㊽話 事後
両国の救助が来るまで、少々の物資やり取りがあった。食料、飲料、薬など。デプス艦は酒とドラッグを要望してきた。ワームに多くを盗まれていたようだ。ナチュラルドラッグはサーフェスにも積載していたので、送るとかなり喜ばれたようだ。
ラバーJと2機体に関して、デプスからは何も言ってこなかった。戦争では当たり前の出来事、後は本国の判断に任せるという事だろう。
一方、ラバーJの状況はといえば、サーフェスのクルー達に、早くに受け入れられた。この戦いの英雄でもあり、整備士の腕前を振るい、サーフェス艦の復旧に大いに貢献してくれたからだろう。皆美しいルックスに魅了されたのも確かだが。
この事件は本国でも協議され、サスペンド条約に新しく【ワーム対策法】が制定された。
両国がシードを発見した際は、情報を共有、そして早急に破壊するため、ガンマ線誘導を使用可能となった。
シード回収に関して、解析の重要性が理解できていないのか、地球に降り立つ改定は通らなかった。今後も協議が必要だ。
地球、日本に起こった幕末事変。その原因に関与してしまった宇宙での出来事。我々もこの失敗を心に刻み、慶應三年に起こったこの事件は【KO3事変】と名付けられた。
次は ㊾話 今
最終話となります。
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