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今日は女♀ 今日は曇りのち晴れ☁→☼

 めちゃんこビックリしてますハイ。


 だって…ねぇ?


 いきなり体が変化したんだからさー。


 みんなもいきなり体が突然変異してとんでもないことになったらビックリするでしょ?


 しかも変化したのは体だけじゃないんだよ。


 周りの風景まで一変。


 いやさ、確かに女に変わって、異世界に転移することは毎回の事だから分かってるけれど…今回みたいに、その切り替わる瞬間に立ち会えるとは思ってもみなかったからな~。


 さっきまでの暗い気持ちはどこかに行ってしまいました。暗い気持ちやーい、戻っておいで~。


 ふむ。此処はどうやらホテルの部屋のようだな。


 おや?


 紙切れに何か書いてあるぞ…


『候詞君…私もうマジで激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームなんですけど(`・ω・´)』


 はわわっ。やばい! マジギレ! 俺終わったじゃねーか!!


『候詞君にチャンスをあげるわ…もし以下の条件をクリアできなかったら…この前の写真の男のようになってもらうからね♥』


 ヒイッ!!


『次に私と入れ替わる前に、この男を殺すこと。』


 写真?


 写真には中年のメガネのおっさんが写っていた。


『この男のデータよ

■38歳

■会社員

■ド変態

■官能小説家兼業

■会社のクビ候補ナンバー『1』


…………。


…………。


……………………。


 悪天候さん…絶対何かされたでしょ?



 ここが高梨秋扇(・・・・)の家か。


 結構デカイな……


 高梨秋扇(たかなししゅうせん)、今回のターゲットだ。


 どうやら悪天候さんはこの男に何かをされたらしい。


 一体何をされたかは知らないが、全力で取り組ませてもらおうか。


 こっちも命かかってるからね…


 さあ、インターホンを押すか。


 ピンポーン


 ガチャッ


「ああブリザードちゃあん♡ ようやく僕の小説のモデルになってくれる気になったのかなぁ? ハァハァ」


…………。


 こりゃ死刑もんですわw


 


 

 さあて、どうやって殺すか… 

 

「ブリザードちゅわぁあん♡ ちょっとベットに……ハァハァ」


 よだれが垂れる。


…………。


 こりゃ早くあの世に送れそうだ。


 


 ベット


 何故かキングサイズ。


 おめー独身だろ。


「じゃあちょおっと脱いでくれるかなぁ~~~~~♡」


 俺より何故先に脱いでんだこいつ。


 このキモ豚野郎鼻血ベットにつけちゃってるし…ヒクわー。 


「じゃあちょっと僕の隣に来てくれるゥ?」


 キモ豚はベットの中で待機している。


 入りたくねー。何か変なニオイもするし……


 俺は黒い下着以外は全て脱ぎ、用意してきたタガーナイフを背に隠す。


 そしてベットin!


「……モウ僕我慢できないよおぉおおおおおおお!」


 さあ君たちだったらこの状況、どうする?


 俺の場合こういう選択肢だな。


①刺す


②蹴る


③殴る


④殺す


⑤されるがまま


⑥???


 さあて、どうしたもんか。


 すぐに殺したりしないのは俺の良心がまだ残っているからさ。


…………。


 よし。


 ①②③④⑥だな。


 


 俺はキモ豚を殴って蹴って刺して殺して???しました。




 これで俺の命は助かった。


 


 俺は祝いのポテトチップスをホテルの部屋で食べている。


 ちなみに味は激辛キムチ&チョコレートだ。うまい。


 ふう。


 外はすっかり暗くなった。


 一日経つのが早いなぁ。


 眠い。


 もう寝るか。


 明日は嫌なことありませんように。


…………期待してもしょうがないか。


 


 明日は男


  

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