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一般人のゲームの仕方  作者: 夢零
自分探し
15/35

15、リアル

今日も13時にもう一話投稿します。

ゲームの世界にずっと居れたら良いのに。そうなれば、逃げることも殺すことも出来るのに。けれども時は残酷で、一定のリズムで進んでいく。昨日のことを考えるととても怖い。けど、行かなくてもこちらのところに来るのであれば、まだ学校内のほうが人が多いからマシだとそう思い家を出た。




▼▼▼▼▼▼




「お、約束通り来たな。」

「ハハハッ自分から壊されに来るとは流石だな?」

「んじゃ今日の放課後昨日と同じとこな。」

「道案内しっかりしてやるからよ!」

「先生来たし一旦かいさーん!」

アハハ。ここはやっぱり地獄ですね。まぁまだゲームが有るので耐えることができますけど、もしゲームが無ければ、リアルであの人達を殺すか自分が死ぬかのどちらかはしていてもおかしくないのかも知れないですね。家に帰ったらレイさんに決闘を申し込みましょうか。




▼▼▼▼▼



授業中や昼食、休憩時間は何もしてきませんでしたね。にしても風邪を引いても、体が痛みを常に訴えていてもこの地獄に来なければ家でゲームが出来ないとは。

「じゃ、着いてこい。」

「…………分かりました。」

「ヘヘッ無駄な抵抗をしないんだな?」

「…………して何か結果が変わる訳でもなく何なら悪化するだけですから。」

「そういう賢いやつは好きだぜ?っとついた。先に入れ。」

「おーちゃんと来たか。」

「じゃあ今日はこれを飲め。」

「……………………………わかり……ました。」

「素直だな。」

「………………ぅぅ……体………痺れて……………動けない。」

「あーこいつを入れる容器用意し忘れたな。」

「んー今から持ってくるのも面倒だしな。」

「なら昨日と同じことしようぜ!」

「却下。あんまりやりすぎるとバレる。」

「それな。多少なら親の力で誤魔化し効くけどやりすぎると、見捨てられるぞ。」

「ちぇ、しゃーないか。」

「ならどうする?」

「桶に水入れてよ下半身だけつけたら良いんじゃね?」

「お、それ名案。」

「それなら溺れたりもしなそうだしな。」

「じゃ、俺が汲んでくる!」

「……………………ぅぅう………怖い…………ぅぅ」

「お?コイツ泣き言言ってるぜ!」

「マジか?ホントだな」

「クククッやっぱそういう反応してくれる方が楽しいよなぁ?」

「賛成!」

「持ってきたぞ!」

「おーお帰り。コイツさっき泣き言言ってたぜ?」

「マジか。聞きそびれたな。」

「あー服どうする?。」

「そのままでいいだろ」

「じゃゆっくり運ぶぞ?水跳ねないようによ。」

「了解。俺はもう一個桶に水汲んでくる。」

「………………ひぅ………ぅぅう…………寒ぃ………」

「ははっ玩具はこうじゃなきゃな?」

「だいぶ良い感じだな?」

「見た目良いやつを壊すのは楽しいなぁ?」

「分かる。」

「物理より精神的なやつの方がなおさらだけどな!」

「……………………ぅぅ………もぅ………ゃだぁ…………ぅぅ」

「ヘヘッ良いないいな!」

「汲み終えたぞ!」

「サンキューな。」

「おーいい表情してるなぁ?」

「良い感じの弱り具合だなぁ」

「くっそ。明日は俺らはなんにも出来ねぇのが悔やまれるなぁ」

「…………………どういぅ……こと?…………ぁぅぅ」

「あ?あー言っとくが来ないって選択肢はお前にはねぇからな?」

「……………ぅぅ……わか………った……」

「おい?敬語で話せって言ったよな?」

「…………………ぅ……すみ………ません」

「今日はまだ機嫌いいから見逃してやるけど次やったらお仕置きな?」

「………はぃ…すみま……せん…」

「運が良かったな?」

「もう一個の桶の中身コイツにぶっかけてもう一回あの薬飲ませたら帰るか?」

「おう賛成!」

「あーそうそうこの薬な?一個で大体5時間から6時間ぐらい痺れるらしいぜ?」

「…………ひぃ………できない…………耐えれ………ない………」

「おーいい怯えっぷりだなぁ?」

「何ができないんだ?」

「多分用事とかだろ」

「あーしゃあねぇな。」

「追加は無しにしとこうぜ。」

「だなぁ。」

「水は掛けて良いか?」

「あぁ良いぜ」

「じゃ掛けるから距離取れよー」

「わぁーった」

バシャ

「これでよしっと。」

「じゃまた明日来いよ?」

「…………はぃ……」

「あー明日こいつどうなるかなぁ?w」

「楽しいなぁ?」

「おう。はやく帰ろうぜー!」






「ぅぅう……………ゎーん…………ぼくは………玩具?……」

寒い。動けない。暗い。怖い。怖い。怖い怖い怖い。壊さなきゃ。消さなきゃ。ぼくは、いらない。人格なんていみない。人形。ただの人形。




▼▼▼▼▼▼



あれから数時間ぐらい水に浸かったままだった。服はびしょ濡れで夜風が冷たくて寒い。意識は若干ぼやけてる気もするけど帰らなきゃ。




お家ついた。お風呂入るためによういして、服をきがえて、ごはんはレトルトをあっためる。それたべたら、おふろはいる。あったかい。



もうないていいかな?ぅうわーん。おかぁーさんといっしょにねたいよー!お金があってもおかあーさんが居なきゃ寂しいよぉ。

なんでわたしひとりおいてさきに居なくなっちゃったの?なんでわたしこんな目にあうのぉー。ぐすっ。

これ以上は駄目。全部ガチャッと鍵かけるの。私が、私でいるために。



ゲームしよう。全部忘れるために。


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