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日本国世界大戦  作者: 一機当千
本編
47/68

島国としての意地

2月20日 大西洋


第3作戦に備え準備に奔走している日本であるがそれと並行するように遠く離れた大西洋の海でもようやく陣容を整え終え再び欧州へと進もうとしていた。

前はドイツ軍の必死の防戦とこちらの準備不足もあり近づくことも叶わなかったがその失敗を踏まえ今回はそれ相応の艦隊を編成してきた。まず基幹艦隊として制圧艦「信濃」を旗艦とした第7艦隊に遊撃艦隊として今回新たに派遣された第13、14、19、20駆逐隊と第15,16潜水隊所属の22隻をはじめ、支援群から新たに派遣された「山鶴」と引き続き参加する「黒鷹」「白鷹」の二隻のほか支援艦隊は前任の第9艦隊と入れ替わり第31、32艦隊の20隻が派遣されている。

「艦長、艦隊陣形組み終えました。この後の指示をお願いします」

CICにてレーダーを見ながらしなのが指示を仰ぐ、艦隊は輪形陣を取っており中央を海洋母艦三隻が陣取り前衛に基幹艦隊、中衛から後衛にかけて支援艦隊が布陣している。遊撃艦隊は駆逐隊が左右に展開しながら陣から少し離れたところで航行、潜水隊は海中に居るので分からないが恐らく艦隊直下に居るものと思われる。

「全艦、進路そのままこれよりドイツ海軍の防衛網を突破しつつイギリスに向かう、「黒鷹」「白鷹」から哨戒ヘリを発艦しつつ遊撃隊を中心に対潜警戒を行え、今度こそ突き破るぞ!」

“““了解!!”””

艦長の言葉に各艦から無線を通して返事が返ってくる。大半が女性の声であるがまぁそういう事である。それを期に速やかに艦隊が行動を始める「黒鷹」「白鷹」の二隻から哨戒ヘリが飛び立ち、駆逐隊がそれを追うように増速を始める。

最初に行動を起こしたのは第19駆逐隊の「山霧」だった、ソナーで捉えた敵の潜水艦に向けてSSMを4発放ち2隻沈めることに成功する。それに対抗するように周囲に飛び回っている哨戒ヘリから次々に魚雷が投下され周囲に水柱を作り出す。

「駆逐艦「山霧」目標2撃沈、続いてBH2、5(黒鷹搭載機)それぞれ1ずつ撃沈、WH4、6(白鷹搭載機)新たに敵潜3補足、魚雷投下します」

スクリーンを見ながら浦部艦長はしなのから戦況を確認する。今の所はこちらが優位に立っているがこのまま黙る相手ではない、そろそろ反撃が来るだろうと考えていると予想通り新たな報告が来る。

「ソナーに感あり、魚雷と思われる。数12」

「第13、14駆逐隊に対空戦闘用意、第19、20駆逐隊及び第15、16潜水隊に対魚雷戦を開始させろ」

しなのを通して浦部の指示が艦隊全体に伝えられる。ほどなくして12発中6発を海中で迎撃するが残った6発が海上に浮かび飛翔する。やはりミサイル機能を持っていたようだがそんなことは想定済みである。構えていた第13、14駆逐隊8隻によって放たれた迎撃ミサイルで全て撃ち落とすことに成功する。

「敵魚雷ミサイル全弾迎撃、次いで新たに敵潜8隻の撃沈を確認」

「これで15隻・・・一体ドイツは潜水艦を何隻出してきているのだ?」

艦隊が進むにしたがって苛烈になってくる攻撃とその大きな敵艦の撃沈数に困惑した顔で浦部が言葉を漏らす。敵潜の艦首は分からないがここまで大きな被害を受ければ普通は撤退を始めてもいいはずだが敵は引くどころかこれでもかというほど攻撃を加えてくる。

その見えない敵との戦闘に焦りを隠せない浦部であるがその事態はだんだんと逼迫していった。


「U-354、355反応ロスト、U-321、322魚雷準備完了、発射します」

「魚雷を撃ち尽くしたUボートは回収しろ、空いた穴はU-330から339で補いそれでも足りなければ追加で展開させろ」

「了解しました」

艦長と思われる男が指示を出したあとに艦から微弱な振動を発しながら何かが海中に出された音がしてくる。

「U-301から303を追加で展開、作戦海域到達までおよそ5分」

クルーの一人が報告をしてくる。彼らの乗っている艦である潜水母艦「リンダーホーフ」はノイシュヴァンシュタイン級潜水母艦の3番艦でありその全長は500mにも達する超巨大潜水艦である。この艦の最大の特徴は無人潜水艦「Uボート」の管制・整備・補給能力で同時に100隻を管制、50隻をその艦内に格納することが可能でありドイツ海軍の重要な戦略兵器の一つに位置付けられている。またこの艦には擬態装甲が搭載されており空母並みの大きさにもかかわらずその隠密性はかなり上位に位置している。

「双方の被害状況を教えてくれ」

戦闘が始まってそれなりの時間が立っているためそう指示をだす。すぐに報告が上がってくるが状況はあまり芳しくないようだ、こちらの被害がUボート19隻に対して相手はつい先ほどミサイルを直撃させた駆逐艦一隻のみでそれも艦橋が吹き飛んでいるにも関わらずそのまま戦闘を続けている。どうやら見た目に反してそこまでダメージは無いようである。

「ちっ、以前と違い今回は本気で潰しにかかってやがる。本艦だけでは少しばかり荷が重いな・・・おい、至急「ニンフェンブルク」に通信を入れろ。援軍を求むだ、急げ」

状況が面倒になってきていることを悟り速やかに僚艦と連絡を取る。「ニンフェンブルク」は同型の2番艦で今はイギリスと大西洋を分断するように布陣しているはずだからそう難しくはないはずだ。

命令を受けたクルーも慌ただしく機器を操作して通信を試みている。戦闘は早くも佳境を迎えようとしていた。


イギリス デヴォンポート海軍基地


イギリス海軍の三大基地であるここにはギャラクシー級航空母艦をはじめとした数多の艦艇が錨を下ろしているがその大半は無残な姿を晒していた。ドイツとの最初の戦闘で宇宙空間からの攻撃によって保有戦力のおよそ2割が被害を受けそのあとに行われた海域封鎖によって今ではその戦力を艦艇だけでも半分にまで減らしていた。もしここで本格的な侵攻が起これば今の海上戦力ではたちまち上陸を許してしまうだろう、そんな不安を抱きながら日本からの援軍を今か今かと待ち続けている彼らはいま本国の目前で行われている日独の戦闘について会議をしていた。

「この無人機と基地レーダーからの情報だが間違いはないのだな?」

「えぇ、それは間違いありません。現在、本国から1000kmほど離れた海域にて日本の艦隊が戦闘中であります」

幹部と思われる男の質問に下士官が答える。会議室の机の上には写真や資料が広げられていてそのどれもが日本の艦艇が映し出されていた。

「早速だが本題に入ろう・・・我々はどうしたらいい?」

深刻そうな顔をしながら基地司令官と思われる者が他の参加者に視線を投げる。今彼らが取れる手段は二つあり日本が包囲網を自力で突破してくるのを待つのが一つ、二つ目がなけなしの残存戦力を投入してこちらからも合流をはかることだ。前者は偵察をしていた状況だと戦闘が激化しており突破できるかどうかが疑問で後者を取るにしても完全に包囲されている中を突き進むなど無茶な話である。

「航空戦力は出せないのか?哨戒機なら攻撃の危険性も減るはずだろう?」

「先の攻撃で空軍基地も被害を受けており不可能です。空母に搭載していた機もタイミングが悪く陸に上げていた影響で全滅です」

航空戦力の投入を唱えた者がいたが諸々の事情により断念した。また、たとえ出せてもこれまでの日独の戦闘からミサイル攻撃も可能という事は分かっているのでどの道簡単にはいかないだろうそれに今のイギリスの対潜哨戒能力はそこまで高くない。

「待とうにも出ようにあまりいい結果は期待できないか・・・」

刻一刻と過行く中でなお決めかねている者たち、ここで判断をミスれば致命傷を受ける可能性も否めない。国の行く末を決定する決断がいま決められようとしていた・・・


戦闘が始まって早1時間、両者一進一退を繰り返す中で「信濃」も立ち上がる水柱の合間を縫いながら進んでいた。

「敵潜及び魚雷推進音更に確認、数それぞれ21と32!くっ・・・機銃斉射します」

「信濃」の両舷に備えられた機銃群が火を噴き辺りの水面に水の柱を作り出していく、ほとんどが小さなものであるが中には魚雷に当たったのか数十mにも上る柱も見える。カメラでその様子を見ていた彼女はその視線をずらしレーダーに映されている味方艦の状況を確認する。ほんの10分前までは戦闘は比較的こちらに有利だったものが敵の突然の援軍によって陣形は崩れかけ、そのあまりの数に各艦とも対処が間に合っていない。

「哨戒ヘリの発艦はまだか!」

“ミサイルが絶えず飛来している影響で発艦作業が出来ません!陣形を組みなおさない事には・・・”

浦部艦長が無線で怒鳴っているが相手も無理なものは無理であるときっぱり告げる。陣形を直そうにもそれぞれの艦の間に敵潜が潜んでいる所もあるためまずは周りを片付けなければならない為実質無理な話である。

“駆逐艦「秋霧」「春霧」被弾!「秋霧」退艦命令出ました”

「艦長、支援艦の子達もそろそろ危険です。援護に向かわせられないでしょうか?」

「そうはいっても下手に動けばカモにされるぞ、援護に向かうにも「壱岐」と合流しなければ」

45:5と撃破数は圧倒的に押しているのに徐々に押されている状況に浦部艦長も歯ぎしりをする。まさか欧州にも来て数の暴力にさらされることになるとは・・・こうしている間にも確実に敵の数は減らしていっているが比例するように傷も大きくなっていく、早く次の手を打たなければと焦る浦部であるがその次の手が思いつかないでいた・・・


日本の艦隊から更に西に250km離れたところに潜水母艦「リンダーホーフ」はその巨体を水底に沈めていた。海の上では騒がしいほどの戦闘が行われているのに彼らの艦にはその様子も水の壁という防壁によって音という形でしか感じることは出来ない日本艦隊は死にもの狂いで戦っているのにこちらは無人潜水艦を操りながら遠くで観測しているだけでおまけに擬態装甲で見つかる危険性も少ない・・・ずいぶん楽なものだ、恐らくここから北に100km離れたところで布陣している姉妹艦の「ニンフェンブルク」の奴らも同じことを考えているだろうなと艦長は思いふける。

「艦長、我が艦のUボート喪失数3割を超えました」

「追加でU-361、368、369をロストです」

「艦に格納している予備艦はどのくらいある?」

「つい先ほど展開した38番台が最後です。あとは本国から補給を受けなければどうしようもありません」

いささか艦を無駄使いし過ぎたようだとクルーの報告を聞いて反省する。いくら無人艦とは言えけっしてタダではない、むしろ無人機の類では高価な部類に入る。それを本艦だけでも30隻、僚艦と合わせると50近くを沈められてしまった。相手が先の大戦のトラウマで狂気的な対潜能力を獲得した日本とはいえ流石に沈められすぎだ。

「向こうの被害は?」

「先ほど支援艦と思われる艦種を1隻沈めたので6隻撃破と言ったところでしょうか」

50隻近くの犠牲でたったの6隻というのはあまりいい結果ではない。これは相手との実力差というよりもこちらが潜水艦の強みを生かし切れていない面がありそうだ。本国へ帰ったら検証しておくべきだろうと考えていると再びクルーから報告が入る。

「ソナーに新たな反応!?これは・・・位置からしてイギリス艦隊と思われます!!」

「ツッッ!!」

その報告に驚きを隠せない艦長、ここにきて思いもよらぬ乱入者が現れたのであった。


ドイツ陣営が驚いているのと同時に制圧艦「信濃」CICに居た浦部艦長も突然のイギリスからの援軍に言葉を無くしていた。まさかイギリスが援軍に駆けつけてくれるとは思わなかったからだ、これまでの両国間の報告でイギリス沿岸部は特にドイツによる海域封鎖が固いことは分かっていたのでその包囲網に突っ切ってこようなど誰が考えられただろうか?

「艦長、イギリス艦隊から通信が入っています」

「繋げてくれ、しなの」

「了解しました」

すぐに通信がつながり相手の声がCICに響くが当然ではあるが言葉は英語である。浦部も職業柄ある程度英語は嗜んでいるがそれでもどちらかというと苦手な部類であった。仕方なく翻訳機能をつけるようにしなのに指示して英語から日本語に切り替える。

“初めまして日本艦隊の者たちよ、遠路はるばる援護に来てもらいかんしゃ・・・“駆逐艦「ビクター」被弾!”・・・ちっ、挨拶は後にしましょう、まずは目障りな鉄鯨どもを海の藻屑にしてやってからでよろしいでしょうか?”

「「あ、はい」」

相手の調子に追いつけずしなのと共に返事を返す。指揮についてはどうやらこちらの傘下に入ってくれるようである。

「さて援軍も得て数が増えてしまったがやれるか?しなの」

「補助戦闘システムにアメリカのイージスシステムを組み込んでおいてよかったですね、これ経由でイギリス艦のシステムに侵入して制御します」

腕まくりをしながらしなのが話す。日本艦のシステム関係は偽魂技術導入の経緯から他国とは独立したものとなっていたが流石にそれでは国際協力の時に不便だということで旧海上自衛隊時代の時に導入していたイージスシステム、特にCEC(共同交戦能力)を共通化してあった。また紆余屈折あって日本以上に米軍と統合化が進んでいた欧州も同じでイージスシステムは積んでいないものの同様の事を日欧でできるようにもなっていた(ただこの場合欧州艦は日本艦にハッキングという形で制御を半分奪われる形になることは日本以外知らない)。

そう言う訳でしなのがイギリス艦のシステムの掌握にかかる。いかんせん数が多いので僚艦の「壱岐」にも協力してもらい数分で掌握を済ませて全艦艇から得た情報が統合された形で次々にスクリーンに映し出される。別方向、複数系統から得られた情報を統合したものだ、その精度は高いことは言わずともわかる。

「目標完全補足、振り分け完了・・・全艦一斉射!!」

しなのの統制射撃で日本・イギリス全艦から一斉にミサイル・魚雷が撃ちだされる。その数は数十にも上りその全てが海中に潜んでいた70余りの敵潜に降り注ぎ存在を表す光点が次々に消えていく・・・そして最後の光点がスクリーンから消え静寂が訪れる。日英の勝利が確定した瞬間であった。


「Uボート本艦直衛を除き全滅!」

「僚艦のUボートも同じく、「ニンフェンブルク」との通信が断絶しました!」

「・・・」

目の前の出来事に言葉を失っている艦長、イギリス艦が現れた時イギリス沿岸を担当していた「ニンフェンブルク」から知ってか知らずかこちらの掩護にきて手薄になった隙をついてやってきたことを知り来る間の状況も知らされた。イギリスは自国の空母を囮にして持ち場を離れる関係で自動航行になっていた無人潜水艦をおびき出し撃破しながら向かってきていたのだ。当然受けた被害も尋常ではないだろうなんという突撃戦法だ、そしてそんな被害を覆すほどの戦果を日本とともにたたき出した。

「これは一度引き返すか?いや、Uボートの補給が来るまで息を潜めといた方がいいか・・・」

考えを巡らせる艦長であるがその彼の耳にカーンと甲高い音が届く、ピンガーであった。

「魚雷推進音数1!本艦にまっすぐ向かってきます」

「欺瞞、いやUボートを盾にしろ!」

慌てて指示を出した後くぐもった音がしてくる。盾にしたUボートが沈んだようだがそれよりも魚雷が来た方が問題である。擬態装甲は依然として機能しているため向こうから見つけることはまず無理のはず、相手の方法が分からずに更に攻撃を受ける「リンダーホーフ」・・・こりゃかなわんと撤退命令を下す。包囲網が破られることになるが貴重な潜水母艦を失うよりはマシのはずだ、そう考えながら敗北の味を味わった艦長が己の拳から血を滴らせていた。


「頒布した音紋型機雷の反応を再度確認、悪い逃がした」

“ほとんど賭けみたいなものだったからね、こっちは1隻仕留めたから気にしないでね、あおざめ”

僚艦から励ましの言葉を受け取ったあと通信を切った潜水艦「青鮫」の偽魂体あおざめは緊張が解けあくびをする。戦闘の様子から相手が無人艦だという事は分かっていた潜水隊の者たちはその管制の主を探していたわけだがなかなか見つけ出せずにいた。まさか相手が擬態装甲を展開しているとは思わなかったからだ、彼女たちが装甲の存在に気付けたのも敵の無人潜水艦の出方が以前起こったインド洋海戦の時と酷似していたからで運が良かったとしかいいようがない。

装甲に気付いた後はそこまで難しくはなかった。まず海流の方向、音の伝達具合から不自然な場所を分析によって導き出し、あとはその場所に対馬沖戦の時に使ったレーダーブイの代わりに音紋型機雷をばら撒いて反応が消えたところに魚雷を撃ち込んだ。とは言えこれほどの大量の情報分析を6隻の潜水艦だけで短時間でやったことは無かったのでこれまた博打であった。

「いい加減にあの装甲の対処法考えないと臨機応変だけじゃ限界だよなぁ」

勝利はしたが未だに遅れをとっている状況に手放しに喜べないあおざめ、戦果的には大勝利だがそれでもまだ欧州の入り口に着いただけである。まだまだ油断はできないという結論を今回海戦であおざめは得たのであった。

久々の日本の大勝利?

最近執筆が遅れている感が否めない。構想は完成しているのにそれを形にするための言葉が浮かばない・・・

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