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あの日、俺の親友は…
「うわああああ!!」
俺は血のついたナイフを見て凄いパニックに陥った。
ナイフを持ったそいつが口を開いたのを見たら、本当に怖くなって、何かを聞く前にと走り出したんだ。
「おいっ、待てっ!」
後ろから追いかけられているのが分かった。
とにかくがむしゃらに走って、走って、走って、
キィーーーー…
「え…」
パァんと耳元でおとがして、身体が一瞬にして痛くなった。
慌てて飛び出した俺はトラックに引かれたんだ。
しかも、ナイフのやつの共犯者の運転するトラックだった。
「見つからないように…」
そういうような会話を聞いたところで意識はブラックアウト。
起きたら、この国だった。
「は…、おま、え」
「俺は行方不明なんだろ?やっぱり〝遺体〟は見つからなかったか。」
俺、殺されたみたい。もう戻れねーわ。




