光と共に
「という訳よ
本当にいいの?巻き込んじゃって」
「いいぜ、構わねぇ悲しいことに
面倒ごとにゃ慣れっこでね
で?お前の腕が変な理由はわかったけど
これから何すんだ?」
「お母様と話をつけるわ」
「・・・話が通じる相手か?
アタイは無駄だと思うけどな」
「うん、一筋縄で行く相手とは思ってないし
どっちらかは破壊される事になると思う」
「へ!こんなデケェ戦争終わらせようってんだ
無傷で終われる筈ねぇよな」
「そう、話し合った末にお母様には
罪を償ってもらうわ」
「よっしゃ、んじゃこのまま本拠地に
突っ込んじまおうぜ」
「はぁ!?この飛行船あなたしか乗ってないのに
なに言ってるの!?バカなの!?」
「うるせー、アタイはバカだし
この船は一人で動くから問題ねぇ
行くよな?ブリキのアリア?」
「なに、その呼び方・・・
私も変な呼び方するよ?」
「禿げでいいぜ?」
「女性の呼び方じゃないよ・・・」
「だってアタイ本当に禿げてるしホラ」
「うわ!本当だ・・・綺麗なピンクだと
思ったら桂だったのね」
「地毛はこの色だったんだぜ?
ていうか行くぞ!アタイの仲間が
時間稼いでるんだった!!」
「ええ!?もしかして始めッから
本拠地に突入する気だった!?」
「ああ」
「信じらんない作戦ある・・「出発進行ォ~!!」
「ああああ!!!!!」
「・・・へ、『命を救う覚悟が出来た』
いい台詞吐くじゃんか、その台詞
借りるぜバカルマ」
バケツマン、ちゃんと見ててよ
私、皆の事を本当の意味で助けてみせるから。
199人と1機へ、アリアより
人と機械の戦争は私が終わらせる。
これ以上悲しみを生まないために。
何より彼との約束を守る為に。
バケツマン、私声が届きますか?
私もあなたと同じ。
あなたも子供たちも愛している。
誓うよ、皆で幸せになるんだ。
あ、200文字越えちゃったね
送信出来るかな・・・ま、大丈夫でしょ。
じゃあ、行ってきます。
ルシファー空賊団第??章
ブリキのアリア0話 ~完~
どうやら今回のメッセージが最後らしい
上手く行ってくれるといいが。
えー、もうお姉ちゃんの声聞けないの?
やだ寂しい!!
つまんないの~・・・
まぁ変わりに俺が居るだろ?
バケツマンはいいよ、お姉ちゃんがいい。
そうだ!お姉ちゃんがいい!!
なんだと!?までコノ!!
わー!バケツマン怒った~あははは!!
逃げろ~!!
あははは!!おいかけっこも
なかなかどうして面白い!
アリア、俺たちは上で元気にやってる。
見守ってるから、全力で行ってこい!!




