おじいちゃんのおしごと
ひどい話なので、注意
おじいちゃんとおばあちゃんがいっしょにすむようになりました。
わたしは、まいあさおじいちゃんとおばあちゃんのへやにあいさつにいきます。
わたしがおはようというと、おじいちゃんはおはようといってくれます。
おばあちゃんは、なにもいってくれません。
おじいちゃんのおしごとは、しんぶんしをつなぎあわせることです。
おじいちゃんは、まいあさしんぶんをよんでいます。
おじいちゃんがしんぶんをよんでいるさいちゅうに、おばあちゃんがやってきます。
おじいちゃんがよんでいるしんぶんを、おばあちゃんがとります。
おばあちゃんは、しんぶんをびりびりにします。
おじいちゃんは、なにもいわずに、そのしんぶんをかきあつめます。
おじいちゃんは、かきあつめたしんぶんをてーぷではりあわせるのです。
それが、おじいちゃんのしごとなのだと、おばあちゃんはいっています。
わたしが、おじいちゃんのてつだいをしようとしたら、おばあちゃんにおこられました。
わたしはおばあちゃんがこわいです。
わたしは、おじいちゃんがしごとをしているよこで、えほんをよむことにしました。
よめないもじがあったので、おじいちゃんにきいたら、おばあちゃんにおこられました。
おばあちゃんは、おじいちゃんのしごとのじゃまをするなといいました。
おばあちゃんは、おじいちゃんのところじゃなく、わしのほうにきなさいといいました。
わたしは、おばあちゃんがこわいので、いやだといいました。
おばあちゃんは、おこってわたしをたたきました。
よくわからないことをいって、わたしをたくさんたたきました。
かみのけをはさみできられたので、こわかったし、かなしかったです。
かいものにいっていたおかあさんがかえってきて、わたしのかおをみて、びよういんにつれていってくれました。
そのあと、わたしはおとうさんとりょこうにいくことになりました。
わたしはりょこうがたのしかったです。
おかあさんもいけばよかったのにとおもいました。
いえにかえると、おかあさんとおじいちゃんがいました。
こわいおばあちゃんはいなくなっていました。
わたしは、まいあさおじいちゃんのへやにあいさつにいくようになりました。
わたしがおはようというと、おじいちゃんはおはようといってくれます。
おじいちゃんは、おしごとをしなくなりました。
おじいちゃんは、おしごとのかわりに、わたしとおしゃべりをしてくれるようになりました。
わたしは、おじいちゃんとおしゃべりをするのがだいすきなので、もうおしごとはしてほしくないとおもいます。
でも、もしおしごとをするのなら、わたしはいっしょうけんめいおてつだいをしようとおもいます。