新しい仲間・・・ってまともな奴いないのか！！
どうも、なんか毎回ネタが無いだのどうの言っているので今回も言います。
マジでネタが無い！
それと最近、今までの話の細かい部分の修正(誤字や一部の表現)
したのでよろしければご覧頂けると幸いです。
「うお！何だ！？」
光が晴れていき次第に視界が戻ってくる。
「あれ？」
さっきまで目の前にいた女性がいなくなっていて、そしてその代わりに・・・
なんか展開が急すぎて全く付いていけない！待て、落ち着け！！冷静になって思い出してみよう。
～３時間前～
「なぁニジカ」
「何よ？」
「最近のシーナ、なんかおかしくないか？」
「そぉ？興味無いわ」
最近なぜかシーナに元気がない。口数も少ないし、何より俺と目を合わせようとしない。ちょっとへこむ。
「いつからおかしいのよ？」
ええと、確かあれは・・・
「あのアルコール事件の後だ」
「ああ、あのあんたが私達２人を犯そうとした事件ね」
その言い方はやめろ、周りが不審な目で見てるから。
「なぁ、それとなく聞いて見てくれないか？」
「嫌よ、めんどくさい」
「頼むよ、俺が行っても話してくれないんだ」
「む～、しょうがないわね・・・」
やれやれ、やっと行ってくれた。
・・・あっ、喧嘩し始めた。
『なぁ聞いたか？この東の森に変なモンスターが出るって』
『ああ、何でも記憶を消したりできるから誰もその招待を知らないとか』
『勇者か誰かが退治してくれないかねぇ』
などと露骨な噂話が聞こえてきた。
「よし、私達で退治しましょう！！」
「ちょっと待て！」
「何よ？」
「お前には学習能力がないのか！"森＋変なモンスター＝災難"にしかならないじゃねーか！！」
「大丈夫よ、この勇者たる私がそんなモンスターなんかに・・・」
「それで過去何回痛い目見れば気が済むんだ！」
「行くったら行くの！！」
駄々っ子か・・・
「じゃあ、多数決で決めるか」
「いいわよ。じゃあモンスター退治に行きたい人？」
「はい！！」
うおっ！びっくりした、シーナか・・・
「お前、モンスター退治に行きたいのか！？」
「は、はい、私はそのモンスターを退治しないといけないと思います！」
マジかよ、まさかシーナがこんな乗り気になるなんて・・・
「ほらっ、２：１よ！行くことに決定！！」
「くっ・・・仕方ない、わかったよ。行けばいいんだろ行けば！」
もうこうなったら何も無いよう祈るだけだ。
「あの時の・・・記憶を消して・・・無かったことに・・・」
「シ、シーナ？なんか言ったか？」
「はっ、い、いえ、何も言ってませんよ」
・・・ダメな予感がする。
～東の森～
「記憶を消したりできるモンスターか・・・。シーナ、何か心当たりはないか？」
「いえ全くないです」
「ないの！？お前魔王だったんだろ！」
「だったってなんですか！今も魔王ですよ！」
「しょせん魔王なんて役に立たないのよ」
「お前はいちいち喧嘩を売るな！」
「だって本当じゃない！モンスターを把握していない魔王なんて」
「うるさいですよ勇者！！」
「やったろうじゃないの！！」
「うるさーい！誰だ僕の森で騒いでいる奴らは！！」
「ほら怒られたじゃねーか！！」
「元はと言えばこの森に行こうとしたあなたが悪いんですよ！」
「あんたも乗り気だったじゃない！」
「あーもう！やめろお前ら！！」
「君たちやめないとそろそろ本気で怒るよ！」
「そんでもって誰だよお前！さっきから普通に会話に入って・・・」
いつの間にか俺達の目の前に、俺と同年代くらいの女性が立っていた。
「うわ！なんだお前は！」
「やっと気づいてくれたか・・・。僕は・・・」
「おっと、少し待ってくれ」
「なんでだい？」
「そこで喧嘩してるふたりをとめてくるから」
「ああ、まだやってたのか」
「自己紹介の続きをしよう、僕の名前はリア、君たちは？」
「私はニジカ、この世界を悪から救う勇者よ！」
「そのお供のソータだ」
「へー」
いや、へーって何だよ。
「私はシーナ、この世を悪に染める魔王です！」
「ふーん・・・シーナ様！？何でこんな所で勇者なんかといるの！？」
「知り合いか？」
「いえ、こんな人に見覚えは・・・」
その瞬間、辺りが眩い光に照らされた。
「うお！何だ！？」
光が晴れていき次第に視界が戻ってくる。
「あれ？」
さっきまで目の前にいた女性がいなくなっていて、そしてその代わりに・・・
「な、なんだ！？」
ニジカやシーナと同じくらいの長く赤い髪をした幼女が立っていた。
「これで分かったかい？シーナ様」
「やっぱりあなたでしたか・・・」
それからシーナはこれまでの経緯の一部始終を話した。
「なるほど、そういう事だったのか」
「だろ、だから邪魔をしないで・・・」
「面白そうだから僕もついてくよ」
「「却下だ(です)！！」」
「なんでシーナ様まで！？」
「あなたまた私で遊ぶつもりでしょう？」
「うん」
「どういう意味だシーナ？そもそもこいつは結局何なんだ？」
「この子は淫魔、サキュバスなんです！」
え？サキュバスってあの・・・
「この子は魔法やポーションで私に色々ないたずらをしてきたんです！」
「色々ないたずらって何よ？」
「そ、それは///」
ああ、なるほど。サキュバスは魔法なんかでいろんなエロい事でもできるっていう話かな。(適当)
「えー、いいじゃん。普通の冒険でも役に立つよ」
「で、でも」
「シーナ様、結構僕の魔法に耐性ついたし」
「う～ん」
「連れていってくれないとまたいたずらしちゃおうかな～」
「あ～、分かりましたよ！連れていきますよ！」
・・・あれ？いつの間にか決まっちゃってた！
「うん、これからよろしくね！」
まあ、いいか・・・
ということで新しい仲間が増えた。
追伸
「あ、そうでした。私、リアに消してほしい記憶があって」
「無理だよ、シーナ様僕の魔法効きにくくなっちゃってるし」
「む、無理なんですか！？」
「うん無理」
「そ、そんな・・・」
今回から参戦して早速仲間になったリアですが、正直まだ設定が雑です。なのでこれから少し変わるかもしれません。
なんとかサキュバスというキャラを出したくて、少し急ぎ足でしたが綺麗に出せました、のですがいざとなったらどんな風に書けばいいのか分からずもうよく分からなくなりました。
最近ポケモン始めたのでネタ考える時間が無いトドタリアンでした。
また次の話でお会いしましょう。
