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俺のパーティーに勇者と魔王がいる  作者: トドタリアン
8/11

リアの力・・・ってやっぱりこいつ仲間にするんじゃなかった!!

前回から登場したサキュバスのリアですが、正直どう使えばいいか分かりません。

という訳で第8話、前書きのネタも無くなってきてどうすればいいか分かりません。

今起こったことをありのままに話そう、天国と地獄だ。

目の前では勇者と魔王が争っている。それだけならいつもと同じだが、違う点は第三者の陰謀によるものであるという点だ。

俺はその横でただただ見ていることしかできない。

一旦頭を冷すために、これまでの経緯を見つめ直すとするか。


~1時間前~


俺達は新しく仲間になったサキュバスのリアと共に次の村へと進んでいた。・・・のだが。

「リア、あなた魔法が使えるんでしょう?だったらあの魔王になんか強烈なのかけといてよ」

「リア、あなたの魔法でそこの勇者を倒しといて下さい」

「じゃあどっちにも魔法かけていい?」

「なんで私もなのよ!魔王だけでいいのよ!!」

「リア!わ、私にあなたの魔法は効かないんですよね!!」

「心配しないでも、どっちにもとびきりの魔法かけてあげるからさ。もちろんシーナ様にも効くヤツを」

うるささが倍になって、進むスピードが半分になっていた。

「お前ら少し静かに・・・」

「「「黙ってて」!!」ください!!」

あ、一人増えた。


「そういえばさ、リアって普通に俺らのパーティーに同行したけどさ」

「うん、それがどうかしたの?」

「サキュバスってさ、確か男の精気を吸い取って生きてるみたいな感じだろ。そう思うと俺、危なくね?」

「ああ、その点は大丈夫だよ。僕は・・・」

そこまで言うとリアはシーナの方へ目をやった。

「シーナ様にいたずらするだけで満足だから」

「ソー夕さん、やっぱりその子追い払いましょう!!」

「そんな事言っちゃっていいのかなシーナ様~」

「ヒッ!」

おお、あのシーナが押されてる。これは抑止力として使えるな。

「あ、でも暇な時に君の精気も吸わしてもらうかも?」

「ち、ちょっと!それってどういう意味よ!!」

「どうってそのままの意味だよ。あっ、でもソータを誘惑していつでもどこでも吸い取れる様にするってのも・・・」

「そんな事はさせませんよ!ソータさんをゆ、誘惑だなんて・・・」

「いいよねソータ?」

そう言ってリアは俺に抱きついてくる

「ま、まあ少しくらいならな・・・」

「な、何よソータ!そんなサキュバスなんかに鼻の下伸ばしちゃって!!」

「リ、リア!ソータさんから離れなさい!!」

ああ、やっぱりこいつ仲間にしない方が良かったかも・・・


~夜~


「なあお前ら、少しは機嫌直せよ」

昼のいざこざからシーナとニジカの機嫌が悪いままだ。まあ静かだからいいけどなんか後味が悪い。

「おいリア、元はといえばお前が変なこと言うからだぞ。こいつらどうにかしろよ」

「しょうがないな」

リアはおもむろに立ち上がってなにやらゴソゴソとバックを漁っておもむろにポーションと思われる物を取り出した。

「じゃあ今から僕の魔法を披露します!」

「魔法?」

「そう、昼間シーナ様達が見たがってたから」

見るとニジカもシーナもリアの方に目を向けていた。

「この魔法は誰か一人いけに・・・サポートが必要なんだけど」

「おい待て、今生け贄って言おうとしたろ!」

「誰がやる?」

「「ソータ(さん)で」」

息ぴったりかよこいつら!!

「ではソータさん、前に出てきてください」

なんか手品ショーみたいだな。

「じゃあまずはシーナ様とニジカちゃんに魔法をかけます」

「ええ!?」

「な、なんで私たちなんですか!?」

「まあ、いいからいいから」

「ちょ、やめなさい!」

「もう遅いよ」

パチンッ

リアが指を鳴らすとシーナとニジカは眠ってしまった。

「な、なんでこいつらに魔法をかけたんだ?俺が生け贄対象じゃなかったのか?」

「ううん、あくまでも矛先はソータだよ」

「そのポーションは?」

「シーナ様達を騙すカモフラージュ」

ああ、確かにシーナ達の目線は完璧にポーションに向いていたからな。

「で、この後どうなるんだ?俺にはなにも害がないようだが」

静かになってむしろ助かったぐらいだ。

「今から二人を簡単な混乱状態にしようと」

「混乱状態?」

「まあ、簡単なものだからお酒で酔っ払ったくらいのものだよ」

「へー、なるほど・・・ってやめろ!!」

「エイッ!」

パチンッ

リアが再び指を鳴らすとニジカとシーナがゆっくりと起き上がってきた。

「お、俺はちょっと用事が・・・」

「逃げちゃダメ」(ニヤリ)

「さてはお前こうなること知ってたろ!!」

するとクイッと服の袖が両側から引っ張られた。

「ソ~タ~、大好きよ~」

「う〜ん、ソ~タさ〜ん」

「ソ~タは私の物よ~」

「私のですよ~」

「さあ、後はお好きにっ」

「お好きにっ、じゃねー!どうにかしやがれ!!」

「もー、ヘタレなんだから」

パチンッ

リアが再三指を鳴らすとを鳴らすとニジカとシーナが元に戻った。

「あ、あれ私何してたのかしら?」

良かったいつものニジカだ。シーナは・・・

「リア、なななななんてことしてくれたんですか!!」

「えーいいじゃん、満足したでしょ?」

「ままま満足だなんて、私はそんな・・・!」

・・・いつも通りじゃないな。

「リア、なんかあったのか?」

「ううん、なにも」

「そうか、でもそれならなんでシーナはこんなに取り乱してるんだ?」

「//////」

あ、逃げた。

「シーナ様は思った通りだったけどまさかあっちもとはね、面白くなりそうじゃないか・・・」

「ん?リア、なんか言ったか?」

「いや、何も言ってないよ?」

そう言って怪しげに笑うリアの顔を、俺はみたくはなかった・・・

嫌な予感しかしねー!!


追伸

「シーナ様~、早く帰ってこないとソータに色々ばらしちゃうよ~」

・・・あっ、ダッシュで戻ってきた。

最近あったμ'sのファイナルライブ、見た人も入ると思います。

自分はあの日からやる気というやる気が消え失せました。

行き場の無い喪失感を小説を書くことで発散しているトドタリアンです。

後書きでも書くことがないので少し裏話。

最初のプロットから全然話が変わって焦っています。

最初はリアなんていなかったのに・・・

ということを嘆いて泣いているトドタリアンでした。

ネタが無い!!!!!!!!!!!

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