表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

新世界 2話

GWi中は更新出来なくて、また、マイペースで進行致します。

翌朝、あまり多くの時間は眠れませんでしたが、頭はスッキリしました。

「おはよう〜ゼン君、朝食は直ぐできるから、その席に座っててねぇ」グラムさんが台所から声を掛けてくれました。

ガロンさんは、既に椅子に座ってお茶を飲んでいます。

「よく眠れたかい?それで、どうする?無理にとは言わねえが、少しの間だけでも、ここに居たらどうだい?俺が作物の作り方を教えてやるぜ。」

「そうよ、そうしなさいよ。遠慮なんか要らないだから…」スープを運びながら、グラムさんが、僕に近づき少し潤んだ目?で言ってくれてます。

「ありがとうございます。やっぱり考えないといけないことが沢山あるので、甘えさせていただき、何日かお世話になります。その代わり、僕に出来る事があれば、なんでも言ってくださいね。」

「おお、まぁ遠慮無しで行こうぜ!好きなだけ居ていいんだからな、なっ、グラム」

「そうよぉ、居る間は家族みたいなもんなんだから、ゼン君は私の子供……みたいなものよね…」また、今、目が潤んだような…


食事はスープとパン、質素だけど、素材の味が活かされていて、特に野菜の味が最高!

グラムさんが、凄くすすめるので、おなかがパンクしそうです。(苦笑)

そうだ!少し申し訳ないような気がしますが、食事の間に二人のステータスを鑑定させて貰おう。

頭の中で鑑定と念じ、ガロンさんを見てみると、目の前に文字が浮かび上がってきた。


種族 人間

レベル8

心力5

身力14

技力4

知力5


おっ、低い?特殊な能力もないようだし、普通はこの程度なのかな〜魔法とかは使えるんだろうか?あとで聞いてみよう。

次はグラムさんの方を鑑定。


種族 人間

レベル6

心力6

身力7

技力6

知力7


やっぱり、低いなぁ。


「ねぇ、ガロンさん。ガロンさんは、魔法使えるんですか?」

「魔法?って俺がか?当然、使える訳ないだろう。魔法が使えるようになるには、ガキの時から専門の家庭教師をつけるか、魔法学院での訓練を受けないと普通に無理だぜ…それでも全く使えないぅていう貴族のガキが、沢山いるって聞いたことがあるし、この辺りの農夫仲間で魔法が使えるなんて聞いたこともねえし…たまに、誰にも教わらねえで、独学で訓練したら魔法が発動したってことも居るみていだけどな〜俺もガキの頃は魔法が使いたくて、自分なりの訓練を続けたけど結局は使えなくてな、だいたい10人のうち、人族だと1人ぐらいしか魔法が使える奴はいねえよ。まあ、魔法が使えたら俺だって町に出て冒険者になって、今頃は大金持ちで何人ものオンナを引きつけているぜ」


「あんたが冒険者?無理無理。すぐに怖くなって帰ってくるか、雑用専門のぺいぺいの冒険者が関の山よ!」

グラムさん、結構厳しいご意見で…ガロンさん、かなり落ち込んでます。

「ちぇ、どうせ俺なんか…グスン。それより、ゼン君は魔法使えるのかい?」

「いえ、よく分からないです。試したことないし…」

多分、心力と知力が一定の数値に達しないと、魔法の発動が出来ないんだろうな?僕もレベル1で数値的にどうか試さないと、やっぱり分からないし、身体能力も分からないし…どちらにしても、練習と弱い獲物でも狩らないとダメだろうな〜

「ところで、ガロンさん、この近くで狩りが出来る場所はないですかねぇ〜力とかは人より少しあると思いますので、試しに狩りでもしたいんです。もしかしたら、記憶が戻るきっかけになるかもしれませんし…」

レベル1では危険だし、レベルアップが簡単に出来そうな…何故か分かってるし…(苦笑)

「そうさな、西の森なら角ウサギがいるぜ、

奴相手なら死ぬような事は先ずねぇけど、角で刺されるとかなりヤバイから、気をつけないとなぁ〜それに、血が流れたら臭いにつられて、森の奥からローウルフが来るかも…何しろ、怪我したら直ぐに森から出るんだぜ。それと、森の奥には絶対に入ったらダメだ!草原が見える範囲で狩りをする事が一番忘れちゃいけないことだぜぇ〜」

「そうよ、森の奥は絶対ダメよ。ゴブリンの巣があるし…」

「そうそう、ゴブリンは森からは出ねえし、一匹なら、俺っちでもどうにかなるけど〜一匹いたら、奴ら必ず何十匹も湧いて出てきやがる。見かけた速攻逃け逃げよ。ゼン君は剣も下げてるし、もしかしたら冒険者かもしれないが、記憶が戻るまでは、まぁ慎重に行動することだな」

食事をしながら、この後もゼンさん、グラムさんが、代わる代わる注意をしてくれてます。しかも魔物は倒すと肉やアイテムを残すようです。もう考えていても仕方ないので実地あるのみですね。

「ありがとうございます。食事が終わったらちょっと行ってきます。大丈夫です。危ない場所には行きませんから…」


食事が終わると、ガロンさん達は農作業に出るそうで、僕は草原の向こうに見える森に向かって歩きだしました。


途中だったので、追加しましたようやく次回は魔法と戦闘に入れるかなぁ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ