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一般人のゲームの仕方  作者: 夢零
自分探し
33/35

32、リアル

あれから私の家の車には藤原さんとその友人の方が乗ることになり、先生方は別の車で向かうことになりました。ですが先生が質問をしてから藤原さんは少し暗い雰囲気をまた纏ってしまいました。


「海夏ちゃん大丈夫かい?」

「………大丈夫です。」

「だったらもう少し気を抜いた方がいいよ?」

「大丈夫です。」


先程からこのような会話を藤原さんと友人の方は繰り返しています。私も会話に参加できればいいのですがまだ先程の薬の効果で会話がしづらいために入れないでいます。


「海夏ちゃん、三田さんも知ってるんでしょ?だったら一回今思ってること話しちゃいなよ。」

「大丈夫です。」

「手震えてるのに?」

「震えてない。」


何故藤原さんはあそこまで無理してしまうのでしょうか?もしかして私達がまた巻き込まれたりしないようにといった風に考えているのでしょうか?


「お嬢様方到着しました。お嬢様は私たちが運ぶので先にお客様は降りてもらってもいいでしょうか?」

「…分かりました。」

「わかった。」


着いてしまいました。


「お嬢様、失礼します。」

「助かるわ…」

「まずはお部屋まで運ばさせてもらいますね。」

「えぇ。」



ーーーーーーーーーーーー



「皆様ついてきてください。ご主人様の下へ案内します。」

「助かります。」




「来たか。

さて、何故うちの娘が襲われそうになったか教えてもらえるかな?あぁ、後で少女たちの方からも話は聞こうと思っているから君達が知っている事実だけでいいよ。」

「私達も詳しくは把握しきれていないのですが、どうやらうちの校内で身分が高いものが成績優等生に対しいじめを行って居たようで、三田様はご友人だったために狙われたのかと思われます。」

「ふむ、それだけか?」

「申し訳ございません。私達も先程知ったばかりなため情報がまだ集まっておりません。」

「ほう?うちの娘が知っている情報の方が多そうだな?」

「そうかもしれません。

  この件は私たちの責任です。」

「まぁいい。ではまた後日情報が集まれば持ってきてもらう。」

「はい。かしこまりました。」




「彼女達を呼んできてくれ。」

「了解しました。」




−−−−−−−−−−−−−−−−−−



「三田さん、大丈夫ですか?」

「えぇ、だいぶ動けるように…なってきましたわ。

 藤原さんは、無理しすぎては…いけませんわよ?」

「大丈夫です。」

「お客様、ご主人様がお呼びです。」

「分かりました。」

「案内してもらってもいいかな?」

「問題ありません。」




▼▼▼▼▼▼



「急に呼んですまないな。敬語でなくともいい。」

「分かりました。」

「それじゃあ僕はこのしゃべり方でもいいかい?」

「ああ、問題ない。

 今まで何があったか教えてほしい。」

「……それは何処からでしょうか?」

「君に対してのいじめが始まった所からでいい。

 私の娘がしたことも含めてな。」

「…………」

「要約していなくていいのかい?」

「問題ない。精神的に辛いだろうが出来れば詳細に話してもらえれば嬉しい。」



▼▼▼▼▼▼▼▼



海夏は話を進めるごとに少しずつ震え出しながらも、泣かずに今までのことを話した。

「すまなかった。

 まず、君に対し暴行を働いた者たちは少なくとも転校させ君に二度と関わらないようにする。

 次に、君が就職するまでの間生活費や高校や大学の分も私等が出すことを誓おう。」

「ぁ、え?」

「また、私のところで管理している企業に君が入社する場合だがこちらから推薦という形で入ることが可能なように手配もする。」

「どう、して?」

「今日君は私の娘を助けてくれただろう?それにこれは今まで私の娘が君に対しかけた迷惑なども含めているんだよ。」

「…………」

「すみません、もう少し詳しく教えてもらえませんか?」

「ふむ、1つ質問だが君は彼女の恋人か?」

「違いますね。ただ、彼女の身元引受人になるつもりではありますので。」

「そうか、詳しくということだがさきほど話したことが全てだ。うちの娘は彼女に対し、今までのことを謝りたいと言っていたことと今回の件のお礼だ。」

「…………僕のせいで、巻き込んだのに?」

「君がどのように考えているのかは知らんが、私は君が悪いのではないと思っているからな。だが君は娘を助けてくれた、そのおかげで娘は怪我はせずに済んだのだ。感謝すれど責めるというのは門違いだろう?」

「…ありがとう、ございます。」

「まぁ今はまだ整理が付かぬかもしれんがいつでも遊びに来るといい。娘も君と話すことを楽しみにしているからな。」

「…はい。」

「海夏ちゃんどうする?」

「えっと?」

「時間的にそろそろ帰ったほうがご飯とかあるからいいと思うよ?」

「あぁそうだ、もし明日用事がないのなら今日ここに泊まってもいい。料理なども材料はあるから好きなのをシェフに頼めば大体の物は作れる。」

「なら、頼んでもいいですか?」

「ああ、娘の部屋の近くにある客室も用意しておく。」

「…ありがとう。」

頼むから、、やりたいイベントが複数のゲームで、、

来ないでよぉ。寝不足が加速するぅ~。

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