表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

ショートショート12月~2回目

おじいちゃんのおしごと

作者: たかさば

ひどい話なので、注意

 おじいちゃんとおばあちゃんがいっしょにすむようになりました。


 わたしは、まいあさおじいちゃんとおばあちゃんのへやにあいさつにいきます。


 わたしがおはようというと、おじいちゃんはおはようといってくれます。

 おばあちゃんは、なにもいってくれません。


 おじいちゃんのおしごとは、しんぶんしをつなぎあわせることです。


 おじいちゃんは、まいあさしんぶんをよんでいます。

 おじいちゃんがしんぶんをよんでいるさいちゅうに、おばあちゃんがやってきます。


 おじいちゃんがよんでいるしんぶんを、おばあちゃんがとります。

 おばあちゃんは、しんぶんをびりびりにします。


 おじいちゃんは、なにもいわずに、そのしんぶんをかきあつめます。

 おじいちゃんは、かきあつめたしんぶんをてーぷではりあわせるのです。


 それが、おじいちゃんのしごとなのだと、おばあちゃんはいっています。

 わたしが、おじいちゃんのてつだいをしようとしたら、おばあちゃんにおこられました。


 わたしはおばあちゃんがこわいです。


 わたしは、おじいちゃんがしごとをしているよこで、えほんをよむことにしました。

 よめないもじがあったので、おじいちゃんにきいたら、おばあちゃんにおこられました。


 おばあちゃんは、おじいちゃんのしごとのじゃまをするなといいました。


 おばあちゃんは、おじいちゃんのところじゃなく、わしのほうにきなさいといいました。


 わたしは、おばあちゃんがこわいので、いやだといいました。


 おばあちゃんは、おこってわたしをたたきました。


 よくわからないことをいって、わたしをたくさんたたきました。


 かみのけをはさみできられたので、こわかったし、かなしかったです。


 かいものにいっていたおかあさんがかえってきて、わたしのかおをみて、びよういんにつれていってくれました。


 そのあと、わたしはおとうさんとりょこうにいくことになりました。


 わたしはりょこうがたのしかったです。

 おかあさんもいけばよかったのにとおもいました。


 いえにかえると、おかあさんとおじいちゃんがいました。


 こわいおばあちゃんはいなくなっていました。


 わたしは、まいあさおじいちゃんのへやにあいさつにいくようになりました。


 わたしがおはようというと、おじいちゃんはおはようといってくれます。


 おじいちゃんは、おしごとをしなくなりました。


 おじいちゃんは、おしごとのかわりに、わたしとおしゃべりをしてくれるようになりました。


 わたしは、おじいちゃんとおしゃべりをするのがだいすきなので、もうおしごとはしてほしくないとおもいます。


 でも、もしおしごとをするのなら、わたしはいっしょうけんめいおてつだいをしようとおもいます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 達成感無料のオリジナルジグソーパズルかな〜……。 [一言] 『お爺さんがまだ読んでる途中でしょうがー!!?』
[一言] いつものおばあちゃん……。 そして、このパターン。もう、察し、ですね。
[良い点] オワー! ゲロクソ話。なぜ暴力をふるうなし [気になる点] 新聞つなぎが謎ですね [一言] 旅行代金がかさむかさむ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ