人物紹介
アテナイ編終了時点での人物紹介です。
史実と設定が入り乱れていますが参考程度に見てください。
人物紹介
=主人公グループ=
・アーシア・オレステス・アリキトス
身長162cm
体重51kg
性別 ♂
髪 黒 巻毛 首筋までの短毛……今は伸ばしている最中です
瞳 茶色
年齢 15歳
身分 デルフォイのアポロ神殿の巫女
主人公、
中身は24歳日本人の東山優馬である。
機械メーカーの営業をしていたせいか交渉はうまかった。
実家が昔ながらの古本屋を経営していて、珍本の類も読むことがある読書家。
女性関係は女友達はいたが親密といえるほどの人はいなかった。
肉体はプトレオスの息子ビオス
外観は線の細い感じの美少年。
本来、スパルタの未成年は丸刈なのだが今回の使節団のみ旅の間、髪の毛を切らなかったので短髪になった。
魔術としては空間操作系を使う。
制御のためヘラクレイトスに師事する。
本人は気づいてないが、すでに大金持ちになっている。
・ピュロス(旧名アレティアーナ)
身長170cm
体重62kg
性別 ♀
髪 紅色 直毛 ボブカット
瞳 碧
年齢 18歳
身分 奴隷
ブディノイ人の血筋で作られたピュロス家の奴隷、累代5代であり本来なら血筋の維持に用いられる血脈だった。
幼少期に数学、少女期に天文学を学ぶためピタゴラスに師事している。
15歳でアレティア巫女長の所有になる。以後デルフォイの聖域に居住している。
パーンの葦笛と歌に関してはランクCになっているが披露されることはほとんどない。
天文学もランクC、数学はランクDである。専門技能(家事一般)ランクDを有している。
現代に生まれていれば完璧超人と言われるレベルの人間である。
・コリーダ(旧名エレクトラ)
身長163cm
体重56kg
性別 ♀
髪 黒 直毛 首筋までの短毛
瞳 茶
年齢 18歳
身分 奴隷
もともとはアテナイ市民の生まれ、父親の零落により売られた。ソロンの法により市民権を有するものは人身売買できないため、市民権取得前の娘を非市民の嫁が売るという形がとられている。
故に奴隷商ではなく女衒(非合法)に売られている。
その後、エンデミオン家でジャケットパーソンともよばれる護身要員として育てられるが、結果的にアーシアという主人を得られたので育てられ方に不満はない。
コリーダの外観は十分美少女の範囲に入るものだが、比較対象がピュロスということもあり、彼女はまったく価値を認めてない。
近接武器・格闘はランクCで使いこなすが、投擲武器が苦手でありランクFである。
=スパルタ所属=
・メソアのプトレキス
身長178cm
体重 73kg
性別 ♂
髪 黒 巻毛 肩までの長毛
瞳 茶色
年齢 40歳
身分 スパルタニアン
ビオス(アーシア)の父親。
スパルタ市民、父親は長老会に所属(テゲイオス68歳)、デルフォイの訪問団の副使に任命されていた。正使はエウリュポン家のペトロクレス(54歳)・・・次期スパルタ王レオテゥキデスの従兄、
妻はスパルタ王家のカイレイ。スパルタのメソア地区に住んでいる。
今回のデルフォイ行きはペルシアとの戦争が起きるのかを占うものであり、アーシアの神託は反ペルシアのアギス家クレオメネス1世が反アギス家のデマトリス(結果的に親ペルシア)を排除し、レオテゥキデスによるクーデター(BC491)による王位継承援助の遠因となった。
プトレキスはその中で重要な役割を当てられ、後に王の親衛隊隊長に抜擢される。
=デルフォイ所属=
・アイオス神官長
身長161cm
体重80kg
性別 ♂
髪 黒半分以上白髪 直毛 首筋までの短毛、生え際の後退著しい。
瞳 茶色
年齢 58歳
身分 アテナイ市民
アテナイ市民権を有する神官。一般的に神官は業務としては担当する神殿の生贄をつかさどるだけの役目で、そのポリスの市民が交代で務めるものである。
しかし、デルフォイは神託の依頼があるため、奉納品が莫大になり、神官を束ね、奉納品を管理する目的で神官長が置かれた。代々アテナイ出身の富裕者がその任にあたる。
アイオスは10年前からこの任についているが、そろそろ後任を育て交代する時期になっている。
アレティア巫女長との権力闘争は、あくまでも遊びの範囲内で毎日の生活のスパイス程度に考えている。
デルフォイの中立性については、むしろアテナイ寄りの現状を歓迎している。
孫がいる。
・アレティナ巫女長
身長160cm
体重53kg
性別 ♀
髪 黒 直毛 腰までの長毛
瞳 緑
年齢 45歳
身分 元タラント貴族 巫女長
タラント出身でアレティナの名称を使いだしたのは、デルフォイに神官として来てから、それまではエウロペ姫と呼ばれていた。
神殿に来てアレティナ姫に命名される。代わりに神託の際の救命法を授けられる。
以降30年要所要所で神託を行い、前2回で巫女の束ねの権限を手に入れ3回目の神託でアテナイの政局を変えたことでポリス間に通用する権威を確立する。
一方で彼女の権威を守るため他の巫女は救命法なしで落命しているため、この事態に心を痛めている。彼女が巫女長になってから神託の回数が大きく減っており、占いで済ませることが多くなっている。これがかえって神託の権威を上げる結果となっている。
魔術は使えない……アーシアに魔術にかけていたのは、姫で、巫女長はそのとき煙で寝ていたという事実が……
・アレティナ姫
身長150cm
体重45kg
性別 ♀?
髪 白髪 直毛 腰までの長毛
瞳 赤
年齢 自称15歳
身分 ?
とりあえず内緒のひと。
デルフォイの神殿……聖域とは限らない……に住んでいる。
時間系の魔術を使うらしい。
・クリサンテ
身長143cm
体重45kg
性別 ♀
髪 栗色 直毛 腰までの直毛
瞳 茶色
年齢 15歳
身分 デルフォイの巫女
出身はスパルタだがリュクルゴス制度によりアポテタイの洞窟に捨てられている。
洞窟に捨てられた後は、すぐに拾われてデルフォイの施設で養育され、15歳になり神殿に送りこまれている。
スパルタからの巫女は基本的にこの手順で身分を消してある。
・プトレモス
身長170cm
体重58kg
性別 ♂
髪 黒 直毛 首筋までの短毛
瞳 茶色
年齢 22歳
身分 神官 アテナイ市民
アイオス神官長の恋人。次期神官長候補。
本来のんびりした性格である。
アテナイ人の慣習として同性愛に忌避はない。
異性との性行為は生殖行為と限定しているため、それ以上の興味はない。
独身
=アテナイ所属=
・ドロン
身長183cm
体重78kg
性別 ♂
髪 栗色 直毛 短髪
瞳 茶
年齢 23歳
身分 アテナイ市民
デルフォイで料理長をしていた。
もともとはアイオスの家令のだったが料理の腕をかわれアイオス神官長の家から呼び寄せられていた。
料理の技能はランクCに相当する。
アーシアからたくさんのレシピを覚えることでランクB間近になっている。
妻帯者。
・ダモン
身長176cm
体重70kg
性別 ♂
髪 黒 直毛 短髪
瞳 茶
年齢 23歳
身分 アテナイ市民
アテナイ近郊のアポロ神殿の神官をしている。もうすぐ任期が切れる。(あと2か月半くらい)
ドロンとは幼馴染で一緒に悪戯していた。
独身である。
・クレイステネス
身長169cm
体重49kg
性別 ♂
髪 黒 直毛 短髪
瞳 茶
年齢 50歳
身分 アテナイ市民
若いころ30代にアテナイを大改革し、その後オデッセウス真っ青の流浪の旅を行う。
もともとアルクメオン家の出身であるため大金持ちである。
現在も資産を運用して順調に増やしているが、若い時にみたペルシア帝国の自由さに憧れ、ヘルネスの世界に反映できないか、いろいろ試行している。
アーシアを応援するのもその気質にペルシアに似た平等性を感じるためである。
ヘタイラ パンドラと終身契約をしている。
・ヘラクレイトス
身長163cm
体重65kg
性別 ♂
髪 黒半分以上白髪 直毛 肩まで長毛、ただし生え際の後退著しい
瞳 茶
年齢 58歳
身分 エフィソス貴族
友人の追放後エフィソスを離れ40歳でアテナイで著書「自然について」を書き上げる。
魔術はエフィソスを離れたのちにミレトスでアナクシマンドロスに伝授される。
(おまけ:アナクシマンドロスはタロスより伝授されている。)
万物は火(戦)による法則であると説明している。
これは万物は動的な揺らぎにより成立するもので、それは法則にのっとっていると解釈される。
空間操作系の魔術師。
追放中のクレイステネスに協力してアテナイでのアルクメオン家の地位維持を手伝う。
代わりにペルシア以遠の東方についての知識を入手した。
この旅の間の連絡用に水晶球とメダリオンの組み合わせで携帯電話を作っている。
・ミルティアデス
身長182cm
体重83kg
性別 ♂
髪 黒半分以上白髪 直毛 肩までの長毛
瞳 茶
年齢 60歳
身分 アテナイ市民 将軍
父親キモンがペイシストラスに殺されるが、彼は厚遇され植民都市ケルソネサスの太守に任命される。そのまま僭主になる。イオニアの反乱によりケルソネサスを離れ、BC493にアテナイに帰還。
帰還直後にアルクメオン家により僭主支配の経歴を告訴されたが無罪となり、アテナイ民会で将軍に選出された。 クレイステネスに文句を言っていたのは、この件である。
史実ではマラトンの戦いを勝利に導き、その勢いでBC488にはヒッピアスの友人だったヒッパルコスを翌BC487にはアルクメオン家の重鎮メガクレスを陶片追放にしている。
・キモン
身長154cm
体重48kg
性別♂
髪 黒 直毛、肩までの長毛
瞳 茶
年齢 15歳
身分 なし
ミルティアデスの息子。
史実では軍才に優れアテナイに忠義を尽くしたスパルタ大好きの人物として知られている。
陶片追放後はスパルタの客になっていた。
アルクメオン家のメガクレスの娘イソディケと結婚しラケダイモニクス・・・ラケダイモン(スパルタ人)を長男にしている。次男はエレウス(エリス人)3男はテッサロス(テッサリア人)で命名センスは疑問だが?
カリアスの妻は実姉のエルピニケであり、アルクメオン家、キモン家の3大貴族がこの婚姻で結びついたことで貴族制の代表格になり民主派のテミストクレスとしのぎを削ることになる。
・テミストクレス
身長170cm
体重77kg
性別♂
髪 黒 直毛、肩までの長毛
瞳 茶
年齢 34歳
身分 エポニュモス・アルコン(執政官)
父親はアテナイの市民権を持っていたが母親が非アテナイ人で混血児とされている。
このためか顕示欲、独占欲が強く、天才的な策略家の上に賄賂の使い方も巧みである。
このため清廉潔白とは程遠い評価ではあったがペルシア戦争の結果、民主派の首魁となる。
テトラセゾンコレスと契約しているのはBC492までであり、翌年から彼女たちは南航路のイオニア号の歌姫になる。
おまけ)宴会用アーシアのキトンのイメージ固めるためのデザイン
モデルが女性になってるのはデフォ
12/3追記 ああ、いっけね。年齢は数え年ですので・・・満だと1-2歳さがります。




