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日本国世界大戦  作者: 一機当千
本編
49/68

憎渦

今回は機動戦鬼同士の戦いです。

当初はそんな予定はなかったのですが何故か無駄に長くなってしまったので1話として仕上げました。

沖縄で日本から鹵獲した機動戦鬼をもとに造られた中華解放軍初の機動戦鬼、一型機動戦鬼「滅」のコックピット内でオゥ リアンは自身の部隊に単機で向かってくる日本の機動戦鬼に対して出すべき指示を考えていた。

普通に考えればさっき落とした機動戦鬼のように超圧縮高熱線銃で狙撃すればいいのだが出撃前の命令では可能な限り多種多様な戦闘データを取るように言い渡されているため、あまり単調な戦闘をしていては目的を達成することは出来ない。

命のやり取りをする戦場で無理難題を吹っかけて来るが相手が一機なら数の利も合わせて何とかなるかもしれない。

「けど、なーんか、いやな予感がするのよねぇ・・・」

“第2小隊、散開しろ!これより多数機戦闘試験を行う”

自身の直感がそう感じ取り命令を躊躇していると同時に無線を通して一緒に出撃してきた第2小隊の隊長の声が聞えて来る。どうやら向こうはこのまま複数機での連携による戦闘を行う事にしたようだ。

「林少尉、少し軽率すぎませんか?ここは様子を見た方が・・・」

“呉よ、相手は一機だぞ?確かに性能はこちらが劣るかもしれぬがそれも数で押せば問題なかろう”

呉の進言は聞かれずに通信を切られる。そのまま第2小隊4機は散開しながら向かってくる日本の機動戦鬼を向かい討とうとしていた。


「第2小隊全機に告ぐ、敵は1機のみだが相手は本家だ、油断は禁物だぞ?まず俺が熱線銃で相手の動きを止める。お前らは散開しながら敵の側面を取れ分かったか」

“““了解!”””

僚機の3機からの返答を確認した林少尉は自分の言葉通り自機に装備されている超圧縮高熱線銃を構えて照準をつける。相手が何も考えずにまっすぐ突っ込んできているためロックオンするのにそう時間はかからなかった。

(単機でくるとはな・・・自身の機体を信用しているのかどうかは知らんがこちらの性能もコピーとは言えそれなりのもんだ、なめんなよ)

心の中で真正面の敵に向けて言葉を投げかける少尉、そのまま武装の引き金を引き発せられた電気信号が機動戦鬼の腕を通して熱線銃に伝えられて赤い熱線が撃ちだされる。彼我の距離7kmでの射撃だ、相手の前進速度を考えても避けられるものではない。

そう思っていた。思っていたが・・・

「なに!?」

迫ってきていた日本の機動戦鬼はそのまま熱線に貫かれる・・・なんてことにはならずに持っていたシールドを使って熱線を受け流したのである。

その行動に驚いてつい声を出してしまった少尉だがすぐに立て直し今度は連続して撃ちだすものの今度は相手の縦横無尽ともいうべき機動力に翻弄されて的を絞れない。そうこうしているうちに僚機の1機が所定の位置に着いたのだろうほとんど乱射に近い攻撃を相手に向けて浴びせるがことごとく避けられる。

「いかん!3番機、距離を取れ!」

攻撃に晒されながらもじわりじわりと攻撃を続けている3番機に近づいていく相手を見てそう命令するが興奮状態のパイロットにその声は届かなかったようだ。距離を縮められた3番機はそのまま日本の機動戦鬼に拳を見舞われる。丁度、腹部のコックピットに当たるところであり機体の中では最も頑丈なところなので損傷は軽微かと思われたが3番機はそのまま飛行することを止め、海に真っ逆さまに墜ちていく。よく見るとコックピットには小型の刀が突き刺されおり機体を貫通していた。

「3番機!」

“この野郎!”

“墜ちろ!”

仲間がやられて激昂した2番機と4番機がそれぞれ弾幕を張りながら搭載している剣を抜いて相手に向かって行く、上と後ろからの息の合った連携であったがそんな攻撃をまるで舞うように敵は躱して上に向けてミサイルを撃ち放つ、上から攻めた4番機は寸でのところで防ぎつつ回避したがその時に隙を作ってしまったのが命取りになった。

高速で近づいた敵にセンサー類が密集している頭部に短刀を尽きたてられた挙句、2番機の張った弾幕に向けて投げ込まれてしまったのだ。

4番機は2番機の弾幕によって穴だらけになり爆散する。その爆発で視界を奪われた2番機は距離を取ろうと後ろへ飛ぶがその時、爆発の中を突っ切って敵が2番機の前に現れる。

慌てた2番機は手に持っていた剣を振り上げた瞬間、敵の持っていた短刀にその腕を切り落とされそのままの勢いでコックピットを抉られる。もし近くで見ていたらコックピットから噴き出す血しぶきが見えていたかもしれない。それほどまでの手際の良さだった。

「コイツ・・・」

一瞬にして3機の味方を葬った敵を見て林少尉が言葉を漏らす。5分も掛からずに短刀のみで味方を倒した敵に対して鬼の化身ではないのかと思ったがすぐにその考えを打ち消す。

出来れば今からでも後退したいところであるが部下をやられた手前、自分のみが逃げるなど彼のプライドが許さなかった。

それぞれの手に剣と銃を握った林少尉は機体を横に平行移動させながら弾幕を張る。当然避けられるがまずは相手に距離を詰めさせない事を優先した。

林少尉の弾幕を華麗に掻い潜る敵に対して彼もまた己の機体を縦に横に時には斜めにと操って応戦する。狙うは相手の背後、そこから一気に畳みかけて剣を突き刺す。

両者の知略がぶつかり合い攻防が続く、先に仕掛けたのは敵であった。弾倉交換の僅かな時間で一気に距離を詰め林少尉に向けて短刀を二振り投げつける。それを回避した彼はバランスを崩して相手の攻撃を誘ってしまいコックピットに敵が握った短刀が迫る。

「ッッッ!!見切った!ここだ!」

短刀が刺さる瞬間に機体を翻し相手の背後を取ることに成功する林少尉、そのまま振り上げた剣を振り下ろして敵を両断したかと思ったが手ごたえがなかった。そして次の瞬間背後の方から来た衝撃と共に彼の口から血が溢れる。

何か起こったか分からなかった彼だがモニターに映った赤く濡れた長刀を持った敵を見て理解したのと同時に彼の意識は漆黒の闇に沈んでいった。


“第2小隊全滅!!”

無線を通してコックピットに響く僚機からの声を聞きながら呉少尉は第2小隊を屠った敵機に視線を向けていた。

余りにも圧倒的な戦闘を見て言葉を失うがすぐに残った自分の部下に命令を下す。

「全機、現時点を持って撤退するわよ!こっちまでやられるなんてごめんよ!」

状況が不利だと判断してすぐに撤退にうつる。距離的にはそれなりに離れているため敵機が沈黙しているうちに逃げれば何とかなるはずだ。

「いい?絶対に背後を見せてはダメよ、下手すれば他の奴に“隊長!奴が動き出しました!”ちぃ!全機弾幕を張りながら散開しつつ後退しなさい!」

敵が再び動き出したことを確認して散開するように命令する。散開させたのは相手に目標を絞らせない事と味方が戦っているうちに他が逃げやすくするためだった。

「ほら!こっちに来なさいよ!部下たちには手を出させないわよ」

自分を鼓舞するように叫ぶ呉少尉、彼女の機体は他の3機と離れていて且つ、敵との距離が近い。どうやら自分自身が殿と囮を引き受けるつもりのようだ。

だが、そんな彼女の目論見を笑うかのように敵は後方で弾幕を張っている僚機に狙いをつけ彼女の機体を追い抜く。

“クソ、クソ、来るな!”

敵に狙われた僚機の1機が銃を乱射しながらひたすら後方に飛び続ける。だがパニックになっているのだろう、その照準は定まっておらず撃ちだされたビームは明後日の方向に飛んでいく。

そしてとうとう追いつかれ至近距離で敵の機関砲をくらい腹部に大穴が空いた機体はそのまま墜落していき、追い打ちで浴びせられた機関銃の雨によって爆発する。

「魏隊員!」

爆発する彼の機体を見て叫ぶ、まだ20を少し過ぎた若者だ、本国に身籠った妻を置いての出征であった、そんな未来ある若者が爆発によってその命を散らした。なんとあっけない終わりだろうか。

「この!!」

これ以上はやらせないと呉少尉は剣を抜き突撃する。敵も突撃する彼女に気付き機関銃で応戦する。

“隊長!?”

「二人はそのまま後退しなさい、ここは抑える!」

援護に向かおうとした僚機を制止させ撤退するように命令する。少し迷ったのち残った2機は全速力で戦場を抜け出そうとする。

そんな部下の姿を確認した後、再び目の前の敵を凝視する。すでにそれなりの戦闘をしていたはずなのにその機体には傷らしいものは一つも付いていない。

化け物、そんな言葉がよく似合いそうだと呉少尉は思った。機動戦鬼のパイロットになってまだ日は浅いがそれでもこの兵器に使われている技術の凄さは劣化版である中国製でも良くわかる。

まず操縦性が段違いなのだ、空軍でのパイロットの経験があった彼女はまるで自分の身体の一部のように動かせる機体性能に驚き、その将来性の高さに気付き感嘆したものだ。

中国製ですらこれであるのなら本家である日本製はどれほどの性能なのだろうか、そんな興味が頭の中で浮かぶがすぐに打ち消す。

いまは部下が逃げ出せるように時間を稼ぐ、それだけを考えて機体を増速させる。敵に向けて剣を振り下ろすが難なく避けられこちらに照準をつけられるがこちらもすかさず距離を取りながら銃で牽制、再び敵が距離を詰めようとしたところでこっちから距離を詰めて先手をとる。

そんな攻防が2、3回続くがここで練度の差が現れる。少し剣を大振りして隙が生まれた瞬間、敵の短刀が迫ってくる。至近距離での銃を構えた時、短刀が軌道を変えて銃を持っていた腕ごと切られて銃ごと上に吹き飛ぶ、そしてすかさず蹴りを入れられて機体のバランスを崩される。

バランスを取り直した彼女が見たのは吹き飛ばされた銃を取って構える敵の姿だった、だがその照準は彼女の方を向いていなかった。

「まて・・・」

敵の狙っているものに気付き止めようとしたその刹那、赤く熱されたビームが2本撃ちだされる。撃ちだされたビームは撤退していた2機の僚機に外れることなく直撃させ爆発させる。

あっけなく爆発した僚機を見た次の時には彼女は機体を再び敵へと突進させていた。別に何か策があったわけではない、ただ一撃でも決めないと自分が納得できないからという理由での突撃だった。

その突発的な行動が幸いしたのか敵の反応が少し遅れた。そのまま呉少尉は残った片腕を思いっきり叩きつける。当たった場所は敵のスラスター部分であり衝撃で敵が小爆発を起こす。

一瞬の隙が出来た事を把握した彼女はそのまま機体を翻しインドネシアへと逃げ去る。追撃されれば命は無いと覚悟を決めていたが彼女に追撃の手が迫ることはなかった。


戦っていると頭の中に声が響くことがある。他の人が聞いたら気味の悪いノイズと言われるかもしれないけど、少なくとも私にとってそれは声だった。もっとも何を言っているのかは私でもわかっていないのだけれど。

そしてそれはあの黒い機動戦鬼が現れたのを境に無秩序に鳴り響いて私の思考を支配していく。

「一つ、二つ、三つ・・・四つ、まだ、いるの?私が何をしたっていうのよ」

頭に響く声で意識が朦朧としている白瀬隊員はその悪化の要因である敵の機動戦鬼を半分屠ってもなお収まらぬ症状の中で誰に向けるのでもなく一人呟く、レーダーには味方ではない機動戦鬼の反応が四つ戦闘エリアを出ようと後退を始めていた。

中国の機動戦鬼、どこか55式機動戦鬼「命」の意匠に似ている事から日本の機動戦鬼を解析して造られたことが分かる。とは言え機動戦鬼を所有していたのは日本しかいなかったのだから当たり前の結論である。

そして解析の際に使われたのは沖縄で共にチームを組んでいた仲間の機体でありそれを奴らに渡る遠因を作ってしまったのは白瀬だ。

なぜ邪魔をする。

敵の機動戦鬼を見た時から抱いていたどす黒い感情が心を蝕み操縦桿を握る力が籠る白瀬、沖縄戦を経てからずっと後悔の連続だった、そして大きすぎる後悔の念に堪え切れずいつしか事実そのものを忘れようとしていた。それなのになぜ・・・

(逃がさない・・・)

逃げようとする敵を見て白瀬は心の中で呟く、既に戦闘をする意思がない以上戦闘を続ける必要性は最早ない。だが、ここで逃がせば再び自分の前に現れ邪魔をしてくるだろう、錯乱気味で思考が短絡的になっている彼女には目の前の障害を消す事しか考えられなくなっていた。

そして再び機体を敵に向けて動かす。

追撃に気付いた敵も弾幕を張りながら散開する。こちらに狙いを分散させることを意図しての行動だが目的が殲滅である彼女にとっては一対一での戦闘に持ち込める絶好の機会にしかならなかった。

(ふーん、自分を囮にして僚機を逃がそうとするんだ。見上げた自己犠牲精神ね)

他の敵と比べて撤退速度が遅い機体をみてそんな感想を抱く、それならわざわざ率先して狙う必要はない。そう判断して白瀬はその機体の後方で弾幕を張っている別の機体に狙いをつけて加速する。狙いをつけた敵はなおも逃げようとするが慌てている状況で銃を撃っても当たるはずもなく、たやすく白瀬に追いつかれる。

(・・・ひとつめ)

敵に追いつきすかさず機関砲をその腹部に撃ち込む、至近距離故撃ち込まれた箇所に大穴を開けた機体はそのまま落下していく。

そこにこれでもかというほど機関銃で銃弾の雨を浴びせる白瀬、機体は穴だらけになり爆発するが既に機関砲でとどめを刺しているのだからその行動には何の意味もない。だが敵を焚きつけるには十分だったようで先ほど追い抜いた敵が襲い掛かってくる。

今まで倒した5機と違いそれなりの腕を持っているようだが、ある意味思考がクリアになっている白瀬にとっては敵ではなかった。僅かな隙をついて敵の腕を持っている銃ごと短刀で切り上げて追い打ちで蹴り飛ばす。

そして切り上げた腕から離れた敵の銃を空中で掴み、逃げようとしていた残りの2機に向ける。武装プログラムをそのまま流用したのだろう、銃は敵である白瀬の「烈」でも何の問題もなく機能して照準が合わせられる。そのまま2発のビームを撃ちだし離れていた敵を撃ち落とした。

(あと、ひとつ・・・、ッッ!!)

残り1機まで追い詰めた白瀬だがここで敵の突撃によって初めての被弾を許す。それによって機体のスラスターが損傷し推力が下がる。

「この・・・逃がすか!」

“――!――!”

自分の機体を殴った敵が逃げようとするのを見て追撃しようとする白瀬に誰からか通信が入るが彼女の耳には届かなかった。

“この、バカヤロウ!!”

その怒鳴り声と同時に追いかけようとした白瀬の機体にものすごい衝撃が襲い後ろに吹き飛ぶ、それによって発生したGによって白瀬は頭から血が抜けるような感覚を味わいながら気を失った。


「この、バカヤロウ!!」

機動戦鬼の心臓ともいうべきスラスターに損傷を受けてもなお追撃しようとする部下に向かって佐川 由美は怒鳴り声と共に部下の機体に蹴りを入れて吹き飛ばす。

吹き飛ばした機体はパイロットが気絶したのだろう偽魂体管制によって最低限の機能以外は沈黙している。

「こちら佐川、僚機が1機損傷した。収容を願う」

無線を使って彼女は司令部に報告をする。司令部の方からもすぐに了承の返事が返ってきて彼女は部下である白瀬の機体を抱えて艦隊へと引き返す。偽魂体管制で自立行動させても良かったがなにしろ同時に大量の機動戦鬼を操るのが機動戦鬼の偽魂体な為、少しでも負担を軽くしようと彼女なりの配慮であった。

“――から、戦うから・・・もう、来ないでよ・・・”

無線を通して白瀬隊員のものと思われる声が聞こえてくる。気絶してうなされているようだ。

(この子、まさかね・・・)

彼女のうわごとを聞きながらある推測が佐川隊長の頭の中で浮かぶが今はそんな場合ではないとそこで考えを打ち切る。

「死者は何も言わない、仮に言ってくるとしたらそれは生者自身の言葉・・・逃げる事は出来ないわよ、白瀬隊員」

コックピットで機体を操りながら佐川隊長は気を失っている自分の部下に向けて静かに話した。


インドネシア 中華解放軍駐屯基地


中華解放軍が拠点としている一つとして機能しているこの駐屯地は今東方に陣取っている日本艦隊に向けて出撃していった部隊の帰還によって大騒ぎになっていた。

元々戦果は気にしていなかったもののその被害は甚大であり、なんと出撃した戦力のおよそ6割が未帰還という凄惨たる結果に出迎えた者たちは皆言葉を失っていた。

そして帰還してきた兵士の一人である呉少尉は自身の機体が駐屯地に着くやいなや限界を迎え倒れた機体から引きずり出されるように助け出される。体に異常はないが初出撃に加えて部隊が彼女以外全滅によってすでにその体は疲労で限界だった。

「大丈夫ですか?呉少尉、他の仲間は・・・」

整備員の一人が恐る恐る尋ねる。言わずともわかる結果をわざわざ聞いてしまうあたり相当混乱しているようだ。

「林少尉率いる第2小隊含め7機全て撃墜、敵は日本の新型と思われる機動戦鬼でした。詳しい事は機体に備わっている記録装置で分かるはずです」

疲れている中、呉少尉が質問に答える。敵が1機という事はどうせ後で分かることだ、今は伏せておく。

一通りの説明を終え解放される呉少尉、駐屯地の騒ぎは当分収まりそうもないが今の彼女は休息を必要としていた。上官命令により機体の入れ替えが済むまで暇を与えられたため、一人、兵舎へと戻る。

(クッ、よくもみんなを・・・覚えておきなさいよ、次に会った時は必ず仇を取らせてもらうわ)

兵舎の共同浴場に行った呉少尉はシャワーで水にうたれながら顔も知らぬ敵のパイロットに向けて復讐の火を宿し滾らせていた。


最近投稿間隔が長引いてきて申し訳ございません(7000字書くのに20日も掛かってしまいました。反省)。授業に試験・レポート、バイトに加えて教習所と時間的余裕が削られている関係で思うように執筆が進められていません。

・・・ところで白瀬隊員が段々とバーサーカー化している気がするのですが、どうしてこうなった(困惑)

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