㊳話 将棋
デプスから本部襲撃の報告にノイジーの手が止まり、熟考に入る。
ノ「本部攻めは布石だょ。たぶん。ドローン格納庫を厳重に!」
もう、ワーム対ノイジーの将棋のよう。しかしデプスにとって本部を捨てる訳にはいかず、応援を向かわせない訳にはいかない。
これでデプス軍はまたも戦力を分散させられることになる。
更にMJが敵兵を捕獲し、吐かせた情報が入る。
エンジンルームに設置されたシード、タイプは電磁パルス爆弾。
発動より先にワームを拘束し解除させるしか手はなく、よりワームへの執着と焦りへ誘いこまれる。
グ「MJ、本部止めてエリア3の援護や、正面から突入すんぞ。」
M「本部はどうすんだ?」
グ「格納庫守備兵を廻せ。ワーム拘束を急ぐぞ。」
MJが到着するなりグラブが特攻を仕掛ける。部下がばたばたと倒され、自身も弾を喰らいながら進撃する。その突撃は周りも同調せざるを得ない。風神が存在するならこんな感じか。その姿に身震いしながらも直ぐに援護に入る。
エリア3に突入すると、予想通りバルキーが居た。その他少数の兵。
入るなりグラブは瞬時にバルキーに突っ込み、肉弾戦を開始する。
MJは雷のような速さで、敵を撃ち切り捨てながらワームを探す。が奴の姿は見当たらない。最後7人目の胴体を切り離し、最奥の部屋を確認してからグラブの援護に入ろうと振り返る。
その時、グラブの左腕が天井近くまで舞う。が、その瞬間、残りの右手でバルキーを貫き、コアを握りつぶす。
M「親分!ワーム居ねえぞ!」
グ「残存兵に吐かせろ。」
拷問するまでも無く、震え上がった唯一の残存兵が喋りだす。ワームは第一撹乱部隊と共にエンジンルームに向かったようで、その後は他エリアへの武器バラ撒きと勧誘、そして格納庫攻めのプランらしい。
治療のため一時戦線離脱のグラブ、見つからないワーム。戦力を削がれたMJ不在の遊撃隊、そして格納庫での戦闘が始まる。
次は ㊴話 居所
今日はあと16時、20時、2話アップします♪




