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【プロットタイプ】結婚と同時に変わる関係性

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

今までろくに、友人にだって本当に好きな物、ハマってる物言わなかったじゃん。

だから誰が隣りにいても、きっと変わらない。

同性の友達というのは、何処かに離れて行ってしまう物なのかも知れない。どれだけ仲が良くても、結婚と同時に互いの価値観は変わる。優先順位が変わる。其れは仕方がない事なのかも知れない。だからきっとその相手を求めて結婚するのだろう。


私の友人に結婚した子がいる。大学時代に知り合って、頻繁に連絡を取り合う間柄だった。その子とは、結婚後も関わりがあったが、やはり気遣う事も多い。

誘ったら必ず来てくれるけれど、夫婦で何かやる事があるのではないか。共に遊んで大丈夫か、やはり考えると一瞬は躊躇ってしまう。

今まで孤独を感じた事は少なかった。一人でいるのも好きだった。けれどもその場にいた席に、他の誰かが埋まると、やはり喪失感というものは存在する。

「鏡花、また誘っても大丈夫かな」

「何時でも大丈夫〜。連絡してくれたら空けとくよ」

気遣いから言われている事ではないと分かっている。だからこれは私の問題なんだ。

別に結婚相手が欲しいという訳ではない。ただ心を開いた共通の趣味を持った友人が欲しい。気兼ねなく傍に居られる様な。けれども同棲の友達というのは、何時か誰かと結婚して、その様な関係では居られなくなるのだろう。

だから、そんな相手がいる事が羨ましい。いいな、と思ってしまう。

「あのさ」

駅のホームへ進む足、踵を返した相手に声をかけてしまった。

「鏡花はさ、その……趣味の話とか、旦那さんとするの?」

あぁ……こんな話をするはずじゃなかった。もっと『次は〇〇に行こうね』という話をするべきだった。嫌だったかな。夫婦関係に友人が首を突っ込むと、旦那さん取られちゃうって思われるかな。

悪気は無かった。ただ少し、羨ましさが口を着いて出てしまっただけだった。しかし果てのない罪悪感が胸を覆う。

「するよ。遊びにも良く誘うし」

だったら今の私達の関係も、何れ旦那さんとのデートに変わってしまうのかも知れないね。

そんな面倒臭い考えを打ち消す様に、私は出来る限りの笑顔を浮かべた。

「……仲良くやってるなら良いんだ」

やっぱり次から誘うのもう少し考えよう。子供が出来たら其方優先になるし。あんまり自分本位にならない様にしないと。

「ごめんね。変なこと言って。またね」

「あのね、私が結婚しても関係は変わらないよ。大丈夫だよ」

「有難う」

ごめんね。気を使わせて。貴方にそんな事をさせるつもりはなかったの。ただの言い訳だけど。

だから私は黙って手を振った。今の自分と離す様に。

今日は気が逸れてしまったので、時間が掛かりました。

腹いせとして此処に残します。


友人が結婚すると、遊びに誘うの躊躇っちゃうよね。

という話。

家庭があって、そこに世界があって、其れを荒らしちゃいけないから。


『恋人とイチャイチャしたい』って訳ではありませんが、『心を開いて、自分が受け入れられて、一緒に行動する関係』というのに憧れがあるんですよ。


※だから鏡花と瑠衣の関係は私の理想形。


『友人で良いじゃん?』って思われがちですが、友人だといずれ関係が変わってしまうし、第一そこまで込み入った話をした事がないんです。


※四年間、ずっと一緒にいたのに、ハマってるものさえ上手く話せない。

相手が好きそうなものに便乗する事はあっても、個人的に好きなものは言えない。

興味無さそうにされるの分かってるから。

否定されなくても『ふーん……(内心は で? 其れ何が面白いの? 興味無いんだけど)』って言われるの分かってるから。


だからそういう人を結婚相手とか、友人とかに話せる人を見ると、『良いな』って思っちゃう。


孤独には慣れてるし、誰と一緒にいても寂しいし、居場所ないって思っちゃうから、今更なんだよな。

その癖、羨む気持ちだけは一丁前にあるんだよな。

其れが何よりも苦しいな。


あの時、話して置けば良かったな。

あの子なら受け入れてくれたかも知れないのに。

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