食人種(?) その、2
翻訳機を使う外国人です。
少しおかしくてもご了解お願いします。
口は笑っているが目は全然笑わないニーナの表情。 微弱な温もりと巨大な寒気が入り混じっているような奇妙な表情に私の背筋がぞっとする。
「あの..ニーナ..様..? 一応落ち着いて...」
「今落ち着いてる?何がそんなに怖いの?!」
え?怖い?
だからあの子は今、私に恐怖を感じ、あんな行動をするという意味なのか。
そう考える暇もなく,ニーナは何も言わずに私を殴った.
「まさかお前本当に息子がありがとうと言うと思ったのか。 一体お前の頭はどうなってしまったからそんな考えができるの..?」
『じゃしょうがない。私が人を見ないで一人で暮らした歳月がどれくらいになるの?』
私があらゆる不平を言っている間,ニーナが子供を抱きしめて励ますのを見ることができた.
あいつ、よく怒鳴りつけるし、人の家にやたらに殴り込んできては、目に見える食べ物は全部奪うくせに…。
「レックス!」
「四つ!しばらく他のことは考えていましたが、決して他人の家に押しかけて迷惑をかけるとは思いませんでした!」
「何言ってるの…?いいから一応ある程度落ち着かせたからこの子はお前が責任持って誤解も解いて親に持って行ってあげて」
「うん?」
これはまた急に何の音だ...
子供を連れて行くのは知らないが、長い歳月を山の中に閉じこもった私にここを去れと?!
あの角の生えた蛇め、まさかこの機会に俺をここから追い出す気か…?
一気に親を探すわけがないから、その隙に私がこの山を手に入れようとする下心ではないよね…?
「なぜできないの…?」
「でも… あの...私がここで暮らした年月がいくらなの..」
「それはこれと何の関係があるの?「見たところ、これはあなたが連れてきたようだが、それじゃあ、あなたがちゃんと元の場所に戻さないと、それともあなたがこの子でも育てようか。」
正論だ
過程や動機はどうであれ、子供を川から救い出したのは私であり、子供の傷に治癒魔法をかけたのも私だ。
一度救った命だからどうせなら最後まで責任を取るようにしよう。
『ところで.. 私がうまくできるかな..? そして変にムカつく.. そのあざ笑う言い方…』
「何を考えているのか全部見えて…」
へえ、あの蛇2年… 訳もなくこんな時だけ感がいいんだから。
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いずれにせよ、人食いモンスター騒ぎは無事幕を閉じることになった。 しかし、まだ私が怖いのかと子供はニナにぴったりついて離れない。 私が人食いモンスターという誤解はとっくに解いたのに、どうしてだろう?
深い山奥の一日は今日も過ぎ去り、いつの間にか夕焼けが空を赤く染める。
今晩のメニューは干した魚を入れて煮たシチュー。
私は昨夜沸騰したスープが日光に襲われたが,ひっくり返って仕方がなかった.
魚の骨を入れて沸かした水に風によく乾いた魚の身を入れ、ニーナが持ってきた山菜を入れて香りを加える。
しばらくしておいしそうなにおいがし始めた.
子供も鍋から目を離せていないよ。よだれまで流しながら。
私一杯赤ちゃん一杯...
「ちょっと待って、どうして私の器だけがないの?」
「良心なんてないの?」
至極当然であるかのように、自分が食べるだけのシチューを出せと主張するニーナ。
そしてそれをクールに噛んでしまうあの...
私の2ヵ月分の食糧を、あいつがみな食べてしまったのが一昨日だ。
『食べ物に対する恨みは恐ろしいものだよ。二ーナちゃん?』
熱いのか隣で目を輝かせながらシチューをすくって食べる子供を見て、ニーナは叫びようとした自分の口をふさいだ。
『お前..後で見ていて...』
と彼女のまなざしが物語っていた。
夕食を食べ終わった後、子供の横に横になって彼を寝かせてあげるニーナ。 子供の背中を軽くたたきながら微笑む彼女の姿を見ると、ほほえましい気がする。
私は子供が完全に眠っているのを確認したら,ぱっと立ち上がって私を見た.
「これからどうする?」
「どうするかっていうと、子供は当然もとの場所に戻さなければなりません。」
「どうやって…?よそ者は言葉も生活方式もあなたとは全く違う. それでも君は子供を無事に戻す自信があるの?」
正論だ。
昼間も経験したが、言葉が通じないというのは単純な不便を超え、良くない誤解を招きかねない。
私一人なら自信がないが幸い私には通訳者がいる.
「もちろん自信ある! 君がいるのに私が何の心配をすると思う?」
「どうしてお前を助けてくれるの?」"
自信あふれる私の言葉に反応して帰ってきた限りなく冷たい返事...
頭をまっすぐに上げて私を見下ろしてあざ笑うようなニーナのその憎らしい表情...
『食べ物に対する恨みは恐ろしいものだ, 馬鹿だ...』
濃く垂れこめた闇, 静かな寂寞...
何も壊れてないよ
私たちは何も言わなかった.
それでも彼女の声は風の音とともに私の耳元ではっきりと聞こえてきた.
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川から子供を救い出してすでに1か月が過ぎた.
これまで、ここの生活に完全に適応したのか、今は自宅周辺の森を歩き回ったり、川辺の浅瀬で飛び跳ねながら遊ぶのが、彼女の日常となった。
そして、あの角の生えた白い蛇を「ママ」と呼びながらよく従う。
でも、最初はただ怖がっていた私にも、徐々に抱いてきたから、そのまま通り過ぎよう。
私の膝の上に座ってうとうとしている子供の首振りで子供の茶髪がうろうろしている。
『あ...本当に可愛い... このままもう一ヶ月も経ったら、私も「パパ」と呼んであげようか?』
ううん, こうしちゃ駄目だ。
首を左右に振ることで、思い通りにほどける私の顔面の筋肉をつかむ。
『しっかりしろ、レックス! 今この時間にもこの子の親は切なく探している!!』
大きく一度深呼吸をすることで心を引き締めて顔を上げて授業に集中する。
すっかり忘れていた事実だが、ニーナはドラゴンの神と呼ばれるほどすごい方だ。
-普段は絶対そう見えなくて問題だけど···-
そんな彼に、私はワイバーン2匹を与える見返りとして、外の人間世界の文化と言語を習っていた。
まず、子供を帰らせるためにはニーナも一緒に行くことにしたが、もし自信がない場合に備えるためだという。
一刻も早く子供を親の元に返すために1ヵ月間の速成過程を経て、発音も下手でありぎこちないが、それでもこの程度なら対話に大きな問題はないということだ。
「うむ、もう君は学ぶことがない。下山を下山してもいいのじゃ.」
「何言ってんの、つのが… 似合わないなぜ格好をつけるの?」
「今、何て言ったの?」
全身が凍りつくような冷たくて冷たい微笑...
「教えて...忘れません。」
ごまかすように答えた私はあわてて家の中へ入った.
急に入ってきたせいか、よく眠っていた子が目をこすりながら立ち上がった。
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レックスの後ろ姿を見ると急いで伸びをした.
「あ、そうだ!」
しばらく呆然として席から立ち上がったニーナは何かを思い出したように,すぐにレックスの家に入った.
壁越しに明るい笑顔や話し声が聞こえてくる。
「それで二ーナがその大きなワイ今度の足を一口でそのまま...」
「何だ?二人で何か面白い話を…」
「あ...二ーナ...様...?」
「ママ!」
この上なく純粋な声で私を呼ぶ子と
張り切った声で自分を呼ぶ馬鹿みたいな奴。
「そうだ。。お前らどうしで私の悪口を言ったら面白いみたいだね?」
「いや、ニーナ様? これが…だから… 子供がよく眠れなさそうで…」
彼は必死に弁解するレックスを目にすると,私はこぶしをぐっと握りしめて冷ややかな笑みを浮かべた.
「ニーナ様…?」
その不吉な話はレックスを説得する機会にさえ与えなかった.
「ひぃっ!」
すっかりおびえた彼に彼女は一抹の慈悲もなくこぶしを振り上げる。 レックスはニーナのパンチで遠くへ飛んでいった.
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夜が明けると、私たちはついに子供を親の元へ送るための旅行に出かける。 家を出る前に、もし忘れ物はないかもう一度調べてみる。
保存食として食べる干物やジャーキー、襲撃に備えた武器。 必要なものはすべてそろっている。
「ううん、お母さんどこ行くの?」
子供もタイミングよく起きてくれたおかげで無理して起こしたりなだめたりする手間が省けたよ!
「君の家に行くよ。本当にママと幸せにならないとね。.」
目をこすりながら歩いてくる子供を抱きしめてニーナが言った.
私には常に迷惑をかけ、ともすれば殴る蛇だが、珍しく悲しい目つきをしていた。
ニーナに抱かれるやいなやまた寝たから子供が彼女の言葉を聞いたかも知れないが...