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今日は男♂ 今日は雨のち曇り☂→☁

 重いまぶたを少し開く。


 ん?


 下半身の違和感を確認した俺は、ホッとした。


 良かった。俺、今男なんだなぁ…


 うん! なんか気分がいいぞ! 今日は良いことありそうだ!


「死んでくれぇ!」


…………。


 なんか超怖い長身のおっさんキタアアアアアアアアアアアアアア!!!!


「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」


「オワアァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」


『『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!』』


 俺達は叫びあった。






 その後のことはというとだな……あれ? なんだっけ?




 俺は公園の中の道中を歩いている。


 ふ~。疲れたなぁ。近くのベンチにでも座るか。


 よっこらせ


 ベチャァ


 バキッ!!


 塗りたてのペンキ(・・・)


 壊れたベンチ(・・・)


 空中に舞った木片達が俺を集団リンチ(・・・)


「アハハハハハハ!」


 またも金髪アフロの餓鬼に笑われた。


 病院に向かう途中でバナナの皮ではなくバナナそのものを踏んでしまい、転んでしまったことは恥ずかしくてとてもではないが言えない。って、あ…


…言っちゃったじゃん。


 


 どうやら今日は日曜日だったようだ。病院はやっていない。


 


 なんか今日ついてないな。


 この運の無さは異常。


 俺は『徒歩』で今日の泊まるホテルを探す。


 トホホ(・・・)


…………。


 ハァー


 もう嫌だ!


 


 疲れた。マジで疲れた。


 ホテルの部屋の中。俺はもう限界。


 もう寝て今日の全てを忘れたい!!


 寝よう!


…………。


 寝れねぇええええええええ!


 なんで?! なんでぇ!!


 寝させてくれよぉ! お願いだよぉ!

 

 いつもはぐっすり眠れるのにぃ!


 


 時間は過ぎ、午後11時59分。


 もうこんな時間じゃないか!


 はあもうイヤ!


 俺心が折れそうだ。


 おーれー折れ折れ俺~♪


 全くもう! どうし…


 シュッ


 


 あれ?


 

 目の前の風景が一瞬で切り替わる。さらに俺の胸と下半身、その他もろもろが変化する。


 え?!





 今日は女

 

  

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