表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日本国世界大戦  作者: 一機当千
本編
14/68

プロローグ

試験的に書いたものですが、最低限完結させるつもりで投稿していきます。

 西暦2100年8月15日午前7:00 横須賀


 真夏の暑さが厳しい中この俺広瀬 勇士二等海佐は駆逐艦「夕立」の艦橋で出港の準備の指揮を執っていた。とはいえ本来なら非番でこのような予定はなかったのだが。

「まったくいきなり出港命令とか一体何があったんだ?」

「そう文句言うなよ、こんな事たまによくあることだろ?」

そんな会話が聞こえてきたが準備は順調に進んでおり、後は僚艦の準備を待つのみになっていた。てか、たまによくあることってなんだ?矛盾してないかそれ・・

「艦長は何か聞いていないのですか?」

そう聞いてきたのは俺の隣に立っていた女性で本艦の副長を務めている秋山 春奈三等海佐である。

「詳しくは聞いていないが小笠原諸島付近の海域で国籍不明の艦隊が目撃されたらしく、その確認のためにうちらが行けとのことだ」

「小笠原で国籍不明の艦隊ですか?」

そう言いながら怪しむ秋山副長、まぁ気持ちは分からなくはない。これが日本海側や北海道、沖縄近海ならまだありえない話ではないが小笠原は太平洋にあり、太平洋方面で艦隊規模の展開をできる国といえばアメリカ以外いないが、アメリカが国籍を隠す意味も理由もないしそもそも日本になにか一言いってくるはずだ。

「艦長、僚艦の夕潮、夕空、夕霧から入電。準備完了とのこと第1駆逐隊いつでもでられます。」

「わかった。秋山副長わが艦のお姫様はちゃんと起きているよな?」

「CICでちゃんとまっていますよ、暇そうにしていましたけど」

「よし、駆逐艦夕立及び第1駆逐隊抜錨!出港する。」

そう号令をだし、第1駆逐隊は目的地に向かって港を後にした。色々と不明な点もあるがそれも向こうに行けば何かわかるだろう。そう思いながら俺は艦の指揮に集中することにした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ