準備万端
思い出した。
私は準備万端な女だった。
ここで重要なのは「用意周到」ではない、「準備万端」だということ。
それはやっぱり前回の通り、自信のなさ、から発動されること。
実は明日、おつかいで初めてのところへ車で行くわけです。
それで、地図で場所を確かめて簡単だと思いつつも、予行練習でドライブしてきました。
なんたって昨日、家の近所のスーパーへ行くのに、うっかり曲がる道を一つ間違えたら迷子になったもので。
ひどい方向オンチなので、自分でもあり得ないと思うところで迷うわけです。
方向オンチのドライバーの方なら解っていただけると思いますが、迷子になると冷静な顔をしていても気持ちは少々パニックしてます。ちょっと路肩に停めて、地図を確認・・・なんて出来ないのです。
そして、キョロキョロと知ったところに出ないか、知った道路の看板が出てこないかと思いながら、ノロノロと走り続けて更に深みにはまっていきます。
そんなことになったらいけない大人なので、私は今日、事前に道と駐車場の確認をしに行きました。
大丈夫、迷わず往復で来た。
これで心の準備は万端です。
あとは明日忘れ物せずに行くこと。
そうそう、私は子供のころからそういう人だった。
専業でお家にいるようになって2年ちょっと、すっかり忘れていたけれど。
翌日の教科書をランドセルに準備する。
明日職場に来ていく服を頭の中で決めておく。
重要な外出先には事前に行っておく。
などなど、自分が何かスタートする前に慌てないための準備、を万端、にする。
そうしないと、普通の人に追い付けない。
のんびり屋なのです。
行動をスムーズに、思い通りに運んで行ける、世渡り上手な「用意周到」な人にちょっと憧れます。