13、リアル
13時にもう一話投稿します。
はぁ、月曜日だ、学校行かなきゃだな。さて、あの人達はどういう行動をするかな。
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「たく、本当にアイツは口では謝ってるけど、実際はただはやく終わらせたいからでしかないんだな?」
「あれでしょ、馬鹿だから忘れてるんでしょ。」
「いやー、本気で怒ってないからなめられてるんだよ。」
「まぁいいか。それならもっと壊れやすい遊びをするだけだしな。」
「ああ、そうだな。」
今日は道は封鎖されてなかった。まぁそのかわりに普段以上に大声で色々言われたけど、これはいつものことだから慣れたしなぁ。ただ、物理的なことがあまり増えないといいけど。
授業中、班での話し合いの時間の時目の前に居た男子が言った言葉が今も私を蝕んでいる。
「藤原なんて死んでしまえ。」
この言葉が頭から離れない。人形になりきれてないから思考も感情も抑えれない。考えないためにご飯を無理やり食べて課題や問題を解くことに集中しようとする。けども少し気が抜けるとすぐに脳内で響く。そうして涙が目から溢れそうになるのを無理やり抑えつける。なのに彼らは追い打ちを平気でする。
「なぁ、アイツはどれだけ遊べば壊れると思う?」
「うーん50ぐらいに賭けようかな。」
「俺は30に賭ける」
「私は70にするー」
「うーんだいぶ頑丈だから90で」
「じゃ、1番近かった奴に各自1000円な」
なんて会話が席の前の方から聞こえてくる。つまり彼らは私が自殺を試みるか学校を不登校になるまでは少なくとも攻撃するつもりのようだ。だが、かといって私にできることは何一つない。せいぜい、保健室登校に切り替えてあの人達と同じ空間に居る時間を減らすぐらいしかない。けど、彼らは多分そうしたら少しの出会える時間に何かをしてくるのだろう。私が彼らに何かをしたかとかではなくただ、彼らにとって面白いからでしかないらしい。
自分をゆっくり消していく。周りの事に思考も感情も使わない。ここに居るのは人形だ。そうやって自分を無くす。
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下校時刻だ。彼らはなぜか私の周りを囲っている。
「ちょっと来やがれ。」
「………用事があるのですみません。」
「あ?そんなの知るかよさっさと来い。」
「…………はい、分かりました。」
連れて来られた場所には、十人ほど男子がいました。
「お、連れてきたか。」
「じゃ遊ぶか!」
え?何で遊ぶというのでしょうか?
「今日はサンドバッグにしようぜ。」
「いやいや、びしょ濡れのほうが良いだろ」
まさか私?ハハハそんな訳ないですよね?
「ほんじゃあ、多数決にしようか。」
「俺サンドバッグ」
「うーんこっちはびしょ濡れで」
「なぁサンドバッグにしたあとで水かけてやりゃ良くね?」
「それ賛成ー」
「俺も!」
「じゃ、両方するか。」
え、そんなことされたら明日学校行けない。
「逃げられても面倒だから縄で縛るか?」
私は、本当に彼らの玩具なんですね。
「そうだな。手を後ろ手にして、足をポールに括り付けとこうぜ!」
「なら俺がする!」
身体が動けないようにと縛りつけられていく。縄はきつく結ばれ、それだけで若干の痛みをもたらす。
「よしよしいい感じだな。」
「じゃ殴ろうぜ。」
そう言って彼らは、素手で私を殴りだした。顔とかはあまり狙わずにお腹あたりを殴られる。段々と私は、吐き気をもようしてしまう。気が遠くなり、意識が飛びそうになると、殴るのを彼らはやめた。
「よしまぁ今日はこんなもので良いだろ。後は水かけてっと。」
水でびしょ濡れで寒い。けど縄が解かれないから動けない。
「明日はどうやって遊ぶ?」
「うーん火で焼くとか?」
彼らは、明日の私をどうやって傷付けるかで盛り上がっている。
「なら、焼いてそこにお湯をかけるとかはどうだ?」
「てか、無理やり薬でコイツを動けなくして液体に付けて放置とかどうだ?」
「なら、その液体を薬品にしないか?」
「うーんいや、水で良いだろ」
「俺も水でいいと思う。」
「薬品だと翌日とかエゲツないことになるから却下。」
「そうか、なら水にしよう。」
どうやら明日は、今日よりも悪化するらしい。
「さてとこのまま放置して帰るか。」
「了解、ならもう一回水かけてから帰る。」
縄解けないのにな。寒いな。
「さてと、明日来いよ?来なけりゃテメェの家に行って無理矢理連れてくからな。」
何故私の家を知っているのだろう?どこかでストーカーされたのかな。彼らは帰っていった。だが私は縄から抜け出せず、動けないままだ。一応足の縄さえ解ければ帰れるが、その縄すら解けない。
そうして長い時間を使い、なんとか解くことに成功した。外に出て時間を見ると、普段帰る時間から2時間以上経っていた。外には誰も居らずとても寒い。家に帰るまで30分程かかると考えるととても動きたくなく思える。それでも動くしかないから私は濡れたまま一人帰る。半分意識がぼやけながらも自宅に帰った。
風呂に入ると体のあちこちに出来た打撲傷がとても痛々しい見た目をしていた。
晩御飯は、食べる気がしなくて普段の3分の1程度しか食べれなかった。
勉強は昨日課題もしっかり終わらせたし、今の状態でする気も起きなかったため、今日はしないことにして、ゲームを始めた。




