一族会議
ようやく伏線回収・・・と思ったら7千文字超えてました。
長すぎる。ごめんなさい。
超展開でないといいのですが・・・あと、らす1・・・次回作と一緒にUP予定です。ちょっとだけお待ちください
夜明け前、一つのベットに4人が寝ていた。
姫様、ピュロス、コリーダ……そしてパンドラである。
本来は四人目は男性のはずだったのだが……
「おはようございます。アーシア様」
「もう朝か?キモン」
「まだ、陽は登ってませんが、眠れましたか?」
「ああ、助かった」
夜中にベットを抜け出し、キモンに頼んで一緒に眠らせてもらった。
姫様が絶対に夜パンドラが夜這いにくると断言したのだ。
「妾から奪う気満々のはずよ、あなたの秘密のうち、アレティナ巫女長が知っている内容は、ばれているはずだから……」
「同格のアレティアってそういうことになるのか」
「二人の間で連絡役が巫女長だったから……」
連絡役?
「伝えたいことがあるとき、巫女長に伝言しておくの。むこうも伝えたいことがあるときには巫女長に伝言してたし……」
?
「こっちはよくアテナイの調査、頼んでたの、代わりにこっちが情報提供することもあったから」
はー、パンドラさんが執政官顔負けの知識って、そんな裏側があったんだ。
いろいろ納得できるけど
「だから、彼女の性格はよく知ってるけど……ズバリ肉食系女子よ!男女関係は攻めオンリー」
はー、さいですか。
「まだ、あなたには荷が重いと思うの。だから今夜は避難しなさい」
ということで夜来たパンドラさんは3人で捕獲。
俺は夜中にキモンに頼み込み、一緒のベットに眠らせてもらった。
時代的にはこっちの方がアウトな気もするが……キモンには養子になってもらう話を相談して納得してもらった。
「じゃあ、準備させます」
キモンの声でキモン家の奴隷が、我々の身支度のために入ってきた。
明け方、キモン邸の庭で、アテナイに向かう部隊の準備が整えられていた。
先頭を務めるのは巫女服のピュロス、アポロ神殿の旗を手に騎乗する。
続いて完全防具のファランクス 1縦隊、昨日の垂れ幕を使って、4列9人組で整列する。
その後ろが着流しに馬袴をきて騎乗した俺、その右にキトンを着、騎乗したキモンがピュトン旗を掲げる。
左はコリーダが巫女服をきて長弓を持ち、警戒にあたる。
ただ弓の弦は外しているので、棍として使うことになると思う。
最後にテミストクレスとミルティアデスが各々2頭立て戦車で乗り、ミルティアデスが姫様を乗せて前、テミストクレスがパンドラを乗せて殿を務める。
隊列は50mに達し隠密とはかけ離れたものだが、どうせアテナイのアクロポリスに行けばばれるのはわかっている。
ならば、派手に行こうとなったわけである。
日の出と同時に出発し、10kmを約3時間かけてゆっくりと進む。
幸い大きなアクシデントもなく……沿道を埋め尽くす群衆は増える一方だったが……アクロポリスの城壁を望む場所に来た。
そこでアテナイ警備らしい部隊が指揮官に引き連れられやってきたが、ミルティアデスとテミストクレスの説明でほどなく市内に戻っていった。
そのまま市場に入ると群衆から大歓声が上がった。
その熱狂ぶりは身の危険を感じるほどでだったが、ファランクスに威圧されたのか近寄ってこなかったのが幸いだった。
「すごい歓声だな」
「ええ、ご主人様の人気は全然衰えてませんね」
コリーダが四方を見まわしながら警戒する。
「まずはアポロ神の音楽堂を目指そう」
隊列がアポロ音楽堂についた時点で、昼食の休みにしてピュロスに市場から食料を調達するように頼んだ。
その間俺は音楽堂の周辺をぶらぶらしていた。
アポロ音楽堂の工事は徐々に進み、噴水が作られたところまで進んでいた。
まだ主殿の音楽堂は基礎の縄張りしかすんでいないが、概略は縄張りでわかるようになっていた。
「これは主幹様、お久しぶりでございます」
……
ああ、近郊のドロンの友人のアポロ神殿の神官だった。
「ダモンです。神官役は終わったので、音楽堂の建設に協力させていただいています」
「ありがとうございます。協力にといいますと?」
「寄付ですが……あと働いている奴隷の監督の労役を手伝っています」
アテナイ市民は税金がないけど、公共事業の手伝いが納税変わりだからな……
「進捗を報告いたしますのでこちらへ、どうぞ」
連れていかれたのは噴水、といっても大理石の横穴から水が噴き出しているだけであるが、のところである。
若干設計が変更されたらしく噴水を受けとめる池ができて広く浅いプールになっていた。
「これは?」
「水飛沫で涼をとれることが、人々に好まれまして、水飛沫が出やすいように変えました。あと清掃用の水を汲みやすいように池を設計しました」
「水浴びもできそうだな」
「ええ、非常に好評です。音楽堂が完成すれば、この辺りは市民の憩いの場になるでしょう」
ダモンはその後、全体の建築について説明してくれた。
およそ1年後には完成するらしい。
だとすると、ペルシア戦争の戦勝記念の建物になるといいのだが……
臭気に関してはこの一帯だけ、明らかに少ない。
これが、真似してもらえればいいのだが、なかなか厳しいかもしれない。
カラメイコスの臭いは通ってくる最中に嗅いだが……以前より拒否感が埋まっている。
俺がこっちの世界に馴れ始めているようで……若干、嫌だった。
休憩の後はそのままアクロポリスを突っ切り、クレイステネスさんが作ったリカヴィトスの館へと移動する。
館に到着後、適当に空いた建物へ、みんなを誘導するようにおばちゃんたちに頼み、管理棟に入ったのは午後二時である。
ここまで来て俺は、ようやく緊張を解いてベットに倒れた。
……このベットって最初にここに来た時に使ったでかいやつだ。
「お疲れのところすみません」
ベットに倒れこんだところで横から声をかけられた。
「筆頭奴隷のグラウコスです。クレイステネス様よりアーシア様に譲られました」
……ああ、前にサンチョの時にあった。
「クレイステネス様より、遺贈された財産と組織。アルクメオン家の構成と勢力図。アテナイ市民の各デモスについて教育するよう命じられてます。そのスケジュールをお聞きしたいのですが?」
教育係まで準備済か……クレイステネスさんには頭が上がらないな。でも……今日は疲れて動きたくない……
「すまない。今日は疲れてるので、明日でいいか?」
「ご希望とあればそうしますが、明日になるとスケジュールを立てる時間もないかもしれません」
「どういうことだ?」
「明日になると、アルクメオン一族の方々の訪問があると思われます。その時には、だれがどの程度の力を持っているかは把握していないと対応できないと思われます」
ヘビーだ、だが言ってることはよくわかる。
「わかった。一息入れて、午後四時から始めよう。明日までにアルクメオン家について優先的に教え込んでくれ」
「かしこまりました、旦那様」
そうは言ったがベットに横になった体が動かない。
昨日からずっと緊張しっぱなしだったしな。
そうやって倒れていると、ピュロスが現れた。
「アーシア様、お疲れならマッサージしましょうか?」
「頼む。情けないが動く気力がわかない」
ピュロスは全身をマッサージしながら他の二人の話をしてくれた。
姫様はアテナイ郊外のアポロ神殿に用事があるらしく、そちらに向かったらしい。
コリーダは警備部門の情報を集めに警備兵の詰所に行った。
「それで、私が身の回りの世話にき!」
唐突にマッサージの手が止まった。
「どうした?」
「いえ、パンドラ様が……」
「私が変わるわ」
パンドラさんの声が聞こえるとマッサージの手が変わった。
ちょっとビクついたが、マッサージが気持ちよく全身の凝りをほぐしていく。
「クレイステネスから中華の経絡を学んだから気持ちいいでしょ」
「ええ、」
てっきりエロいことしてくるかと思ったが……
「その顔は不思議そうね。あたしは当代一のヘタイラよ。攻め方ぐらいいくつもあるわ」
攻め方?
「あなたは快感で無理やりというタイプじゃないでしょ。好みの女になってあげるわ」
……結構まじでやばいかも……男の攻め方知り尽くしてる。
「今日は、あなたに恩を売っておくだけ、回復させてあげるだけよ。そのうちにお礼をしてね」
うわ、お礼の要求が怖い……
そんなことを言われながらマッサージを受けていると、全身がポカポカしてけだるげな感じが吹き飛んだ。
勉強できる程度の気力は十分に復活した。
身体を起こすとパンドラに向かいお礼をいう。
「ありがとう。今日のことは感謝するけど……」
彼女はその先を目で止めると
「気にしないで、あたしもあなたは長期戦で落とすつもりだし。ただ一つだけ言っておくわ」
「なに?」
「あたしはクレイステネスのヘタイラだったのよ。最高の男の横にいられるのは最高の女だけよ」
たしかにクレイステネスさんがつまらない女を横に置くわけもないが……
「あなたはまだまだ伸びるわ。自分を伸ばしたいと思うなら、私を傍におきなさい育ててあげる」
……口説き文句としては予想外のものが来たな?
「姫は女の経験が不足してるわ。恋愛のドロドロした部分を知らなさすぎる。女としては私が上よ」
……
「じゃあね。いつでも声をかけてね。待ってるわ」
そういうとパンドラさんは部屋を出て行った。
傍で固まっていたピュロスが、彼女が部屋を出た瞬間に動き出した。
「あれ、パンドラ様がいらしてませんか?」
彼女がいた記憶がないらしい……
「ああ、帰った。どうした?」
「いえ、一瞬眠くなった気がするのですが……よくわかりません」
催眠術かな?……恐い女である。
グラウコスの講義が始まって、しばらく立った時である。
「よう、アーシア。元気してるか」
「師匠!」
師匠が訪問してきた。
「コリントのアレティナから聞いてな。今日明日にはくるだろうと思ってたんだが」
「ええ、今日つきました」
「そうか、じゃあグラウコスに早速しごかれてるわけだ」
「はい」
目の前の師匠を見るとクレイステネスさんの最後の時を思い出す。
髪がない。
「師匠、クレイ……」
「ちょっと重要な話がある」
俺の話を師匠はわざとさえぎった。
「何でしょう?」
「お前という存在についてなんだが……ある程度、仮説ができた」
「はい」
「一族会議が終わったら話してやる。ちょっと待ってくれ」
でも、なんでそこで「待て!」なのかね。
結局、そのあと師匠はその件を話さず、グラウコスと一緒に遺産関係の教育をしてくれた。
もともと自分もかかわっていた組織のなので説明にはよどみがなかった。
そして翌日以降現れたアルクメオン家の要人の対応を師匠は引き受けてくれ、俺は知識の吸収に集中することができた。
そして一族会議の日がやってきた。
一族会議の出席者は養父の弟のヒポクラテス、その息子メガクレス、分家筆頭のアルキビデスとその息子アクシオコス、そして師匠、俺である。
勢力としてはまさに3者拮抗している。俺が同等の勢力をこの短期間で確立できたのは、アリキポス商会と師匠の力が大きい。
ヒポクラテス一派にしてみれば、故人の死の直前に色をもってたぶらかした悪人にしか見えないようであるし・・・俺でも話だけ聞いたらそう思う。
分家筋は自分たちの利権を保証してくれる側につきたい。
俺は実績、市民の人気は他者を圧倒するが、いかんせん若い流れ者である。
何よりもアテナイ市民ではない。
「では親族会議を開始する。本日の議題はクレイステネス死後のアルクメオン家の体制についてである」
一族の長老格のヒポクラテスの宣言で会議が始まった。
「まずはアーシア、貴殿の挨拶だ」
俺は深呼吸を一つすると挨拶を始めた。
「先の当主、クレイステネス指名により彼の偉業を引き継ぐことになりました。アーシア・オレステス・アリキポス・アルクメオンです。生まれは中華のさらに東、蓬莱になります。養父とは多くの点で年齢差を超えて共感しあい、お互い重要な存在でした」
ここで一息入れ、あたりの人たちを観察する。
俺にポーカーフェイスは通じない。どんな演技をしようと見破る自信がある。
(メガクレスが不満、他は中立か・・・意外だな?ヒポクラテスが中立か……兄を信用しているということなのかな?)
「彼が、私を息子に迎えたのは、その死の床においてでした。彼の手紙にその心境がつづられています」
そういうとクレイステネスからの手紙をヒポクラテスに渡す。
彼はそれを読むとメガクレスに、次はヘラクレイトスに、以下全員が読みおわるまで待った。
そしてメガクレスから追及が上がった。
「この手紙には魔術とか未来とか……具体性に欠ける部分があるな?」
それに対して師匠が答えた。
「それは私が真実だと保証しよう。彼は未来を視たことがあり、予言の巫女としてデルフォイに認められている。猫を魔術をもって彼のところに送り込んだのは私だ」
俺は一つうなずくと先に進めた。
「その手紙を受け、私は彼の息子になることを承諾しました。栄光あるアルクメオン家の家名を受け継いだのです」
「穢れた血のだろう」
ぼそっとメガクレスがつぶやいた。
一瞬空気が凍り付く。
「・・・ヘレネスでは神殿での流血がタブー視されているのですが、異邦人の私にはそれが理解できません。なされた結果をもって、善悪を判断すべしと考えています」
「へ?」
間抜けな声はメガクレスからだった。
「よって私の目には穢れた血と言い募る、周囲の家が滑稽に見えるのです。私にはアルクメオン家は栄誉ある家にしか見えません」
そこで一呼吸つく。
「一方で、アルクメオン家はアテナイ人のものであるべきというのはわかります。しかも……私はデルフォイの巫女になった際に子種を失いました」
「「おお!」」師匠以外の人物から驚きの声が上がる。
「よって、養子をとります。キモン家のミルティアデスの息子キモンです。皆さんの賛同をいただきたいのですが?」
「「「なにーー」」」
会場に爆弾が落とされた瞬間だった。だれもが予想していない事態であったのだろう。
「キモン入りなさい」
グラウコスに連れられ部屋にキモンが入ってきた。
まだ少年ながら周囲の大人に気圧される雰囲気はない。あの父親に接してれば当たり前か。
「彼の実父には承諾を得ていますが、できればメガクレス殿のイソディケを嫁に迎えさせたいのですが?」
「イソディケ?孫娘か?」
あれ?孫娘だっけ?
「ええ、できれば養女にしてほしいのですが」
「ふーむ」
メガクレスが考え込んでいるふりをしているが、すでに提案に前向きなのは態度でわかった。
アルクメオン家の血筋を残すこと、キモン家の力を借りられること……やがて自分の子孫が党首になること……メガクレスにとって損はない決着なのである。
「アルクメオン家の当主はキモンの成人まではメガクレス殿が、そのあとはキモンでよろしいでしょうか?」
さらに追い打ちをかける。
「しかしアーシア殿、それでは貴殿が?」
アルキビデスが質問してきた。
「私はアルクメオン家の当主になることはできません。原因はペルシアです」
「ああ」
一同に納得の表情がおきる。
「ご存知とは思いますが、来年にペルシアとの戦乱が起きるのを神託したのは私です。それゆえヘルメスを守るために反ペルシア側で動かざるを得ません」
「では、キモンは?」
ヒポクラテスが質問してくる。
「来年にはペルシアが攻めてくるので……主戦派が優位になると思います。メガクレス殿はその時に隠居していただいて、ミルティアデスの息子でもあるキモンを立ててアルクメオン家の安泰を図りたいと思います。よろしいでしょうか?」
「その言葉に賛同します。」
真っ先に賛同したのはメガクレスだった。
他の面々もうなずいて賛同している。
「では次は、各員の役割ですが……」
ヒポクラテスの議事進行で具体的な内容を決めていく。
このあたりから、師匠やグラウコスの発言が多くなり、一息つけるようになった。
キモンも真剣な表情で討議の行く末を見守っている。
すべてが終わったのは、陽が沈んでしばらくしてからだった。
それぞれが館の各邸に下がり、今後の方向性について検討しているとき、俺は師匠に呼び出されオウラの丘にいた。
満天の星空のもと、師匠はベンチに座り、俺を待っていた。
「よう、きたな」
「師匠、お疲れではないですか」
「ああ、まあな。これが終わったらコリントスでゆっくりするよ」
ゆっくりと天を見る。
「あれがデネブ、アルタイル、ベガ……」
夏の大三角がひときわ明るい輝く……ヤンデレ黒髪美少女が懐かしい。
「アーシア、お前の正体は人間じゃない」
師匠が絞り出すような声で告げてきた。
「ほぼ間違いがない。お前の体はヘルメスのビオスのものだが、中の精神は人間じゃない」
あーそう感じるのか……仕方ないよね。
「言っておくが、二〇〇〇年後の人間の記憶とか今の人格はお前本来の物じゃないからな」
え?ちょっと待って……?どういうこと。
「お前の正体は・・・精神生命体 イースだ」
イース?
……
「グレートレイス オブ イース」(イースの偉大なる種族)
クトゥルフ神話で言われる時間を超越した唯一の種族だっけ、でも?
「イースは時間を移動するときに、それまで憑依していた個体の記憶を消去して移動する。そこまでは知っているな?」
「ええ、完全に消せなかったりいたときは、同時代にいる仲間が手伝って、その世界に合わせて調整するとかまでは」
「そうだ。そしてイースは神ではない。好奇心もあれば、ミスもある」
師匠は、そこで一息入れるとあたりをゆっくりと見渡した。
「お前は時間超越を二回連続で飛ぶ実験に失敗して、記憶喪失になったイースの子供なんだ」
……
……?
「なんで、そんなことをと思っているだろう。クレイステネスの最後の言葉を覚えているか?」
悲しいが、もちろん覚えている……
「あの時、あいつには寿命で死にそうになるまで子供を探したイースが入っていたんだ」
はい?
「クレイステネスはあいつ(イース)の記憶がうっすら残っていた。……あいつが中華まで旅して知識を求めたのは何のためだと思う」
そこだ!俺の記憶と大きく違う部分。
「イースの知識欲に憑かれていたせいなのさ。この辺りは死ぬ前に話してくれた」
「旅が終わった後、すべてをまとめ、書き記し、そのイースはどこかに去ったが、死の直前にクレイステネスに戻ってきた。……そして満足して死んだ」
ちょっと待って?
え・え・え?
「よって、彼の魂に宣言する。お前は人じゃないんだ。アーシア」
=アーシアのスキル一覧表=
汎用知識(ギリシャ地域)
一般技能(鑑定)
一般技能(知識・メイド)
一般知識(公衆衛生)
専門技能(薬学)ランクC
専門技能(馬術)ランクD
特殊技能(尋問)ランクD
特殊技能(神学)ランクE
特殊技能(神聖文字)ランクF
特殊技能(法学)ランクF
特殊技能(料理)ランクD
特殊技能(詐欺)ランクC
特殊技能(弁論)ランクF
特殊技能(取引)ランクE
特殊技能(魔術)ランクA
特殊技能(演劇)ランクB
特殊技能(服飾)ランクC
特殊技能(知識・船舶)ランクE




