

 そのわりにちゃっかり、ジョッキは空けていたが。


「おいおい、どういう事だ。キリコをここの村民にするって?」

 俺は村長を先頭に歩きながら、隣の奴に訊いた。

 キリコは2歩後ろをついてくる。


「コイツにはこちらの家での世話をさせる。掃除や料理する者がいた方がいいだろ」

「ナニッ! それじゃまるで家政婦じゃないか。前にキリコに、*『家政婦じゃないだろ』って怒ったくせに」

(*『第117話『さらば 友よ その3』後半参照)

「そんな昔の事は忘れた」

 しれっと言いやがった。

「なんだとぉ~~~っ」


「ソーヤ、いいんですよ。それで役に立てれば。それに留守中の家守りは必要でしょう?」

 キリコはもう慣れまくってるのかもしれないが、コイツの勝手気ままさには怒りを通り越して、もう呆れてしまう。

 いつか俺もキリコのように、すんなり受け入れてしまうようになるのだろうか。ちょっとヤダなあ。 


「そうだぞ。留守番する奴がいれば、お前だって不定期に家にいなくてもペットくらい飼えるんだぞ。

 コイツは生物の管理も上手いからな」

「えっ!?」

 俺は後ろを振り返った。

「ええ、もちろん、ソーヤの従魔やペットなら心を込めて世話しますよ」

 ニコニコしながらキリコが答える。


『(どうだ、こっち(アドアステラ)なら仲間もいるし、楽しくて住み易そうだろ?

 ()()()()()()も簡単だぞ)』

 悪魔が心の緩みに、すかさず勧誘のテレパシーを送って来る。

『(友達なら日本にもいるよ。そんな簡単に星の移籍までしないぞ)』

 そんなすぐに地球人をやめられるか。


 でもまあ、俺がいない時にも世話してくれる人がいれば、動物が飼えるんだ。

 うん、素晴らしい事じゃないかっ!!


「それならぜひ頼みたいよっ! キリコ、ありがとぉーっ」

「ふふっ、ソーヤ、まだ家も決まってないんですから。でも役に立てそうでなによりです」

 美形が本当に嬉しそうに笑った。

 おお、キリコの金髪に陽の光が反射して、まさしく天使のリングが見える。


「おい、提案したのはオレだからな」

 逆光で、さらに陰影が濃くなった悪魔ヅラが強調される。

「うんうん、そうだな。やるのはキリコだけどなー」

 何かすんなり礼を言う気になれない。

「なんだその適当な返事はっ。素直じゃねぇなあ、お前はいっつも!」


「おおい、旦那たち、まず1軒目に着いたぞ」

 村長が良いタイミングで声をかけてくれた。

 サメは一応黙ったが、なんだかぶつくさした念波を送って来る。

 ああもう、五月蠅いなあ。


 つい、奴の鼻先に虫を払うように手を振ってしまった。

 奴もちょっと牙を鳴らしてきた。

 ドアの鍵を開けて振り返った村長が、眉を大きく動かす。

 それに対してキリコが、軽く肩と首をすくめてみせた。


 1軒目は、川沿いにある2階建てだった。

 前がすぐ道で川に隣接しているせいか、庭らしい土地部分はなかった。1階は居間兼食堂と奥に納戸・トイレ、2階には寝室と客室だけだったが、俺には十分の広さと言える。

 ただ庭はないが家のまわりと、間を置いた隣の家の庭にも雑草なのか、植えたのか、草花が咲き乱れているし、何といっても隣を小川が流れている。

 左側の窓のそばを、可愛らしい木製の橋も渡っているのだ。


 以前、朝早くこの橋を羊飼いならぬ山羊飼いが、草原に山羊たちを連れて渡っていくのを見た事がある。

 この小さな村の山羊だけなので、100頭もいないようだったが、一応都会育ちの俺にはその光景がとても牧歌的で新鮮だった。

 朝、2階の窓から、山羊たちののんびりした行進が見れるかもしれない。

 そんな長閑な雰囲気を空想する。


 ただ、ちょっと不満なのは、この家には風呂がないことだ。

 以前の住人はどうやら、大きな盥で沐浴をしていたらしい。独り者の農夫の持ち主だった。

 ちなみに彼は、年老いて独りが淋しくなり、他の街に住む息子夫婦のもとに移住していったそうだ。


「あの、リフォーム……改装とかしちゃマズいですかね。この居間が結構広いので一角に、簡単に壁作ってバスルーム作ったりするのは」

 比較的狭いほうとはいえ、この居間は確実に16畳近くある。

 暖炉寄りに長細い木のテーブルと椅子が4脚あるが、もう玄関先の空間が無駄に空いている感じがする。

 今まで狭いところにしか住んでいないせいか、もうスペースが3m以上空いているとなんだか勿体ない気がするのだ。

 どうやらここが道具の手入れをしたり、体を洗ったりする作業スペースで、数羽のガチョウも一緒に住んでいたそうだ。


「もちろんじゃよ。敷地内なら全部立て直しても大丈夫じゃぞ」

「いや、いや、流石にそこまでは」

 壁は黒と灰色の石が混ざった黄土色の石壁で、屋根は黒っぽい木板で出来た五角形をしている。天井の梁や柱も黒く、ややうねった流木のような形をしていた。丸太をあまり加工せずにそのまま使った感じだ。

 この古びた農家感が良いのに、壊すのは勿体ない。


「このスペースをまた区切るとなると、なんだか狭苦しいな。安いんだからもっと広いところでいいじゃねぇか。

 これじゃアイツら(パネラ達)を呼んでも窮屈に思われるだけだぞ」

「そんなものかあ? う~ん、そう言われると確かにレッカのとこよりは狭いのかなあ」

 もう島国のアパート感覚と大陸系の民家とでは、空間意識からして違うのである。

 日本の家が兎小屋と言われるわけである。


 地球のひと昔前の世の男性たちが目指す幸せの一説に、

『アメリカ人並みの給料を貰い、イギリス人の執事と中国人のコックを雇い、日本人の妻をめとる』というのがある。

この逆(不幸)が

『中国並の給料、イギリス人のシェフに妻はアメリカ人、そして日本の家に住むこと』だそうだ。

 今や、中国もかなり給料は良くなっているだろうし、イギリス人だからと言って腕が悪いわけじゃないだろう。それにアメリカ人にも素敵な女性はいそうだし。 

 しかし日本の家の狭さだけは、まだまだ他に比べて追いついていない気がする。

 俺もこちらでぐらい、もう少しグローバルな考え方をした方がいいかもしれないな。


「そうですよ、ソーヤ。寝室が2つだけというのも少ないじゃないですか。せめてあともう1つ欲しいですよ」

 キリコも意見を言ってくる。

「そうかなあ。でもパネラとレッカの2家族を泊まらせることになったら、確かに足りないかあ」

 同じ村の中とはいえ、お互いの家を行き来するのだから、同時に泊まらせることもあるかもしれない。

 この居間に雑魚寝させるのは流石に避けたい。


「あれ、ソーヤ。私の寝室は考えてくれてないんですか? それとも一緒でいいんですか?」

「えっ! なんでキリコの部屋がいるんだ??」

 俺はビックリして振り返った。

 美しい顔をした優男は、小首をかしげて

「ヤダなア、ソーヤ。私を一晩中()()()()()()()()ですか? いえ、私でしたらこちらの床でも全然構いませんけどね」


 ブッ! と、村長が吹いた。

「ギ、ギリゴ~~~ッ!! てめぇっナニ言ってやがんだぁ~~~っ!」

 お前は基本寝ないんだろうがっ?! 女みたいな顔して変な事言うんじゃねぇよぉっ。

 トンデモない噂が立ったらどうしてくれるんだよっ!?


「兄ちゃん、忘れたみたいだが、この錬金術師の兄ちゃんは使用人になるんじゃろ。留守番もするようだから、一緒に住む気なんじゃないのかい?」

 あっ、そうか。こっちじゃそういう家事使用人って、基本、住み込みが多いのか。

「そうですよ、ソーヤ。忘れないでくださいね。いつも私はそばにいますから」

 軽くウインクしてきた。

 だ~~か~~ら~~っ!! この天然野郎っ! お前が言うと冗談に聞こえないんだよっ。

 さっきの俺の感謝を返してくれっ。


「そうだよーソウヤー、あたいだって泊りに来るから、部屋は多い方がいいよー」

 いきなり後ろで聞きなれた声がした。


「ナジャ様っ ど、どうして?」

「あ゛、ナニしに来やがった、てめぇ」

 ヴァリアスも片眉を吊り上げた。

「お、いつの間に入って来たんじゃ、この子は??」

 驚いて目をしばしばする村長。


「初めまして。わたしはナジャジェンダと申します。しがない占い師をしております。

 ソウヤと、特に他の2人とは短くない交流をしている者です。以後お見知りおきを」

 スッと可憐ながらスマートに、スカートの裾を持ってナジャ様が村長に挨拶した。

 それに流石は村長も、すぐに胸に手を当てて、腰を軽く落として挨拶する。


「こりゃまた、なんと可愛らしいお嬢さんだ。旦那たちも隅に置けんのぉ」

 村長が感心したように言う。

「ナジャ様、まさかここに泊まる気じゃないでしょうね」

 なんかもっとややこしい事になりそうだ。

「たまには良いでしょう、たまにはー」

(ケチケチするなよ~、せっかく遊びに来てやろうってのにさー)

 村長に聞こえないくらい、小さな声で言ってくる。


「……しょうがない。諦めろ蒼也。コイツに狙われたら絶対に来るぞ。あとおそらくリースの奴もな。

 ()()()なら来やすいからな」


 え~~~っ、友達どころか、使徒たちの溜まり場になっちゃうのか、俺の家っ!

 なんで俺の家なのに、使徒基準で考えなくちゃいけないんだよぉ~~。


 頭を抱える俺を、『どうした?』と少し心配そうに訊ねてくる村長と、魔少女の『ケケケケ』と小さく笑う声が聞こえてきた。

ここまで読んで頂き有難うございます。

16畳が広いのか狭いのか、置く家具にもよりますね。

厳密に言っちゃうと、本当の中世の頃の農民の家は、まさに馬小屋程度のも結構あったので

これは近世タイプの農家ですね(;^ω^)

まあ住民が少ないのと、平和な時代が長く続いたおかげですね。

戦争が続いていた頃では、壊されたり燃やされたりして、造り直すのも大変ですから。


 ちなみにさっき偶然知ったのですが、

蒼也がヴァリアスにやった『顔の前で手を振る』動作は、

イタリアでは『お前はアホか』といった侮辱ジェスチャーのようでしたΣ( ̄□ ̄|||)

……殺されそう。

まあ通常でも怒られそうですが、サメにやったら噛みつかれます。


次回こそ家を決めたかったのですが……、また乱入者が来る予定で、終わらなさそう……(; ̄ー ̄A

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