アニキの世界
ガールズラブばかり書き過ぎて、作者は壊れたようです。
「あ、アニキぃ! 暑くて眠れやせんぜ……」
角刈り半裸のマッチョマン、サブは甘えん坊。今夜も逞しいアニキの筋肉に甘えたくて、布団の中に突☆入します。
「おい、サブよ。暑い暑い言いながら、擦り寄ってくるんじゃねぇよ。余計に暑くなっちまうじゃねぇか!」
「だ、だって……アニキの胸板が男らし過ぎるのがいけないんですぜ?」
テカテカ輝く、雄々しい筋肉の持ち主、アニキは皆の憧れ。
見た目強面で、筋骨隆々のサブだって、甘えたくなっちゃうのです。
「ちっ、仕方ねぇ奴だ。ほれ、腕枕してやるから、良い夢見なよ、ベイビー?」
「ああっ、アニキ! 包容力が凄すぎますぜ、アニキぃぃーッ!」
……サブはきっと、今夜も良い夢を見られたことでしょう。