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俺のパーティーに勇者と魔王がいる  作者: トドタリアン
4/11

勇者と魔王の日常・・・って誰か助けてくれ~!!

今回は「日常」みたいな作品にしました。

特に深い意味はございません。

この世界にも警察の様な人達は存在する。この世界は犯罪者が多いらしく警備が厳重である。普通の人なら心強いのだろうが俺にとっては不安でしかない。何故なら・・・

「君、ちょっといいかな」

ほら来た。

俺、ソータは勇者のお供として世界の平和のために冒険している、のだが。

「この子たちとはどういう関係かな?」

勇者であるニジカと、俺らと一緒に行動している魔王のシーナ。

この二人が10歳くらいの見た目なため俺は街でいつも引き止められる。まあ「勇者とその供です」。と言ってしまえばそれでいいのだが・・・

「こいつは私の奴隷よ!!」

こう言い切っちゃう馬鹿がいるから毎回疲れるんだよ!

「違いますよ、ソータさんは私の下僕ですよ!!」

シーナもシーナで変にニジカに対抗するからさらに騒ぎは大きくなる。そんな中俺は・・・

「待ちなさい、詳しく話を聞こう!」

「あの馬鹿どもが〜〜〜〜!!」

知らなかった。人間、死ぬか生きるかの時は信じられない程の力が出るんだな。なんだかんだで逃げ切る俺だった・・・


「買い物?」

「ええ、私ちょっと買い物がしたいから・・・」

「あっ、私も買い物を・・・」

早速嫌な予感がするのだが、まあここは大人しく承諾してやるか。

「分かった、30分後にここにいろよ」


~2時間後~


「遅い!何やってんだあいつら!!」


~10分後~


「やっと見つけた、あいつら何やって・・・」

「私の方が多く買ったわよ!」

「いいえ、量より質です!」

なんであいつらは買い物だけで喧嘩してるんだろうな!!

「おいお前ら何やってんだ!!」

「「だってこいつが・・・」」

店の前では幼女2人が喧嘩していた・・・のだが、それよりも目立つ物がその横に。

「お前らその大きな荷物はなんだ!?」


~5分後~


どうやらこの馬鹿どもは買い物でも争っていたらしい。おかげで宿代も無くなった。

「なんでこの私が野宿なんかしなくちゃいけないのよ!」

「お前のせいだろ!!」

俺らは今夜野宿することになった。

「ま、まあ食材なら大量にあるわけですしそろそろ許してあげても・・・」

「人事のように言ってるけど君のせいでもあるよね!?」

しかしなんでこいつら食材ばっか買ってんだ?

「なあお前ら、なんで食材なんかこんなに「ああもうさっさと食べて早く寝ましょう!」

「そ、そうですね!」

・・・まあいいか

このまま平和に終わるなら・・・なんて思った俺があさはかだった。


「あれ?シーナ、お前さっきからいやに静かだな。いったいどうし・・・!」

「・・・ふぁれ?ソータさんれすか?」

シーナは足取りがおぼつかないようで頬も少し赤らんでいる。

「シ、シーナ!?お前いったい・・・あっ!」

シーナの足元にはなにかの瓶が転がっていた。

「シーナお前、間違って酒でも飲んだな!おいニジカ、シーナをなんとか・・・うわっ!」

「ふにゃぁ?ソ~タ~?」

「って、お前もか!」


~朝~


「朝が来てしまった。このままこいつらが目を覚ましたら・・・」

「ふぁぁ、よく寝た・・・ってあんたなんで私に抱きついてるのよ!!」

「ん~、なんですか朝早くから・・・ってソソソソソソータさん!?」

「いやこれはお前らが・・・」

「言い訳するな!!あんた、死ぬ覚悟はあるのかしら!?」

「いや待て!シ、シーナ、助けてくれ!!」

「・・・・・・・」

だめだこっちはすっかり放心状態だ!

「ニ、ニジカ!待て、やめろ!!」

「問答無用~~~!!」

空に俺の叫び声が響き渡る。

あぁ、今日もいつも通りだ。


追伸

その後の記憶はございません。

どうでしたでしょうか。

今回書くことがあまりなかったのでこーなりました。

最後のニジカとシーナが酔ってる所とか、そんなシチュエーションが大好きです。

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