復習のはじまり。
ガイルと司はいつものようにクエストに出かけていた。前回のクライアント死。以降。
ギルドは緊迫した雰囲気を漂わせていた。
もちろんそれは、ガイルも例外ではなかった。
司と俺はいつものようにクエストをこなし。ギルドに戻るところだった..
「あー疲れた..」
「だんだん強くなってますよ！がんばりましょ」
「あいよ。
そういえばさ、こないだのあの死体。アサシンがやったのはわかるけど。
どこのやつなんだ？」
「それは、いまミーシャさんたちがあたっています。
けど、苦労しているみたいです。
ミーシャさんや、レインさん。最近みんな、妙に気が立っていて疲れています」
「そう.。だよな。」
そんな話をしながら、ギルドに変えると
「おいおいなんだこれ？」
ギルド内が騒がしかった。
「あんた、何があったんだ？」
「見てみろよ。」
指を指された方向を見ると。ギルド入り口の床に。
赤い血の様などす黒い文字でこう書かれていた。
「われわれは..復習する。復習して。本当のクローバーとなる..
我々は、クローバ。覚えておくがいい..」
少したつとすぅーっと消えていく。
その消え方がおぞましく不気味だった。
そして、
「よぉ、新入り元気か？」
「レインさん！この文字..なんなんですかね..
復習とかクローバーとか。」
「クローバー..なるほど。ガイル。そして、司、少し付き合ってほしい場所がある。」
何も聞かずに俺たちは、レインに連れられ
たどり着いたには、
クローバーがいっぱい咲いている庭のよな場所だ。
「おお！！きれい」
「そうですね」
「普通に見る分にはね。」
「それは..どういう？」
「ガイル、クローバーの花言葉を知っているか？」
「幸せとか恋愛とかじゃなかった？」
「表向きはな..しかし真実の意味は、
復習..だそうだ。よく見てみろ。」
よく見てみると。クローバーが一本折られていた。
「連中は、なんと言った？」
「復習っていってましたけど」
「では、なんで一本だけ折られている？」
「連中がやったんですかね。」
「よく考えてみろ.もしも連中が。クライアントを殺すことを復習として。
それがいっこづつかなうとしたら？」
「まさか...」
「ああ、連中はこのクローバーの数だけ。復習、つまり殺しを成し遂げるということ
そして、対象は..」
「私たち..」
「おい..うそだろ？どんどんしぬっていうのか？」
「だろうね..だがもちろん黙ってみていることはできない。」
「当たり前だろ！！復習がなんだかは、知らないが殺しをこれ以上するなんで。
しかも俺たちを」
「ガイル.この復習,とめるぞ
明日、大きな町、ディストレアで会見がある、
偉い人が大勢あつまり。会議をするものだ。
その会議で。この事態を報告するぞ
今日は、もう休め。」
「ああ.。」
ギルドから、帰ってくると。なぞの文字が刻まれた床を目にする。
そして、クライアントにつれられ、シロツメグサがいっぱいに広がっている庭のような場所に案内される。そこで...これからの復習げきを予想するのであった。
