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SHORTで、俺。  作者: SIN
小学校 中学年

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三つ編み

 良く人形遊びをしていた俺は、編み込みは出来なくとも、三つ編みなら出来るようになっていた。

 それを知っていた姉は、ある時不意にこう言った。

 「三つ編みして」

 まさかそんな事を言われるとは思っていなかったのでビックリしたが、長女の言う事である、俺に拒否権などない。

 仕方なく人形を手に姉の前に座り込み、三つ編みを披露した。

 出来た三つ編みを見せた所、

 「うん。やから、三つ編みしてって」

 と、背中を向けられた。

 え?

 そう言う事!?

 そう言う事なら、人形の三つ編みを始める前に言って欲しかった!

 既に2つ括りになっている姉の髪を掴み、三つ編みを始めると、

 「左右対称にしてや」

 とか、

 「緩めに編んで」

 と、追加注文があったので、出来るだけ急ぎながらその通りにやった。

 それは朝の、登校前の慌しい時間の事だった。

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