1/12
俺の親友は帰ってきたらしい
名前:西森直樹
性別:男
職業:高校一年生
某月某日月曜日、通学路にて
1年行方不明だった親友に会った。
「やぁ、久しぶりだね直樹。」
「は…!?え、お前…朔夜か!?」
名前:河内朔夜
年齢:俺と同じ
職業:行方不明者(記録:1年)
特徴:(認めたくないが)イケメン
「お前…1年もどこ行ってたんだよ!?親父さんすげー心配してたんだぞ!?それにお前…」
俺は朔夜の胴体に目線をやった
「なんだよ、その筋肉?!ひょろひょろだったお前どこ行った?!」
「ごめんよ、心配かけて。うん、反省してる。
あぁ、これ?この筋肉は…
職業柄?」
朔夜は1年前と変わらず爽やかに笑いながら謝り(かつてその笑顔で女子の視線をあつめていた )、筋肉の説明を……ん?
「いやいや職業柄ってなんだよ。いらねーよ、少なくとも学生には」
「そっか、言うの忘れてたもんね」
朔夜は手をポンと叩いて(今隣通った女子がかっこいいと呟いた)思い出したようにいった。
「俺、こないだ勇者になったから」
名前:河内朔夜
職業:行方不明者改め勇者
俺の親友は知らない間に勇者になっていたらしい。




