pixiv時代
〇pixiv時代(2013年12月~2016年7月)
こんなにかわいいうちの子を見てほしい、という一心で最初に選んだのは、pixivでした。確か同じ部活の部員が使ってるのがpixivで、そんなのあるんだ、と特に何も考えずに選んだ気がします。
しかし実はpixivは魔境だった。
もともとpixivはイラストコミュニケーションサイト、と銘打っています。それを登録してから知ったのですが、とりあえず知らないふりをすることにしました。
pixivではやはりイラストを投稿してどうのこうの、というのが中心で、小説界隈もあるにはあるのですが、二次創作が完全に主流。「既存の作品に新しくキャラクターを登場させる」「ストーリーをいろいろ作り出して既存のキャラを動かす」発想がなく、いきなり一次創作に飛び込んだがゆえに、二次創作のことをよくわかっていませんでした。もちろん、わざわざ自分の作品を読んでコメントまで残してくださった、ありがたい方はいるんですけどね。
三年近くpixivにいながら、結局二次創作に触れることはありませんでした。当時流行っていたアニメや根強い人気を誇る作品に関する知識がほぼ皆無だった上、わざわざ一から調べるのも面倒に感じました。それならやっぱりうちの子を量産した方が早くねえか、というわけです(ごめんなさい)。
pixivでの一次創作は二次創作やイラストほど人がいるわけではない……とはいえ、何かしら小説を投稿すれば、40~50くらいの閲覧数がつきました。たぶんあれはクリック数でカウントしてるでしょうから、実際の閲覧数はもう少し少ないかもしれません。それでも、何人かは見てくれているのを感じました。ありがたい限りです。
それからいくつかのグループに所属して、いろいろやりとりをしたのも懐かしい話です。そのグループでうちの子を描いていただいたこともありました(一時期、ツイッターのヘッダー画像にも設定していました)。
そしてそのpixivにいた時から親身にしてくださっている方のプロフィールをふと見た時、ある文字が目に飛び込んだのです。それはネット小説投稿サイト最大の規模を誇る場所。
そう、「小説家になろう」です。