坂
（発句）
いざ行かん
老いも若きも
なろう坂
今日も明日も
ただ書き連ね
（LA軍）
かくものは
背中ではなく
物語
（四季）
さはさりながら
我恥もかく
（ブーバン）
いま一度
書かねばならぬ
君がため
（十条 楓）
踏みしめ登る
果てぬ夢道
（秋野 木星）
かくあれと
我が目の前に
続きたる
（悠蓉）
果ては見えぬも
いと楽しきよ
（ぷちミント）
楽しさに
裸足で駆ける
夜のなろう
（檸檬 絵郎）
互いに注ぎ合う
文字列の美酒
（ブーバン）
君に触れ
千夜一夜の
空はなし
（赤城 きいろ）
たゆたう想い
うたかたの恋
（藤乃 澄乃）
人という
道の途中の
交わりに
（鷹羽 飛鳥）
夢も現も
言の葉に乗せ
（銘尾 友朗）
名を得しや
走らす脈も
刻み目の
（Generalleutnant der NVA）
汽笛を鳴らし
一心に馳せ
飛ぶように
過ぎ行く景色
眺めつつ
（悠蓉）
夢破れても
所詮まほろば
（赤城 きいろ）
ほよほよと
ゆめのなかでも
たのしんで
見え去る彼等
この地に描めて
（ぷちミント）
夏の日の
夢想の彼方
旅を成す
（魚島 大）
いつか届いて
この指の先
（鷹羽 飛鳥）
追いかけて
精一杯に
のばすその
（悠蓉）
手を取り引いて
抱き寄せ語る
（Generalleutnant der NVA）
これまでの
君への想い
これからの
（藤乃 澄乃）
手繋ぎ歩む
未来への道
（菜須 よつ葉）
道の先
ほのかな光
君と見る
（遥彼方）
黎明の空
坂道をゆく
（金野文）
名も知らぬ
文の向かうに
友を想う
（赤城 きいろ）
言の葉の泉
朋に楽しむ
（ブーバン）
なろう坂
時流の川を
横に見て
（ぷちミント）
仲間と歩む
輝く未来
（菜須 よつ葉）
行き交うも
交わる人の
やさしさに
（藤乃 澄乃）
我も我もと
遊び楽しむ
（ブーバン）
君がため
ここに集いし
我が友よ
（挙句）
共に歩むは
果てしなき坂
（鷹羽 飛鳥）
番外
霧の向こう
理想の影に
手を伸ばし
（鷹羽 飛鳥）
窓の外
いつも眺める
夢の坂
（菜須 よつ葉）
荒んだ心が
洗われていく
（山之上 舞花）
番外の番外
（着想）
いざ行かん
老いも若きも
なろう坂
いつか高みに
その日夢見て
（悠蓉）
