「自分でこんな話を書いてみたい!」
あれから、かれこれ四年半以上経ちます。
それまでラノベはおろか、マンガ・アニメの文化にもほとんど触れることがなかったけど、ふとしたきっかけで触れたマンガにものすごく影響を受けました。
こんな話を、自分が作ったストーリーで、自分の作ったキャラを動かして再現したい。
読書感想文とか、書くことを強制された文章でなければ比較的つらつら書けたので、そこからとりあえずだらだら書いてみる、ということをし始めました。今から考えればキャラだけはやたら濃いものの、ストーリーが致命的に薄っぺらく、とても書き上げられそうにないものですが、それでも楽しかったのは間違いありません。とにかくこんな話になればいいな、ということだけ考えて、作っていました。
そういうわけで、当時作った話は今ではほとんどボツになって公開できないのですが、その中でも二つだけ、無事完結まで持って行けて、しかもネット上に公開している作品があります。一つは、pixivでひっそりやっていたもの。物語を終わらせようと必死になって、最後のつじつまがちょっと合ってない、と自覚もしています。
そしてもう一つが、序盤の改変を何度も繰り返しながらも自分史上最長となった、長編一作目(これを一作目とカウントしてます)、『現世【うつしよ】の鎮魂歌』です。(小説家になろうにも全話公開しています)