平行宇宙編AMラジオ「Amikana & Mika」:第32回「アミカナ1・2を探せ!」
<次のお便りです。『アミカナさん、ミカさん、こんばんは!』>
<「こんばんは!」>
<『アミカナ三昧の回、大変楽しく拝聴させて頂きました。ところで、アミカナ1さん、アミカナ2さんは話題に上がることがないようなのですが、いらっしゃらないのでしょうか?』……ということですが>
「あー、これは……」
<そうだね>
「実は、まだ設定が決まってなくて……」
<メタ発言やめろ!>
「いや、いるにはいるんですけど、アミカナ3さんより旧型になるので。だから、人間の言葉が理解できるかどうか……」
<いやいや! どんだけ旧型なの?! 違いますよ! ちゃんとコミュニケーション取れますよ。知らんけど>
「え、ミカは会ったことはあるの?」
<ないよ。オリジナルとコピーは会ってはいけない規則だから。複製時にも会えないし>
「じゃあ、私の時に初めて破ったんだ」
<……まあ、そう……。っていうか、あなたの複製直前まで、同じ記憶を持ってるでしょ? 会ってないじゃん>
「ああ、そうか」
<とにかく! アミカナ1とアミカナ2も、この平行宇宙のどこかで暮らしているはずです。私達と同じように>
「そこで! 特別企画!」
<え? 何何?>
「アミカナ1・2を探せ!」
<え、聞いてないけど>
「今決めたから」
<は?>
「この番組では、技のアミカナ1号さんと、力のアミカナ2号さんを探しています。見かけた人は、是非番組のXまで情報をお願いします」
<……そんなネタ、今どき誰も知らないと思うけど……>
「ねえ、アミカナ1の複製って、ラキシス機関に入ってすぐだよね?」
<うん。それが何か?>
「その時の私の……っていうか、ミカの顔写真を番組のXに貼っておきますので、似た人を見かけたら、是非ご一報を」
<え、貼るの? ちょっと恥ずかしい。何か、凄い幼いし>
「いいからいいから。アミカナ1は、今の私達の顔立ちとは若干違いますので、参考にしてもらいましょう!」
<よく考えたら、先輩になるほど見た目が若いって変だね>
「確かに! アミカナ2はもっと歳取ってるね」
<歳取ってるとか言わない! それでも私達より若い見た目なんだから>
「アミカナ2の複製まで、色々あったよねぇ。凄くしごかれて……。毎晩泣いてた……」
<その話はやめよう。若かったし。色々とね>
「はい! ということで、リスナーの皆さん、ご協力、宜しくお願いします!」
<もしかしたら、ここに5人勢揃いするかも知れませんよ!>
「ミカも乗ってるじゃん。そしたら、アミカナ三昧じゃなくて、アミカナ五昧かも!」
<……いや、三昧の『三』は、三つって意味じゃないと思う。知らんけど……>
「あ、そうなの? まあいいや。以上!」
<『AMラジオ>
「アミカナ・アンド」
<ミカ』でした!>
<「バイバ~イ!」>
「優しい先輩でありますように……」




