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一般人のゲームの仕方  作者: 夢零
自分探し
17/35

17、リアル

ふぁ、久々によく寝れた。安心して寝れたのいつぶりだったかな?まぁいいや、というか私そんな分かりやすかったのかな?それとも昨日はだいぶ弱ってたからかな。恥ずかしいとこ見られたなぁ。さてと、学校行くか。体は正直だいぶ重いから多分風邪ひきかけてるんだろうけど、精神的には今まであった枷みたいなのが緩まったから楽だなぁ。





▼▼▼▼▼▼▼




「っち、昨日まではいい感じに壊れかけてるぐらいだったのになんでか直ってる気がするな?」

「だな。ま、逆に言えば遊べる期間が延びたってことでいいんじゃねぇか?」

「あのギリギリが俺は好きだったんだけどなぁ。」………………


どうやら私がいじめられっ子になった原因は私自身が弱っていたからみたいだなぁ。にしても今考えると同級生だけどもゲームで出てくるチンピラみたいだな。まぁ彼らの事なんてどうでもいいや。彼らに殴られた傷とかまだ治ってないから彼らが今日は手を出さないって昨日言ってたけど、それが嘘だったとしても彼らからは逃げようと思ったら逃げれる。にしてもこんな気楽な気持ちで学校来たのも久しぶりだなぁ。前は、いろいろあった後そのままいじめられたからなぁ。


▼▼▼▼▼▼▼


昼寝しようかなぁ?

あー女子組のリーダー来るかー。


「ねぇ、藤原さん。」

「何でしょうか?」

「貴女って、井原くんのことは好きかしら?」

「いいえ。逆に聞きますが、自分に危害しか加えてこない相手のどこを好きになるのでしょうか?」

「一目惚れとかもしていないと?」

「はい。もう1つ言うなら、彼のおかげで男子全般苦手です。いえまぁこれは彼以外にも原因が居ますけどね。あーまぁ彼は考えるともしかしたら若干マシになっていてもおかしくない可能性を持っていた人物かも知れませんね?彼自身がその可能性を選ぶことはなかったので実際はどうなっていたか分かりませんが。」

「何故そんなにも井原くんを嫌うのかしら?」

「おや?この説明でわかりませんでしたか?好きな子ほどいじめたいというのを前に聞いたことがありますが、考え方を変えるとその人を支配し、全てを手に入れたいからなのだと思います。ですが、実際やられる側からすると迷惑ですし人によっては不登校や自殺行為に走ることもおかしくないです。あぁいえ支配すると考えると心を折るというのは必要な行為ですかね?まぁとにかく被害を被った私からすると、大抵は心を折れば自殺や不登校を選びますしそうでなくともそれに関わった人全てを殺したいと思う人も多いですよ。支配だの好感度だの全部不可能の状態になるのが普通です。それを嫌う程度で留めている分だいぶマシですよ?」

「多いと言っているけれど、それは貴女が思ったこととは別なのでは?」

「そうですね。別です。正直ここにいる人全員が滅べと思いましたし、それが無理だと理解していたのでいかに自分を殺して壊してするかで考えていましたしね。」

「なっ……」

「何故そんなことを思っていたらなら今そんなにも平然としているの?とでも思いましたかね?正直言って一度壊れきったからです。自分を隠すのも何もできなくなって守ってくれる存在も居なくていろんなものから震えて。すっからかんになって怯え続けて。たまたま奇跡的にそこから救い出してもらえたから今の私が居るだけで、それがなければ今頃死んでるか、壊れきって震えながら虚勢を張り続ける人形か、はたまた何もできない無感情にただ生きるだけになるか。まぁこれ以外にも可能性は沢山ありますが、どれもろくな事にならなかったでしょうね。」

「壊れきった?救い出してもらえた?」

「おや?一昨日や昨日私が放課後にされたことや今までされてきたことをもしや把握してませんでしたか?まぁ貴女が把握していてもしていなくてもどっちでもいいですけど。」

「放課後?」

「ふむ。本当に知らないんですね。集団に殴られ、水をかけられ、くくりつけられたまま放置されたり、強制的に痺れ薬を飲まされて下半身は桶かなにかに入れた水の中につけられ上半身は水をかけられ放置される。この2つが昨日一昨日私が受けたことです。」

「な、なにそれ。」

「もうじき昼休憩終わるので、聞きたければ放課後来てください。丁寧に教えますよ。その時の私の境遇から何まで。」

「え?あ、後で行くから待ってなさい!」



▼▼▼▼▼▼





「言われた通り来たわよ。」

「自宅までついてきて貰ってもいいですか?」

「なんで貴女の自宅まで行かなきゃいけないのよ?」

「私から事実を聞きたければ自宅の方が貴女が見て分かる証拠を見せやすいからですね。」

「見せやすい?」

「彼らがした行為により受けた傷とかですよ。まさかここで晒せなど言わないでしょう?」

「わ、分かったわよ。ついて行けばいいのね?」

「はい。」




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