親友は神の使者らしい
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「え、えええっと、こ、ここは」
「我をそうやって惑わそうとしても無駄だ。誰もそのような安い演技に騙されぬ。」
後ずさりした俺に改めて剣先を添える。首すじの感覚で当てられているのがよくわかる。
「貴様は隣国レスパスの間者であろう。つい先日に失敗したのをもう忘れたか。我が国にその手はもう効かぬ」
ええええええ。
いや、レスパスて何?!
確かに俺この国のやつじゃないけど…
ていうかここどこ?!
「あ、あああの国王陛下」
このひと国王であってるよな!?
「か、勝手に立ち入ったことは、お詫び申し上げます。し、ししかしですね、」
俺は慌てながらも両手をあげ謝罪した。
「お、俺は何もこのあたりのことを知らなくて、え、えっとここは日本ではありません…よね?」
「ふざけておるのか!そのような名は知らぬ!」
ここは神聖なる国オロレグノだ!!
…どこだよ!!知らねえよ!!!
その時俺は今度こそ死ぬかと思った。
「なんだ、その顔は。」
混乱しているのが伝わったからか、国王は警戒しつつもおれの顔をまじまじと見つめた。
できれば剣先はどかして欲しかった。
「貴様、まさか本当にオロレグノを知らぬか。」
「は、はいあの」
「そしてここに現れた。」
「あの」
「では、貴様が神の遣わした使者か!!」
勇者よ!待っておったぞ!!
さらにおれは混乱した。




