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魔王Lv.1-今日から世界は僕のモノです-  作者: 有邪気
第一章 来たる終焉
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終焉の15【淫夢魔】Lv.1

 マナだった巨大な卵が大地に落ちてその姿が明瞭となった瞬間、大志は糸が切れた様に倒れ込み、元の普通の人間の姿へと変化した。


 大志が倒れたせいか、それまでその場を支配していた狂気や狂気を誘う悍ましい雰囲気はなりを潜め始めた。


 マナを包む巨大な卵は膨大な触手を巻き取り凄まじい密度に圧縮されているためか、回転によって削られた大地と落下時のアスファルトの大きなひび割れが見るからにその物体の硬さと重さを物語っている。


 エジスンは卵の破壊とマナの死体から魂を取り出しを試みようとするが、少し調べると自らの爪でも傷がつかない事から普通の方法での奪還を保留する。


 そこで全ての問題を一気に解決すべく、脅威が去った事を確認する様に辺りを見回してから再び諸悪の根源たる大志に目を向けた。


「やってくれたな…化物め。お前のせいで供物が手に入らずに俺はあの暴君に殺されるかもしれない。だがお前を殺せば或いは、魂は戻ってくるかも知れん。そのままゴミムシの様に動かずに黙って命を差し出すといい。」


 大志はピクリとも動かず、死んだ様に大地に体を預けてしまっている。


 エジスンは大志が動けない事に確信して、地面を揺らしながらゆっくりと大志へと近づいていく。


 エジスンは大志の側まで近寄ると、腕を振り上げ爪で切り裂き確実に大志を殺しせる体勢をとった。


「あの人間のメスと同じ様にお前も死ね。死んで我らの糧となるのだ!」


 まるで処刑台の上のギロチンの様に、死をもたらす絶望的な攻撃。


 エジスンの腕は勢いよく振り下ろされ、その爪が大志の体を切り裂かんとした次の瞬間、エジスンの右手の手首から先が消え失せた。


 いや少し正確に言えば、その右手首から先の部分は何者かによって断頭台で首をもぐ様に鋭利な刃物で切り飛ばされたのだった。


 突然の悲劇にエジスンは再び悲鳴をあげてしまう。


「う……ああああああああああああ!!!お、おれ…おれおれおれおれの腕がぁああああああああ!」


 生まれて初めての激痛と体験に思わずエジスンは倒れ込み、自らを容易く傷つけた攻撃の主に長い首を地面に伏せながら顔だけを向けた。


 先程まで沈黙していた巨大な卵から紅くしなりのある長い刃が飛び出していた。


 その刃はゆっくりと卵の中へと戻ってゆき完全に卵の中へと収まると、ガチガチに巻きついていた触手が解けてゆき、まるでスピードカメラで花が咲くのを見るように巨大な卵が花開いていった。


 中からは先程まで致命傷により肉体がズタボロになっていた筈の夜野マナが生きた姿で顔を見せた。


 しかし顔は間違いなく夜野マナその人であったが肉体は明らかに人間のそれとは別物で有り、服を身に纏っていないが故にその異様さを際立たせていた。


 太ももの半分より下は偶蹄類を思わせる足が付いており、紅く長い爪と縦長の瞳孔、口からは鋭い牙が顔を覗かせ、獰猛な草食獣を彷彿とする二本のツノが生えていた。


 異形に変身して蘇ったマナは、先程まで死んでいたとは思えぬ程堂々とした立ち振る舞いで、ゆっくりとエジスンに近付いていく。


 その姿は異形で獣の姿が混ざった化け物である筈なのだが、元のマナが発育の良い少女であった事と裸である事を加味しても、異様な程に扇状的で美しく男の情欲を激しく掻き立てるものであった。


 エジスンも元人間の別種族である筈の異形の少女の姿に一瞬釘付けになってしまい、先程切断された筈の腕の痛みも忘れてしまう程だった。


 やがてマナがエジスンに手が届くほどにそばに寄って行く。


 エジスンはまだあどけなさすら見え隠れする他種族の少女が近くに来た事に大きく動揺し鼓動が五月蝿いくらいに高鳴っていった。


「……どけ。」


 マナは小さく呟くと同時に自らの二十倍以上の体格差がある筈のドラゴンの肉体を乱雑な蹴りでぶっ飛ばしてしまった。


「ぐほぉあ…!」


 腹部にモロに訳が分からないくらい重たい蹴りを不意打ちで食らったエジスンはなす術もなく、反対側のビルディングにまで吹き飛ばされ激突した。


 マナはエジスンが激突したビルと共に崩れ落ちるのを確認した後、急いで大志の元へと駆け寄り恭しく抱き上げ、命に別状がないかをよく観察した。


 骨が何本か折れている様だが命に別状はない様子だった為、マナはホッとため息をついて安堵した。


「…………あ。」


 そこでようやく自分が一糸まとわぬ姿であると知り、抱きかかえる大志とラウンドアバウトの向こう側で無様な醜態を晒す龍を交互に見比べて思案する。


「マオに見られるのは良いけど、アイツにまで見せてやる必要は無いか……。」


 そう言って指を鳴らすと、マナの腰まである長い黒髪がまるで生き物の様に蠢き、色を変え、服を形作ってゆく。


 それでも露出が多く、大事なところ以外が隠れておらずひらひらとしていた為、先程までと変わらず見方を変えればより扇状的ですらあった。


 エジスンは瓦礫を吹き飛ばして立ち上がり、目の前の新たな脅威に対して臨戦体勢をとる。


 マナはエジスンが立ち直った事を確認すると抱えている大志を地面に丁寧に寝かせて、大志とエジスンの間に割って入り、大志を守る様にエジスンに対峙した。


 エジスンは獲物を狩る獣の様な低い姿勢でマナを見据えて観察する。


 マナの内包する魔力が凄まじく強大であり先程まで死んでいた筈の人間とは別物である。


「き…貴様は何者だぁ!」


 エジスンの問いかけにマナは僅かな思案の後に酷薄で淫靡な笑顔を浮かべながら丁寧に答えて見せた。


「私はマオ様の忠実なる僕……マオ様の情欲を満たす為の性奴たる淫魔でありマオ様に安寧の夢をお届けする夢魔。私はマオ様にただただ許しを請い隷属する者。さしずめ淫夢魔(リリム)の夜野マナと言った所かしら。」


「……リリム?」


 エジスンは全く聞き覚えのない種族名を聞かされて困惑していた。


 彼が不勉強なドラゴンである事も事実そうであるが、これだけの力を持つ存在が属する種族がとても無名の存在であるとは考えにくく、逸話や伝説、風の噂を耳にしていても不思議ではない。


淫夢魔(リリム)なんぞ聞いた事もない…。ただの人間が多少強くなって意気がっているだけだろう?先程までは油断してたが、俺の腕を切断した代償は高くつくぞ?油断なく貴様を殺してやるぞ?人間がぁ!!」


 エジスンは深く思案したが明確な結論を得られず、自分の都合の良い解釈をした。


 だが少なくとも腕を切られた事は確かである。


 生き残って龍族の里へ帰れば切られた部分の再生は容易であるが、エジスンはマナを少なくとも自分を害することの出来る敵対者として目の前の異形の少女の危険度と強さの認識を上方修正する。


 エジスンは低い姿勢から四足獣の様にマナに素早く飛びかかり、残った左腕を振りかぶって自慢の爪でマナに切りかかる。


 マナはエジスンの攻撃を認識すると素早く自らの手の全ての赤い爪を一メートルほどにまで伸ばしてエジスンの巨大な龍の爪を受け止める。


 しかも片手の爪のみを使ってである。


「何ぃ!?」


「油断しないんじゃなかったの?」


 そう言うとマナはエジスンを自らの空いた左手の爪で切り付けた。


「いっっでぇえええええ!」


 エジスンの胴体に並行で美しい五本の赤い線が刻まれた。


 怯んだエジスンにすかさず追撃を行い、エジスンの体を何度も切り裂き続ける。


 エジスンは痛みに苦しみのた打ち回りながら必死でマナの猛攻から距離を置く。


「逃がさない。」


 マナは更に追撃するべく、エジスンに追いすがり伸ばした右手の爪を一つにまとめ上げ一本の剣のように変えて斬りかかる。


「こっちに来るなぁ!」


雷龍の中位魔法(ヴォルキロノ)爆裂波動(エクスパードサージ)


 エジスンは体全体から雷の衝撃波を繰り出し追い縋るマナに確実に電撃を加えた。


 マナもさほどのダメージは無かったが突然の電撃を近距離で食らってしまった為、身体が痺れて上手く動かず、後退してエジスンから少し距離を置く。


 エジスンはマナのその動きを見逃さなかった。


 エジスンはとっさに魔法ではなく、素早くノータイムで打ち出せる龍の息吹による電撃で追撃する。


雷龍の息吹(ヴォルブレィズ)


「うっ…くはぁっ!」


 マナは咄嗟の反応が遅れてしまい、電撃の直撃を食らってしまう。


 先程まで軽かった痺れがより強くなり、マナの身体は強く痙攣してまともな動きが困難になってしまい地面に膝をついてしまう。


 それを見たエジスンは勝利を確信し愉悦の笑みを浮かべて動けないマナを下卑た声で蔑んだ。


「ハハハハハ!分不相応な身で力を振りかざすからそうなるのだ売女が!我々と貴様では種族としての格が違うのだぁ!」


 それを聞いたマナは静かにエジスンを見据えながら質問した。


「格が違う?私は貴方より下等な種族と言いたいの?」


「ああ、そうだ!我々は誇り高き上位種族、ドラゴンだ!」


「っぷ、ふふ…。」


「……何がおかしい?気でも狂ったか?」


 自分が優位である筈なのに敵が笑っている事にエジスンはイラつきを覚えたがこの時は冷静だった。


 しかし、次に言ったマナのセリフにエジスンはブチギレた。


「いや、裸の私に触られただけで興奮する童貞臭いドラゴンが上位種族だなんて笑っちゃうでしょ?」


「〜〜っ!?」


 エジスンはドラゴンとしてだけでなく男としての自尊心を深く傷つけられ、完全にブチギレてしまい頭が真っ白になってしまう。


「『雷龍の息吹(ヴォルブレィズ)』!『雷龍の息吹(ヴォルブレィズ)』!『雷龍の息吹(ヴォルブレィズ)』!『雷龍の息吹(ヴォルブレィズ)』!『雷龍の息吹(ヴォルブレィズ)』!!!」


 おもむろに何度も痺れて動けないマナに対して電撃を加え続けた。


 マナは繰り返し電撃を受けた事で痙攣以外の動きはなくなり、声を出す事もなくなってしまった。


「ハァ…ハァ…ハァ…誰が童貞だ?倒れて動けねぇのはテメェの方じゃねぇかアバズレが!」


 とは言えここ迄マナを追い詰めはしたものの彼女はまだ死んでおらず、エジスンは精神的な疲労もさる事ながら魔力も少なくなってきていた。


「もう面倒だ!コレをやると一時間は動けねぇが仕方ねぇ。最大出力でお前を葬ってやる。」


 エジスンは大きく天を仰ぐ様に空を見上げて口をめい一杯に開いて見せた。


 口の横に生える大きな牙状のツノから電流を迸らせ、開いた口の真ん中に球電現象を発生させる。


 全身から集まってきた魔力と電気で徐々に球電は大きくなって行き最終的には眩いほどに光り輝き始め内包するエネルギーの密度と強力さを物語っていた。


雷龍の上位魔法(ヴォルメガノ)最強化(イクスヴァンド)咆哮砲(ブレィズカノン)


 眩いほどの巨大な球電がエジスンの口から放たれ、マナに向かって一直線に襲いかかって来る。


 攻撃が直撃する間際、エジスンは地面に伏すマナの口元に笑みを浮かべた様に見えた。


「なに?」


 だが真偽を確かめる間もなく電撃はマナに直撃する。


 エジスンがありったけの魔力を込めた魔法はマナが立っていた場所で爆発が起き、四方八方に火花が飛び散り帯電、帯電した街灯や信号機などの機械は次々と爆発、炎上、破壊されてしまった。


 それを見たエジスンは攻撃を受けたマナも高圧電流の熱により体を瞬時に焼き尽くさたと強く確信した。


「っふ、ハハハハハハハハ!これで貴様の魂は我々の供物となったのだ。光栄に思うが良いわ下等種族が!ハァーハハハハハ!」


 目障りな獲物の始末、傷つけられた自尊心の回復、そして必要分の供物の確保、これらの問題を解決でき命も繋げたと安堵したエジスンは喜びの絶頂に震えた。


 その余韻は再びエジスンを油断させた。


 着弾地点を中心とした帯電は、勢いを衰えさせる事なくバチバチと火花を散らし続けている。


「ハハハハハ……は?」


 流石のエジスンもコレはおかしいと気がつき不安と焦燥感が蘇る。


「何だ?どうした?いくら俺の魔法が強力だからと言って魔法の影響がここ迄残り続けるのはおかしいぞ!?」


 そう言った継続的に発動状態を維持する魔法はあるが、今回エジスンが繰り出した魔法は一撃必殺であり、ここ迄継続した発動状態を維持するには根幹となるエネルギーたる魔力が明らかに不足していた。


 エジスンが電撃の中心を目を凝らして観察するとその奔流の中心に人型の存在が堂々と立っている事がわかった。


 その人物は先程エジスンが電撃で焼き尽くした筈の人間の雌、淫夢魔の夜野マナだった。


「て、テメェ!どうやって生き残った!?」


「どうやって?こうやってだよ……ふぅ〜!」


 そう言ってマナが息を噴き出すとそこら一体に甘い匂いが充満する。


 エジスンはその匂いを嗅いでしまい恍惚として戦意を削がれそうになるが意識を強く持ちかぶりを振って耐えた。


 しかし、エジスン以外の生物はそうは行かなかった様だ。


 周りにある街路樹達は異常な成長をして地面から根っこが突き出してエジスンの体に勢いよく絡みつく。


「なっ!?」


 更にそこらじゅうに存在する街灯の残骸や電線、ビルの中にあるコンピュータや電気製品から電気が流れ出し、マナの元へと集まり出す。


「お、お前…お前は一体何をしているんだ!?」


 エジスンは巻きついた木の根を振り解き必死で抜け出そうとするが、体に力がうまく入らず引きちぎるどころか身動きも取れない。


 意味の分からない恐ろしい光景と拘束されてなす術がないエジスンはただただ恐怖してマナに向かって吠えることしかできない。


 それを見たマナは満足そうな笑みを浮かべて答えた。


「何って?簡単だよ。全て私に付き従わせているだけ。」


「付き従わせる?」


「私にはマオ様から授かった二つの力がある。一つは自分の体を自由に変化、変身させたり幻覚を見せる力。『絶対変幻』」


 エジスンはそれを聞いて先程迄、自らの爪を鋭く硬く伸ばして操るマナの姿を思い出した。


 あれはその力だろう。


 だがその力が電流や草木を操る事が出来る事の説明にはならない。


「そう、あなたを縛る木の根や電気を操っているのは私のもう一つの力、『絶対魅了』。その権能は魔力が宿ったり命を宿す存在を私に惚れさせて操る力。」


 草木は当然命が宿る、だが電気に命は宿らない。


「その力がお前が電気を操る答えにならねぇよ!その電気に見える光で、ハッタリか幻だ!」


「魔法…。」


「は?」


「魔法には魔力が宿る。今そこらじゅうの電気を集めてくれているのは普通の物理現象じゃなくあなたが私に撃ち込みまくった電気の魔法。私はそれらを魅了して操っただけだよ?」


 事もなげにマナはそう言い放った。


 理屈は通るが要するにマナは他者の放った魔法の主導権を奪い別物として操っているという事である。


 それを聞いたエジスンは意味が分からず唖然としたが、すぐさま冷静さを取り戻す。


「だ、だがなぁ俺はサンダードラゴン。例えそれが本物でも電気に耐性が有る俺には通じないぜ!残念だったなぁ、その電撃で俺が死ぬ事はねぇって事だ!」


 電気を操る生物が電気に耐性を持つのは当然の理屈である。


 但し耐性というものは絶対ではなく、世の理には必ず上限というものがある。


 つまりエジスンの電撃耐性にも上限が有り、マナはそれを何となく察していた。


 だから集める。


 集めさせる。


「い、いや……だから俺はどんなに強い電気に晒されても…」


 街の電気、電線や変電所を通じてアージャ州や周辺の発電所からも引っ張り出し、更にはエジスンの体内で作り出すサンダードラゴン特有の発電器官の電気までマナの元へと集まり出した。


「お、俺の電気が!?」


 付近の幾つもの発電所が異常稼働により緊急停止とショートを繰り返し、アージャ州全体が大規模な停電に陥った頃、マナが操る電気は一つにまとめ上げられ、ラウンドアバウトの上空全体を多い尽くす程の巨大な電気の塊へと成長していた。


 膨らんだ電気の塊を見たエジスンは、それが自分を殺すのに十分な威力を持っていると悟った。


 分かってしまったらもう止められない。


 エジスンの中にある本能が現実に迫った死に恐怖して絶望が大きく膨らんでゆく。


「や、やめろ…。やめてください!お願いします…何でもしますから!あなた様に忠誠を誓い、奴隷として生涯尽くし奉仕すると誓います!だから助けてぇ!!!」


 恥も外聞もない。


 自分が下等種族と言って見下した相手に無様に命乞いをして隷属の懇願をするエジスンの姿は、上位種族ドラゴンの威厳などかけらも感じられなかった。


 マナは酷薄に笑いエジスンに告げた。


「じゃあ私の奴隷に最初の命令です。……死ね。」


 マナが手を振り下ろすと電気の塊がそのまま縦方向に伸びてゆき、巨大で極太の雷としてその場に落ちた。


 通常の雷を優に越える衝撃音がアージャ州全体に響き渡り、雷の熱によって生じた衝撃波の余波がシェオル大陸全土で観測された。


 エジスンは膨大な電撃の奔流、その眩いばかりの光に包まれて、その肉体は一瞬で焼き尽くされ苦痛を感じる間も無く絶命した。

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