インド洋沖海戦 戦果・被害報告書
今回は本編インド洋沖海戦内での戦闘記録です。
12月14日にインド洋に派遣した、海賊対処部隊及び中印両艦隊の行った海賊(暴走無人艇群)との戦闘とその後現れた中華人民遠征軍所属艦隊からの撤退戦で発生した戦果・及び被害状況をここに纏めることとする。
日本
第1対処戦闘部隊:制圧艦「大和」巡洋艦「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」
被害:「大和」小破
戦果:特になし
撤退戦時「大和」が殿を務めた意外では作戦指揮に集中していたため被害は少ない、また、巡洋艦4隻は撤退時中印両国の被害艦艇の曳航を行い先に撤退していた。
第2対処戦闘部隊:巡洋艦「川内」第1駆逐隊・第2駆逐隊
被害:「夕潮」「夕霧」大破、「朝潮」中破 21名負傷
戦果:無人艇28隻撃破
「夕立」の12隻撃沈を筆頭に本作戦の撃破数の内半分を占める戦果を挙げる。撤退戦の時に「夕潮」「夕霧」が被弾し「夕潮」が沈みかけるが無事帰還を果たす。
第3対処戦闘部隊:巡洋艦「神通」第3駆逐隊・第4駆逐隊
被害:「春雨」中破 乗員3名軽傷
戦果:無人艇11隻撃破
無人艇との戦闘後は支援部隊の撤退を補佐していち早く撤退に成功する。また、撃破数もそれなりの結果である。
第1対処支援部隊:海洋母艦「瑞鶴」「翔鶴」駆逐艦「朧」「曙」
被害:特になし
戦果:無人艇8隻撃破
航空機による攻撃で8隻を撃沈する。また、護衛として呉基地独立警備隊から2隻駆逐艦が派遣される。撤退時は第3対処戦闘部隊の掩護の下無事に撤退を果たす。
第2対処支援部隊:補給艦「摩周」「猪苗代」「琵琶」
被害:特になし
戦果:特になし
作戦時戦闘部隊への弾薬の補給などに徹する。撤退時は一足先に損傷した艦を曳航していたために巻き込まれずに済んだ。
中国
第1戦闘部隊:巡洋艦「阿昌」駆逐艦「静安」「閘北」「虹口」
被害:「阿昌」「静安」「閘北」「虹口」撃沈 6名重傷、39名不明
戦果:無人艇18隻撃破
無人艇との戦闘で駆逐艦3隻を失った他遠征軍による攻撃により、中破していた「阿昌」も沈んだため全滅という結果になった。乗員は可能な限り救出したが、多数の不明者が出た。
第2戦闘部隊:巡洋艦「回」駆逐艦「宝山」「嘉定」「青浦」
被害:「回」「宝山」小破、「嘉定」「青浦」撃沈 480名不明
戦果:無人艇8隻撃破
大事をとって「回」「宝山」が後退したものの8隻撃破という戦果をあげる。作戦後に接近してきた遠征軍の艦に疑問を持ち近づいた所を攻撃され「嘉定」「青浦」2隻を失う。また、小破だった2隻は被弾した「長寧」「松江」を曳航して本国へ帰還した。
第3戦闘部隊:巡洋艦「水」駆逐艦「長寧」「松江」「普陀」
被害:「普陀」小破、「長寧」「松江」大破
戦果:特になし
同行していた補給部隊の護衛のために作戦時は戦闘に参加していなかったものの、遠征軍の攻撃により駆逐艦3隻が被弾する。
補給艦隊:補給艦「濾沽湖」「八陽湖」
被害:特になし
戦果:特になし
戦闘部隊の補給支援のために同行したものの、補給する前に多数の艦が撃沈・損傷して意味をなさなくなった。だた、日本やインドの艦艇に燃料の補給支援を行ったため最低限の仕事はした。
インド
第1派遣部隊:戦艦「オリッサ」巡航艦「ボージプル」「ダルバンガー」
被害:「ボージプル」「ダルバンガー」撃沈 戦死84名、不明43名
戦果:無人艇21隻撃破
作戦開始時に無人艇からミサイル攻撃を集中砲火され、巡航艦2隻を失ったがその後「オリッサ」が21隻を沈める大戦果を挙げる。
第2派遣部隊:巡航艦「アルワル」駆逐艦「カタル」「チプルーン」
被害:「カタル」撃沈、「チプルーン」中破 戦死16名
戦果:無人艇9隻撃破
少なくはない被害をだすがそれでも十分な戦果をあげた。
第3派遣部隊:巡航艦「バーンカー」駆逐艦「チトラクート」「チャタルプル」
被害:「バーンカー」「チャタルプル」大破、「チトラクート」撃沈 39名戦死
戦果:特になし
後方待機組だったにも関わらず「バーンカー」が被弾するという失態を犯す。遠征軍の攻撃で駆逐艦2隻も被害をうける。
第4派遣部隊:巡航艦「ベーグーサラーイ」駆逐艦「クーヌール」「チェンナイ」
被害:「ベーグーサラーイ」大破、「クーヌール」「チェンナイ」撃沈 戦死119名
戦果:無人艇6隻
後方待機組だったが無人艇が出現し戦闘となり6隻沈めるが「ベーグーサラーイ」が大破する。その曳航作業中に遠征軍の攻撃で無防備になっていた駆逐艦2隻が沈められる。
以上が先の戦闘の全容である。
予断ですが、インドの軍艦の命名基準は戦艦:州名、巡航艦:県名、駆逐艦:都市名で中国の命名基準は巡洋艦:少数民族名、駆逐艦:区名となっています。