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侵略するなら四畳半から  作者: ぜるだちゃん
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にゃんこ危機一髪

最近なにか下僕にモフられまくられる吾輩である、今日もノンビリとテレビで情報収集にゃ、しかし下僕の吾輩を見る目がヤバいにゃ、吾輩は下僕に疑われてるのかにゃ?やっぱりテレビを見るのがダメなのかにゃ、吾輩からテレビを奪ったら何も残らないにゃ......ここは大人しく様子見ておくにゃ、吾輩は自分で言うのもにゃんだが出来るヤツなんだにゃ、下僕はお風呂に入ってるし今のうちに脱出だにゃ。

「ん~っ、いい湯だったぁ~」

げっ!下僕が出てきたにゃ、仕方ないまた寝たふりで誤魔化すにゃ

「あれ?シロ?」

ふぅ、気付かれなかったみたいだにゃ、吾輩は熟睡してるフリをするにゃ、ここで起きてたら怪しさ満載にゃ、さすがにバレてしまうにゃ

「ぐーぐー」

完璧にゃ、これで下僕め安心するといいにゃ

「あっれぇ?おかしいな、どこに行ったんだろう?」

にゅ?何を探ってるにゃ?まさか吾輩を疑っているのかにゃ?そんなはずはないにゃ、だって吾輩はただの下僕なんだからにゃ、疑われる要素なんて何一つ無いにゃ

「う~ん、おかしいなぁ、どこにもいないぞぉ?」

当たり前にゃ、吾輩はずっとここにいるにゃ、だから早く安心するがいいにゃ

「トイレかな?でもベッドには居ないし……」

あ、そっか、下僕め吾輩を床で寝かせるつもりかにゃ?確かにいつもならそうしているけど今日くらいはベッドの上で寝かせて欲しいにゃ、ふかふかの布団の上とか最高すぎるにゃ

「まあいいか、そのうち戻ってくるだろうし」

おっ、わかってくれたかにゃ?それじゃあお言葉に甘えてベッドで寝させてもらうにゃ。

「ふわぁ~」

思わずあくびが出てしまったにゃ、それほどこのベッド気持ちいいにゃ、それにしても今日は色々あったにゃ、もう寝てしまいそうだにゃ、このまま寝たいところだけど下僕がいない間に少し調べておかないといけないことがあるにゃ、吾輩はこっそりと聞き耳を立てたにゃ「ん...か.....」あれ?下僕が誰かと喋っっているみたいにゃ。

「こっちは、勉強もバイトも問題ないよ、たまには顔をみせろって、....分ったって来週辺りにでも帰るから。」

電話してるのは下僕の家族らしいにゃ、話を聞く限りどうやら帰省するみたいなことにゃ、つまりそれはモフり地獄からの解放を意味するにゃ!やったにゃ!これなら一年中帰省していて欲しいぐらいなのにゃ!でも残念ながら下僕は帰ってしまうみたいにゃ、まあ今回は諦めるとするかにゃ!

ん、にゃんかまだ話が続いているみたいにゃ「最近、仔猫を保護してさ、仔猫の行動を見ていると、なんか飼い猫みたいな感じで飼い主でも探してやらないと.......」..........にゃにー!!飼い主?もしかして吾輩を何処かの組織に売るのか?どこかに隠れてやり過ごすにゃ、隠れるにゃ、隠れるにゃ、何処に隠れるにゃ?

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